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最近standfmで全体的にライブコメントが減ってる件について考察(いまスタエフで起きている文化摩擦、ライブにコメントするときの留意点)

最近スタエフでたびたび耳にする「△の影響でライブコメントが全体的に減ってる」という風説について、事務用たんぽぽの考えをまとめるよー。

△の影響でスタエフ全体のコメント量が減る理由としては「暴露系配信で発生したアンチ避け」と「△が持ち込んだスタエフ外の配信文化」のふたつの論点がありそう。以下それぞれについて考察!

おなじ内容を音声配信でも収録したのでよかったらどうぞー
https://stand.fm/episodes/6395dd68d9f88c290f6c2d9b

暴露系配信に関連するライブコメント控え

  • コメントをすると枠主のアンチに目をつけられるから

  • コメントをすると自分のアンチが枠主に目をつけるから

同時閲覧数100人くらいと言われてる△ライブのリスナーのうち一部は△を監視しているアンチ勢だろうと思われます。△ライブのコメント欄にコメントを投稿すると、匿名アンチレターが届くようになるという現象は実際にあります。ここから「△ライブや、△周辺の配信者のライブにコメントすると、枠主のアンチに目をつけられるリスクがある」という状況になり、コメント控えにつながります。

△本人とその周辺の配信者も自分にアンチが付いていることは自覚しているようで、「他枠にコメントをして枠主と交流をすると、自分のアンチがその枠主にも目をつけて迷惑をかけるかもしれないから」という理由で、むやみに他枠にコメントすることを控えているみたい。

暴露関連のコメント控えに枠主としてどう対処するか

炎上系トピックに関係がある配信者とみなされるとコメント欄が過疎ります。それでもあえて炎上系トピックに突っ込んでいく配信者はいて、タイプとしては暴露系配信者ガチャガチャ勢のふたつ。

それ以外の配信者は、炎上系トピックに興味があったとしても、自枠のコメント欄が過疎ることはイヤなはずなので、レター勢に徹するのがよさそう。

たまに、枠主の話とは関係のない炎上系トピックや暴露系配信者の名前をコメント欄に投下してくるリスナーがいるけど、そういうのを拾ってると変なアンチに目をつけられる可能性があるので、ミュートとかして対応するといいです。ひろばんくしーが△からブロックされたのは多分これをやりすぎたことが理由。

枠主中心文化の流入によるライブコメント控え

暴露とはまた別の論点で、△がスタエフ外部の配信文化をスタエフに持ち込んだ影響で、既存の相互文化と、△が持ち込んだ枠主中心文化の間で文化摩擦がおきてます。

相互文化とは

駆け出しのフリーランサーが情報発信のためにスタエフで音声配信を始めることは多くて、二年ほど前はライブ枠の8割くらいがこの手のビジネス系配信だった気がします(うろ覚え)。

このタイプのビジネス系配信者は、情報発信のみでフォロワーを獲得できる段階まで来てないので、フォロワー獲得のために「営業イイネ」「フォロー返し狙いの無限フォロー」「挨拶コメントなどの単純接触効果による好感度獲得」を利用しがち。ツイッターでいうと「おは戦」ハッシュタグが似たような感じ。

最近はこのタイプのビジネス系配信の比率が減ってきてるみたいだけど、彼らの行動パターンが文化としてスタエフにまだ残り続けてて、他の配信アプリと比較してどうもスタエフの文化はガラパゴス化してるっぽいです。これを便宜上、相互文化と呼ぶことします。

いちお、相互文化にも挨拶などの当たりさわりのない話題でリスナー同士で交流できたり、枠主に名前を呼んでもらえて嬉しいといったイイコトがいくつかあるっぽい。

枠主中心文化とは

△が影響力をもったことでスタエフ内に広がり始めた文化。といっても△が発祥なわけではなく、△はねとらじツイキャスの標準的な文化をスタエフの自枠に持ち込んだだけ。

ライブ配信は枠主の話を聴く場である」という考えが中心になってて、枠主の話の腰を折るようなコメントをしてると嫌がられます。たとえば挨拶コメント、枠主置き去りのリスナー同士の馴れ合い、枠主の話と無関係なコメントとかが嫌がられがち。これを便宜上、枠主中心文化と呼ぶことにします。

枠主中心文化で挨拶コメントが嫌がられる理由について補足

枠主中心文化で挨拶コメントが嫌がられる理由は、閲覧数の多いライブの枠主がリスナーの挨拶コメントにぜんぶ反応してると話の腰が折れるっていうのもあるけど、もっと影響の大きいのはリスナー同士の挨拶のやりとり

たとえばコメント欄に5人リスナーがいて、6人目がはいってきたときに「こんにちは」と挨拶して、もともといた5人のリスナーがそれぞれ「○○さんこんにちは」とコメントし、6人目のひとが「〇〇さーん!」と返す…といったやりとりはスタエフではよくあるけど、これで11コメント投稿されることになります。

定式化すると「N+1人目のリスナーが入室したとき、2N+1回の挨拶コメントが投稿される」ことになり、コメント欄がすぐに挨拶で埋まっちゃうので、枠主中心文化ではけっこう嫌がられがち。

枠主中心文化によるコメント控えの例

  • 面白くないコメントをすると枠主とファンから批判されるから

  • コメントをせず、ただ聴いていたいから

  • コメントをすると自分の配信者としての希少性が下がるから

枠主中心文化のライブ枠に、相互文化の感覚でコメントを投稿すると、枠主とファンから批判されることはよくあります。ただ、リスナーから匿名レターで「つまらないコメントするな」といったメッセージを受け取った場合、ファンが枠主を守るために送っているパターンの他に、アンチがコメント勢の心を萎えさせるために送っているパターンもあるので、リスナーから匿名レターで注意される分についてはあんまり気にしない方がいいです。

聴き専の増加。いままでスタエフには相互文化しかなかったので「ライブに入室したら挨拶をするのがマナー」ということになっていましたが、枠主中心文化では「枠主の話の腰を折らないように挨拶をしないことがマナー」なので、挨拶コメントの数は減少傾向にあるような気はします。

あと枠主中心文化の配信者は「他枠のコメント欄にリスナーとして出現すると自分の配信者としての希少性が下がるから」という理由で、あまり他枠にコメントしないっていうのが普通らしいです。このあたり、相互文化の配信者が積極的にリスナーとして交流したり、挨拶回りしたりするのとは真逆。

リスナーとして文化摩擦にどう対処するか

スタエフはいま、相互文化の配信者と枠主中心文化の配信者が混在している状況なので、リスナーとしてどっちの感覚でコメントをすればいいかは悩みどころ。

枠主中心文化のライブ枠でリスナー同士で交流していると迷惑がられますけど、逆に相互文化のライブ枠に無言で潜ってても枠主から「コメントしてくれると嬉しいですー」と言われる程度で済むので、初見の枠では枠主中心文化の前提で少し様子見をして、相互文化っぽければ挨拶コメントを投稿するみたいな感じでやってれば大丈夫そう。

おまけ:粘着ファン避けのライブコメント控え

これは△とは無関係に、昔からスタエフにあったと思われるコメント控え。女性配信者の枠によくあるっぽい。女性配信者の枠のコメント欄にちょっと下心がありそうな男性の囲いが多いときに、他の女性リスナーが「この男性リスナーが私に興味を持って近寄ってきたら怖いな」と思ってコメントを控えてしまう現象。

枠主としての対処方法は「コメント欄は女性限定という枠を開く」とか「コメント欄を封鎖してレターのみの運用にする」みたいな方法がありそうだけど、僕にはよく分かんないので、最適解を見つけた人いたら布教してくだされ!

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