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アンティーク&ヴィンテージプリントのこと

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紙モノだけを取り扱う中で出会う素敵な紙ものたち。 ところでどうして昔から私は古い物が好きなのか?
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#アンティークプリント

イギリスからやってきたブルーシャーク(ヨシキリザメ)。

サメ。先日イギリスから届いたサメ。 ブルーシャーク ヨシキリザメ 1896年、出典元はThe royal natural history Vol.5です。 ヨシキリザメは、インディゴブルーの背中と、 真っ白の腹部とのコントラストが大変美しいことから、 世界で最も美しいサメと言われているそうです。 持っている印象としては、「怖い」なのですが、 むかしは、サメの歯は漁師・船乗りの達が海に出る際に、 お守りや、魔除けとして身につける風習があったそうです。 なんだかサメの歯が欲

ヒトデなアンティークプリント

今年は2日ほど夏休みをいただき、お店を休んでおります。 夏休み初日の昨日は、仕事仲間の倉庫へ体力仕事をしにお出かけし、 本日ほどよく全身筋肉痛です(笑) 休んでいるのか休んでいないのか、よくわからないですが、 2日目の今日は、五山の送り火の時間までのんびりと過ごす予定です。 さて、先日イギリスから届いた 『海の生き物』たちのアンティークプリント。 不思議な生き物も多いのですが、ヒトデは思わず 「あぁーー可愛いわぁーーー」 と声に出てしまいました。 版画に丁寧に手彩色で

定休日の昨日は額屋さんへ

定休日だった昨日は、ご購入いただいたアンティークプリントを持って額屋さんへと行ってきました。 アンティークフレームと合わせるものと、 現行品の額と合わせるものと。 現行品でも、素敵なフレームはたくさんあるので、 提案するため、あーでもない、こーでもないと言いながら、 アンティークプリントと雰囲気があるフレームとマットとインナーを選びます。 額屋さんに付き合ってもらいながら、 一通りお預かりしている商品に対しての提案する組み合わせが整いました。 この作業、とっても心地

お家でゆっくりフルーツ狩り

今年はお出かけしたくても、すっきりした気持ちでお出かけしずらいなぁと思い、果実学のアンティークプリントで、「フルーツ狩り」を楽しんでみようと思いました。 1924年に発行されたスウェーデンの「Svenska Fruktsorter」という書籍からのアンティークプリントたち。 眺めていると香りがしてきそうです。 昔、擦るとそこの部分が香る、 本についているオマケ?みたいなのありましたよね? こちらは擦っても香りはしませんが、 香りが想像できるくらいの描写で、私はお腹いっぱい

スウェーデンのヴィンテージな紙ものたち

昨年北欧へ買付に行った際に出会った、北欧の紙モノから、今回はスウェーデン編。 やっぱり北欧のデザインは素敵だった。その一言に尽きますね! Bonnier ストックホルムに本社を置く出版社Bonnier Publicationsから。 イラストレーターさんの愛情をとても感じる表紙ばかりなので、 いくつかご紹介いたします。 Bonnierは、スウェーデンの大手出版社です。 1804年にデンマークのコペンハーゲンで創立されたのですが、 後に、スウェーデンのストックホルムに本社を置