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アンティーク&ヴィンテージプリントのこと

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紙モノだけを取り扱う中で出会う素敵な紙ものたち。 ところでどうして昔から私は古い物が好きなのか?
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装丁の素敵な英国のアンティークブックたち

いよいよ来週になりました! 阪急うめだ本店の英国フェア期間中に10階で開催される【乙女ブロカントマルシェ~英国編~】。 持っていくものを選びながら現在絶賛荷造り中です。 9月に出店した乙女ブロカントマルシェでも人気だった英国のアンティークブック。 もちろん読んでもいいのですが、なんといっても素敵な装丁の本が多いので、表紙や背表紙が見えるようにしてインテリアとしておしゃれに飾っていただけます。 撮影小物としても使いやすいので私もついつい使っちゃいます。 当時はまさか飾って

イギリスからやってきたブルーシャーク(ヨシキリザメ)。

サメ。先日イギリスから届いたサメ。 ブルーシャーク ヨシキリザメ 1896年、出典元はThe royal natural history Vol.5です。 ヨシキリザメは、インディゴブルーの背中と、 真っ白の腹部とのコントラストが大変美しいことから、 世界で最も美しいサメと言われているそうです。 持っている印象としては、「怖い」なのですが、 むかしは、サメの歯は漁師・船乗りの達が海に出る際に、 お守りや、魔除けとして身につける風習があったそうです。 なんだかサメの歯が欲

シャネルとペリエのビンテージ広告も届いています♪

は甲子園をバーチャル高校野球で見ながらお店番をする季節。 高校生たちの一生懸命な姿に心を打たれまくっております。 さて、先日フランスからはシトロエンの広告だけではなく、 シャネル N°5とペリエのヴィンテージ広告も入荷しています。 シャネル N°5は今回2つのデザイン。 それぞれ素敵だということは言うまでもなく。 シンプルなのにとてもインパクトがあるので、 ショップディスプレイなどにもおすすめです♪ 額装によって表情が全然変わると思いますので、ぜひ楽しんでいただければ

ヒトデなアンティークプリント

今年は2日ほど夏休みをいただき、お店を休んでおります。 夏休み初日の昨日は、仕事仲間の倉庫へ体力仕事をしにお出かけし、 本日ほどよく全身筋肉痛です(笑) 休んでいるのか休んでいないのか、よくわからないですが、 2日目の今日は、五山の送り火の時間までのんびりと過ごす予定です。 さて、先日イギリスから届いた 『海の生き物』たちのアンティークプリント。 不思議な生き物も多いのですが、ヒトデは思わず 「あぁーー可愛いわぁーーー」 と声に出てしまいました。 版画に丁寧に手彩色で

ウニを見ると夏の思い出 ~ウニの博物画紹介~

いつも以上に暑い気がする今年の夏。 夏休みやお盆休みを、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。 京都に住んで気が付けば20年以上。 瀬戸内海で生まれ育ったので、幼少期は海でよく遊んでいました。 潮干狩りや釣りなど。 子供のころ、ウニが苦手だったのですが、 ある日、海に連れて行ってもらったときに採れたてのウニを、 その場で海水を付けて食べたことがありました。 それまで苦手だったはずなのに、なのになのに。 衝撃的な美味しさだった(はず)! それ以来、ウニが大好きになりま

定休日の昨日は額屋さんへ

定休日だった昨日は、ご購入いただいたアンティークプリントを持って額屋さんへと行ってきました。 アンティークフレームと合わせるものと、 現行品の額と合わせるものと。 現行品でも、素敵なフレームはたくさんあるので、 提案するため、あーでもない、こーでもないと言いながら、 アンティークプリントと雰囲気があるフレームとマットとインナーを選びます。 額屋さんに付き合ってもらいながら、 一通りお預かりしている商品に対しての提案する組み合わせが整いました。 この作業、とっても心地

お家でゆっくりフルーツ狩り

今年はお出かけしたくても、すっきりした気持ちでお出かけしずらいなぁと思い、果実学のアンティークプリントで、「フルーツ狩り」を楽しんでみようと思いました。 1924年に発行されたスウェーデンの「Svenska Fruktsorter」という書籍からのアンティークプリントたち。 眺めていると香りがしてきそうです。 昔、擦るとそこの部分が香る、 本についているオマケ?みたいなのありましたよね? こちらは擦っても香りはしませんが、 香りが想像できるくらいの描写で、私はお腹いっぱい

憧れのビートル

かれこれ30年以上前、小学生ときの友人のお父さんが 黄色い可愛い車に乗っていた。 田舎なのでとても目立っていたと思う。 その車で迎えにきてもらう友達が少しだけ羨ましかったのを覚えています。 30年以上前となると、1980年代頃かー。 そのとき見た黄色い可愛い車こそが、ビートルだったのです。 いつかあんな車に乗りたいな〜。 と思っていたのですが、 その後出会ってしまったジウジアーロデザインの フィアットパンダに心奪われた私は現在パンダ乗りとなっています。。。 そうなんです。

スウェーデンのヴィンテージな紙ものたち

昨年北欧へ買付に行った際に出会った、北欧の紙モノから、今回はスウェーデン編。 やっぱり北欧のデザインは素敵だった。その一言に尽きますね! Bonnier ストックホルムに本社を置く出版社Bonnier Publicationsから。 イラストレーターさんの愛情をとても感じる表紙ばかりなので、 いくつかご紹介いたします。 Bonnierは、スウェーデンの大手出版社です。 1804年にデンマークのコペンハーゲンで創立されたのですが、 後に、スウェーデンのストックホルムに本社を置