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開墾→竹藪との闘い→敗北

土地が自分のものになったので、まずは上段から東南側に見えるはずの海を見えるようにしたいと思いました。そのためには海側への斜面に生えている木々を切り開く必要があります。
まずはYoutubeであれこれとビデオを検索して、竹藪の伐採方法を学習しました。そうして草刈り機と竹専用替え刃を購入することにしました。

草刈り機購入

昔住んでいたマンションの自治会役員をやっていたとき、2サイクルの草刈り機を使って、その騒音、振動、排気ガスの臭さに嫌気がさしていたので、今回購入をしたのはホンダ製4サイクル35ccタイプ。楽天でぽちっと購入してみました。届いた草刈り機を組み立ててみると、やっぱり35ccって、重いです。両肩で担ぐことで、なんとか使えそう。

早速現場に運び、オイルとガソリンを入れて、エンジンを始動しようとしてみますが、全くエンジンが始動する気配がありません。うわー、ダメじゃんこれ。取り扱い説明書に書いてあった故障時に対応できるお店リストに、志摩市のお店があったので、すぐに電話してみると、お店に来てくれれば見てあげるよとナイスな対応。お店まで車で片道30分。
志摩市は広いのです。安乗は広い志摩市の中でも東の端っこに突き出た半島の先っちょなんです。
お店で見てもらうと、アクセルケーブルがきちんと接続されていないことがわかり、配線を直してもらうとすぐにエンジンがかかりました。修理代金も1000円と超リーズナブル。ここでも志摩市民のやさしさに感謝です。

ホンダ刈払機UMK435(UWJT)

草刈り機始動


そうしてまた現地に戻って草刈り機で竹藪を伐採です。30分もすると調子に乗ってきました。ところが、草刈り機が急にストップ。あれあれ。オイルがなくなっていました。4サイクルだから、オイルってそんなに減らないって思っていたんですけど、初めての使用だから、急激に減ったみたい。しかたがないので、イエローハットまでオイルを購入しに行きました。志摩市の街中にあるイエローハットまでは片道20分です。

オイルを追加でいれて、草刈り機での伐採再スタート。最初の30分はそこそこ順調に進んでいた竹刈りがここから急激に進まなくなります。竹藪の周囲は竹の生えている密度が低く、草刈り機で一本ずつ切っている感じでしたが、中に入って密度があがると草刈り機が一度に3本、4本の竹にあたってしまい、はじき返されてしまいます。

この竹藪の竹は上の方でツタが絡まっていて、根元を切っても倒れないのです。根元を切っても、うえでつながって、ぶらぶらとそのままの状態でぶらさがっています。結果として草刈り機はなんどもなんどもその竹にあたりますが、すでに下側が切り離されている竹は、草刈り機の力を受け流すように逃げるので、まったく刈ることができないのです。

さらには竹藪にはすでに枯れてしまった竹がかなりの数残っています。枯れてしまった竹は弾力がないのですが、とても固いのです。手では簡単に折れるくらいもろいのですが、草刈り機では固くって切れないのです。

そのうえ竹藪は本来は防風林となるものです。海辺ではせっかく気持ちの良い海風が吹いてくれているのですが、竹藪に入ると全く風が感じられません。草刈り機で竹の破片が飛んでくるんで、顔を全面覆うようなサンバイザーをつけているのもあって、さらに暑さがどんどん体力を奪っていきます。

そうして極めつけがやぶ蚊の襲来です。竹藪の中はやぶ蚊達の住処です。住処を荒らしに来た敵対的人間であり、おいしいごちそうでもあるO型血液所持者のわたしです。草刈り機が発生する二酸化炭素も、蚊を集めるのに一役買ってるかも? 服の上からでもお構いなしに刺されまくって、100か所以上の差し跡が残ったのでした。

立ちふさがる竹藪さん達

熱中症で敗北


そんな過酷な竹藪との闘いは結局2時間ほどで、めまいが発生して終わることとなりました。熱中症です。7月に伐採をしようなんて、あほですか?っと通りがかりの近所の人にもあきれられました。

だって、だって、やってみたかったんだもん。

というわけで、草刈り機での伐採は約5㎡の竹藪を伐採できたという結果を残して、大きな敗北感とともに終わったのでした。

今回の敗北でわかったことは、草刈り機では密集している竹藪は伐採できない。草刈り機で伐採した後に、竹を引きずり出して、外に運び出し、きれいにしてから、再度草刈り機で刈らないと伐採は進められない。

竹藪の中には草刈り機で切れない10cmを超える直径の木がちょこちょこ生えている。

それらの問題点を解消するために、次回までにチェーンソーを購入することを決意しました。あとはやぶ蚊対策と、熱中症対策ですね。

草刈り機とチェーンソー(次回登場)
熱中症になった人

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