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前期教育1 着隊からの1ヶ月間 ①

今回は前期教育で入隊、それからの1ヶ月間について書いていきます。ある意味、
人間関係の極みかもしれません。

初めに、皆様は全く知らない人と相部屋で生活できますか。もし、即答で無理だと思った方は自衛隊に向いていませんので、絶対に入隊しない方が良いと思います。

ある日の朝、集合場所を指定され、その場所へと向かうと教育先のバスがそこには待っていました。それに乗り込み、狭い車内の中で各々が期待に胸を膨らませていたのでしょう、きっと。

着隊し、荷物等を降ろして、必要な携行書類等を提出し、それぞれの居室に向かいましたが、私の時は10人部屋でして、与えられた荷物の置き場はベット下のスペースぐらいしかありませんでした。少し落ち着いた頃にジャージに着替えて、ベットの上で横になって居ましたね。
全員が着隊をしたのを確認し、食堂まで隊列組んで食べに行きましたが、囚人ってこんな気持ちなのかなと感じた事を思い出しましたね。食後は居室にて全員で簡単な自己紹介をしていました。

各人に作業帽が支給され、敬礼の予行練習や気をつけの姿勢についても練習しました。そして、終礼(17時)になり、班長や区隊長の自己紹介等を行い、周りについても少しずつ知り始めた頃です。

終礼を終えて、夕食を取り、風呂に入りましたが、20分くらいだったと思います。早飯と早風呂で時間を稼ぐというのは今でもやってしまってますね…。風呂が終わり、部屋の人達と交流して、居室の清掃を実施しました。そこから、点呼があり、全員で部屋の前に整列しましたが、やはり、囚人と変わりませんね。
歯を磨き、ベットメイキングも教えてもらいながら、消灯を迎えました。そして、翌朝から訓練が始まっていくのです。

次回は前期教育で主に学ぶ事、やっていった事について書いていきます。

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