見出し画像

2020東京オリンピックの開催判断が示す未来について

「2020東京オリンピックは中止すべきだ!」という弾圧が強まってきています。

レスリングの世界大会がロシアで開催されたというのに、オリンピックだけ中止の論調が強いのか納得できません。それはさておき、原因はいうまでもなく、新型コロナウィルスです。仮に今回の大会を中止したら、次回は開催される見込みはあるのでしょうか?開催されるとしたら何が条件になるでしょう。

コロナウィルスの完全抑止が条件なら、オリンピックが開催されることはもうないでしょう。なぜなら、インフルエンザと同じように、ウィルスが地球上から完全になくなることはないと考えられるからです。変異種の発生が割と頻回なのを考えると、ワクチン開発と変異種との戦いはいたちごっこになることも予想されます。

こうなると、今回のオリンピックの開催判断は、未来のオリンピック開催にも影響します。開催できるかどうかわからないオリンピックのために、多額の準備費用を負担しようとする国なんてないからです。

開催するならバーチャル空間で、なんてことになるかも知れません。

オリンピックに参加したい国は、各国にバーチャル競技施設を作る必要があります。インターネットのインフラ設備が整っていることはもちろん、競技場の気温や湿度、風向きの条件が同じになるように環境がコントロールできる施設であること、不正防止の対策も必要ですね。

あまり現実的ではなさそうです。ただ、人類がウィルスに打ち勝つことに比べれば、完全に公正なバーチャル環境を構築することとの方が人為的な努力でどうにかできる・・かも知れません。

コロナウィルスが、インフルエンザのように完全に消滅させられないウィルスだという前提に立つと、オリンピックに限らず、直接人と人が密に接触する施設、例えば居酒屋はバーチャル空間上でいかに経営するかを模索した方が利口なのかも知れない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?