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「なんか、不安・・・」というときの優先度の決め方

朝、まずその日にこなす予定の仕事の優先順位を決める、というのは定石だ。積まれているタスクをリストアップした上で、どの順番にこなしていくかを決める。この優先順位をつける際に、横軸「緊急度」縦軸「重要度」という基準がよく使われているのではないだろうか。たしかに重要で急ぎの仕事からこなすというのは、間違いがない。

ただ、この評価基準では、いまいちモチベーションがあがらないことがある。確かに緊急で重要だけど困難だったり面倒だったりするのだ。そうすると、やりたいことができない、スッキリしない、仕事が全然消化できない・・・、仕事が溜まってきた、やる気がでない、という負のスパイラルに陥ることになる。

横軸「気になる」 x 縦軸「かんたん」= 不安を減らし、やる気を出す優先順位

わたしはこういうとき、横軸を「気になる」、縦軸を「かんたん(=すぐ終わる)」を評価基準にして優先順位を組み直すことにしている。気になっていて簡単に終わりそうな仕事から着手するのだ。こうすると、気になっている仕事がみるみる掃けていくので、不安が減って、やる気が湧いてくる。どんどん仕事を片付けよう、となって、最終的には困難な壁も登りやすくなる、という寸法だ。

「気になる」タスクというのは、実は緊急で重要の裏返しでもあるので、要は、かんたんに終わるものから着手しよう、まずは不安を減らして、やる気をあげることが大事、ということでもある。


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