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色気のある人生をおくる


お久しぶりです。
最後の投稿から早3ヶ月。
歳を取るごとに月日の流れが早く感じます。

わたしの近況はというと、仕事では夏に異動になり、新規のプロジェクトを担当することになったものの、そのプロジェクトが1ヶ月足らずで解散。また別の部署に異動し、てんやわんやしているところです。
また、昇格試験を無事突破することができ、今月から肩書を持たせてもらいました。肩書きがあるとやっぱりなんとなく誇らしく、背筋がしゃんとなりますね。
プライベートも特に大きな出来事もなく、順風満帆といったところです。
(※と、ここまでを1週間前に書いていたのですが、ストレス性胃炎になってしまいました。仕事のストレスは思っている以上に負担だったようです。今は薬も飲んでいて落ち着いているのでご心配なく)


* * *


さて、タイトルにした「色気」について。

わたしは色気とは程遠い人生を送ってきていたので、色気のある人に憧れていました。
色気といやらしさとは似て非なるものであり、肌を過度に露出すればいいというものでもありません。
佇まいや所作、その人から漂う雰囲気に色気を漂わせている人。そんな人になりたいと25歳を越えた頃から思うようになりました。
だからといって色気を出そうとしても出せるものではなく、これは生まれつきのものなのだろう、と思っていました。


わたしの友人に色気の塊のような女性がいます。
いつも落ち着いていて、話し方もゆっくりめ。かといってまとまりつくような感じではなく、さらっとしている。
老け顔キャラとしてずっといじられていましたが、この歳になって年齢が顔に追いついてきていじられることも無くなったみたいです。

その友人の色気に憧れと尊敬の念を抱いていたわけですが、2年前頃からその子に「最近色気がすごいよね」「なんか今日セクシーだね」「エロい」などと会う度に言われるようになりました。もう一度言うと、相手は女性です。なんだかセクハラおじさんみたいに聞こえますが、そんなことはありません。

今までの人生その子含め色気があるなんて言葉を投げかけられたことがなかったので、何がそうさせたのだろう、と考えていました。勿論、お世辞もあるのでしょうけれども。


以前、よく行く近所の居酒屋の店長に「色気の反対ってなんだと思う?」と聞かれました。

わたしは「食い気」と答えました。
一緒に来ていた友人(上記に書いた友人とは別の友人です)は「勝ち気」と答えました。

店長の回答は「元気」でした。

その心は、というと、少し病弱とか、ふと伏し目がちにため息を吐いていたり、どこか陰のある人はミステリアスで影があり、色気を感じさせるから、というものでした。確かにそう考えると、元気な人って色気を感じないかも(個人の見解です)。


わたしが、色気があると言われ出したのが大体2年前くらい。ちょうど完全に婚約破棄となり、相手に慰謝料請求をした頃です。
そう思うと、人生の中で起こった悲しい出来事は自分の中で噛み砕かれて色気として消化(昇華)されてゆくものなのかもしれません。

未だに経験する必要のない経験だったと思っていますが、以前も書いた通り経験を通して友人ができたこと、色気を手に入れられたこと、そして何よりヤバい人間と婚姻関係を結ばなかったことが大きな救いであると改めて感じました。



おわり。




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