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自分の思っていることは伝えるということ

会社から発行された離職理由に
私は納得していない。

離職の経緯は前回の記事に書いた通りだ。
↓↓↓

離職理由を覆すために
自分にできることは
全てやったと言い切れる。

その結果から伝えると
私の離職理由は覆らなかった。

結論に至るまで私なりに
できることは全てやった。
それでも、覆らなかった。
これは、もう、仕方のないことだ。

もし、私と同じように
離職理由に納得できない時
ただ、泣き寝入りをするのではなくて
やれるだけのことはやった方が
結果が覆るかもしれないし
私みたいに
結果が覆らなかったとしても
踏ん切りがつくよ!
ってことを伝えたい。




①ハロワに相談

失業保険の受給申請に行ったら
窓口担当の人に
離職理由に納得していないことを
先ず、伝える。
この時、提出する離職票に
事業主がつけた離職理由に異議が
有るか無いか記入する欄があるので
【有】に〇をつけて
署名は絶対にしない!

離職の経緯を説明して
離職理由に対して
異議申立を申請したいと伝えると
申立書がもらえるので
納得していない理由を記入し
ハロワに預け、会社側へ伝えてもらう。


(余談)

私の場合、ハロワの窓口で説明をしても
取り合ってもらえなかったので
その後、労基に相談したら

それは退職勧奨だから
会社都合になるはずです。
労基から、そう言われました。と
改めて、ハロワに言ってみてください。

とアドバイスを受けたので
再度、ハロワに出向いて
説明をしたところ
異議申立が受理されて
申請ができました。


②労基に相談

申立に対しての
会社側の返答がハロワより
電話で報告を受けた。

12月末退職の場合
会社都合にならないことを説明してあるので
離職理由に変更はありません。

とのことだった。
その事を踏まえて
労基に再度、相談。

今回の経緯は
会社側から契約終了を言い出していて
退職日に関しては
会社側が提案しているだけでなく
相談した上で12月末となったのだから
会社都合になりません。
と説明すること自体が
ありえないんですよね。

と説明を受け
今度は法テラスへ相談に行って
法的にも、今回の事案は
退職勧奨です。という強みをもって
労基署側から【助言】出来たらと思うので
一度、法テラスへ相談されてみてください。

と法テラスの紹介を受け
相談日の予約を取り
今度は弁護士さんへ相談することになりました。


③法テラス(弁護士)へ相談

法テラスでの無料相談は
30分と決まっているので
説明に もたつかない様
離職票のコピーと雇用契約書、
そして
退職までの経緯をまとめて向かった。

弁護士というものは
何よりも『証拠』を必要とする職業だ。

労基署が言うような
「法的にも退職勧奨であるという強み」など
何も得られなかった。

弁護士さんからは

ことさんが言っている事を
証明するものがあれば
退職勧奨である。と言えるけど
証拠は何もないわけだよね?
そうなると、言った言わないの
平行線になるし
12月末に退職しているという
事実だけが明確なので
その場合は自己都合になってしまうよね。

もし、どうしても覆したいんだ!
というのであれば
再度、会社側と話して
あの時、こう言いましたよね?
という質問に対して
「確かに言ったけれど」という
会社側の音声録音をとるとかしないと
法的には何もできないかな。

法的に何とかするというよりも
労基署から労働者がこう言ってますよ!
と、指導なり労働状況の確認なんかを
してもらった方が圧がかかると思うよ。

との結果だった。


弁護士から言われた結果を
労基へ伝えたところ
今までにない程の弱気な声で

そうですか…。
皆さん勘違いしている人が多いのですが
弁護士さんが言うような
強制力というものを労基署は持っていなくて
あくまで、お願いベースなんですよね。

今回の弁護士さんの結果を踏まえると
やはり、証拠はないので
覆すことは難しいのかもしれないですね。

一応「助言」という形で
労働者が離職理由について
再度話し合いをしたいと言っているので
話し合いをしてください。
と、促すことが出来ますが
どうしますか?

と、言われ
私としても
もう、無理なんだろうな。
と思いつつ
やれることは全部やろう!
と決めていたので
助言してもらうよう依頼。


④労基署より助言

労基署に出向いて
助言の依頼書を記入した。

どこに納得できていなくて
どうしてほしいのかを記入。

助言は、
労基署から会社へ電話をしてもらい
会社代表に私の書いた助言依頼書を
読み上げ、この件について
再度、労働者と話し合ってください。
と伝える、まさに助言する
それだけの制度だった。

結果はその日のうちにもらえて
離職理由は『自己都合』に変わりないので
話し合う必要はないと思います。
というのが会社の答えだった。


これだけ、自分で調べて
できることはしたし、
離職理由に納得してないんだ!
ってことを沢山、会社側へ伝えたけど
覆らなかった。

この他にも
【斡旋】というものがあって
結果は変えずにお金で解決しませんか?
というものもあるらしい。
けど、私はやらなかった。

結果は変わらないし
お金が絡んでくると
対応はしてくれないだろうなと思ったから。

異議申立も助言も斡旋も
実は会社側って
全て無視できるんですって。

どの制度にも
強制する力はなくて
あくまで、お願いベース。

異議申立てされてますよ。
会社の意向を返答してもらえますか?

労働者が納得していませんよ?
話し合いに応じてもらえませんか?

結果は受け入れますが
生活が厳しいので
多少の補償はしてもらえませんか?

っていう
聞けばものすごく弱い制度だった。

そんな中、どの申出にも
会社からの返答がもらえて
ありがたいとさえ思った。

異議申立てや助言を
無視する会社は少なくないそうです。


やり切ったからこそ納得できる

今回、離職理由の結果は
覆らなかったけど
何もしないでいたら
悔しい気持ちだけが残って
ずっとモヤモヤしていたと思う。

だから、やれることはやって
それでも覆らなかったんだから
仕方ないよね!と吹っ切ることが出来て
私は良かったと思っている。

時間も要して
交通費や通話料もかかったけど
無駄だとは1㎜も思ってない。

いろいろ勉強になったし
どんな時も『違う』と思うことや
『納得できない』ことには
その場で反抗するべきだということも学んだ。
自分の思っていることは
その場できちんと伝える。
時が過ぎてからでは手遅れになるってことを
身をもって気づかされた。

大事な話をする時は
ひっそり録音しておこう。とか
書面に残そう。とか
もう、二度と、こんな悔しい思いはしないように
対策をできる自分に成長できた。

この経験を『悔しい』だけで終わらせないで
自分の知識や経験にしていこうと思う。


次回予告

離職理由について
結論が出たので
次回は無職なってからの
自分と娘の変化を残していこうかな。

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