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歌でコンフォートゾーンから抜け出す【カバー曲初公開】

こんにちは、関根です。

エンパシスト兼マインドコンサルを本格的にスタートしたのが2014年ぐらいなんですが、その前は僕は芸能界&音楽業界に身を置いていたんですね。

具体的にいうと、芸能事務所と音楽レコードレーベルを立ち上げ、社長業と音楽プロデュース業をしていました。

その中で僕が担当していたのは、アーティスト育成、作詞作曲、ボーカルレッスン。

ダンスは僕は未経験でできないので、振付師の先生に振り付けとダンスレッスンをお願いしていました。


所属が決まると必ずボーカルレッスンを行なうのですが、必ずといっていいほどほとんどの子がまだ自分を出し切れていないんですね。

声であれば、自分が裏返らなくても出せるキーで止めてしまったり、声量をアップさせるとピッチ(音程)が外れるから控えめにしたり。

これは至って普通のことであって、ここからトレーニングを行なっていくことで化けていきます。


心理学では、自分の心地が良いゾーンのことを「コンフォートゾーン」といいます。

●ふざけるときには思い切りふざける
●叫ぶときには思い切り叫ぶ
●楽しむときには思い切り楽しむ
●なりきるときは思い切りなりきる

とてもシンプルですが、これらは簡単にできそうでなかなかできないものなんですね。

レッスンのとき、僕はまずはこのコンフォートゾーンから抜け出すためのトレーニングを行なっていました。

バラード調の曲であればしっとりだったり、
ロック調の曲であればかっこよさだったり、

様々な曲調を歌いこなせるようになるためには、まずは自分の殻を破ることが大切です。


そこで僕は、練習のしやすいメジャーな曲を自分で簡易レコーディングし、「同じように歌ってほしい」とリクエストを出して渡していました。

今日たまたまデータの整理をしていたら、当時レコーディングした音源を発見し、懐かしいなぁと思いつつ、「コンフォートゾーンから抜け出すためにこのときやってたんだなぁ」と思い出しました。

歌でコンフォートゾーンから抜け出すことはできる!という話もしつつ、せっかくなので公開してみようかなーと思った次第であります。

見つけたのはボーカルレッスン用の2曲と、なぜか遊びでレコーディングしてみた1曲の計3曲です。

ぶっちゃけていうとそんなに癒やし声ではないんですが、この記事を読んでくださっている方に少しでも癒やしをプレゼントできたらと。

ぜひ聴いてみてください。

まずはこの曲。
徳永英明さんの『レイニーブルー』

この曲はコーラスは入れずに主旋律をストレートに歌っているだけなので、レッスン生も恥じずに歌いやすそうにしていました。


続きまして、
おジャ魔女どれみの主題歌『おジャ魔女カーニバル』

この曲はシンプルに3音下げで独自のコーラスを入れてみたり、適当な言葉を入れてみたり、バックコーラスに盛り上げの声を入れてみたり、少し難易度を上げてみました。

実際にレッスン生にはレコーディング体験をしてもらいつつレッスンをしていくのですが、このときにこれらのコーラスや盛り上げの声も真似してもらうんです。

最初はみんな恥ずかしがるんですが、しばらくすると覚悟を決めたかのようにテンション上げてがんばってくれていました。


当時僕は24歳か25歳ぐらいでしたが、自虐っぽく、『おっさんが1人でこの曲を元気にレコーディングしたって思うと、めっちゃサムいでしょ?』と言うとたいてい笑ってくれます。

緊張を和らげてもらえたらレッスン生も今持っている力すべてを出せるようになるので、こういうときの自虐は結構効果的です。


最後は、遊びでレコーディングした、
Kiroroさんの『Best Friend』


僕の歌を聴いて、「へぇ〜、よくもまぁ恥ずかしがらずにいろいろやってるわぁ」と思っていただいて、あなたが自分の気持ちを100%表に出してみたり、チャレンジしてみたいことへの勇気の後押しになれば僕は嬉しく思います。

そして、歌が好きな人。

一人カラオケでもいいですし、宅録でもいいです。

コンフォートゾーンから抜け出してみたいと思っているのであれば、ぜひ自分のなりたい人物像になりきって歌ってみてください。

録音したものを自分で聴いてどんどん恥ずかしがってください。

何回かやればそれも慣れ、チャレンジできた自分を褒めてあげたくなるはずです。


僕は今はもう芸能界からも音楽業界からも離れたので、もう何年も曲作りもしていませんし、歌を教えることもしていません。

ですがいつの日か、来るべきタイミングが来たら、仕事云々ではなく音楽を交えたなにかができればなと思っています。


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