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オンラインでアートフェアってどんなの?②【UNKNOWN ASIA 2020 ONLINE】


↑の続きです。
②UNKNOWN ASIAって何?
日本はもちろん世界中からアーティストや審査員が集まる国際的なアートフェアです。とっても規模が大きく年々進化し続けています。

特徴として、20名の審査員の方々の「審査員賞」と、
150名以上のレビュアーの方々の「レビュアー賞」があります。
・単純に沢山の賞があることと
・海外の方と交流できること
・沢山の方に作品を見ていただけること(来場者がすごいので)
この3つが参加するアーティストにとっては大きなリターンかと思います。

僕は2017年に参加した時は、ビニール袋の作品を描き始めて1年目でした。
正直に言うと「いいのか…?ビニール袋でいいのか…??」とビクビクしながら参加していました。

その時になにより励みになったのは、見に来ていただけた方達との交流でした。作品を通して多くの方とコミュニケーションできたことは、作品を作って行く上で大きな財産になりました。

今回の【UNKNOWN ASIA 2020 ONLINE】ではチャットで参加者と会話することができます。今年も作品を通してたくさん交流したいです。
多分初のオンライン開催で、ビクビクしていると思うのでそうしてもらえると本当に嬉しいです。

③初のオンライン開催って何?
【UNKNOWN ASIA 2020 ONLINE】の名前にもある通り、今年のUNKNOWN ASIAはオンライン、つまりインターネットをつないだパソコンを介して交流することになりました。

元々は参加者それぞれのブースがあって、原画や実物を見てもらう機会だったのですが、コロナウィルスのパンデミックによって開催自体が危ぶまれました。

ですが主催者の方々の奮闘(この表現が正しいのかわかりませんが)あってオンラインでの開催となりました。
アーティストに向けた説明会に参加しましたが、どうすれば会場の臨場感や熱気を再現できるのか、またオンラインだからこそできる利点を詰め込もうとされていることが伝わりました。

具体的にどうなるのかというと。
PCの画面で作品を見たりアーティストと交流することができます。
Zoomのビデオ通話に、アートフェアの機能を合体させた感じといえば少し伝わるでしょうか?

詳しいことは、UNKNOWN ASIAのホームページに「UNKNOWN ASIA 2020 ONLINEの歩き方」が公開されておりますので。
そちらをご覧いただく方がわかりやすいです。

僕自身、アナログで絵を描いているのでやっぱりインターネットよりも原画を見て欲しいのが本音です。

でも、オンラインアートフェアという仕組みはコロナウィルスが来なくてもいずれあった仕組みなんじゃないかと思います。
それどころか今後作品を見せる普通になるかもしれません。

【UNKNOWN ASIA 2020 ONLINE】はありがたいことに、アートのことを一生懸命考える人たちが作ってくれた機会です。
これからのオンラインアートフェアのスタンダードはここから始まるのかもしれません。

あので何か作品を作っている人も「どんな感じか」見に来て欲しいです。

僕も「アナログ人間だし〜」とサボってもいられれなくなりました。
今何とか適応しようともがいている所です。
一緒にこの機会を楽しみましょう。



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