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【感想】NICE WORK IF YOU CAN GET IT

ブロードウェイ・ミュージカル
『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』
Music and Lyrics by George and Ira Gershwin
Book by Joe DiPietro
Inspired by Material by Guy Bolton and P. G. Wodehouse
潤色・演出/原田 諒

ハッピーでスタイリッシュなミュージカル
配信で視聴しました。
まさかの五分遅れて見始めましたが…泣


ネタバレします


柚香さんのジミーが、お役はかっこいい紳士というキャラクターじゃないのに、演者の魅力があまりにかっこよくて母性本能を擽る可愛らしさ。
カサノヴァとは違うけど、天性の女たらし!すごい説得力。顔が良すぎて許される笑
ご周知ですが、スタイルもいいので、どの衣装も似合っていて、ポケットに手を入れてるだけでかっこいい。こんな男性がいたらいいのにと思います。
優しい笑顔もキュンとします。
表情も細やかで、ラストに父親と明かされて驚きから受容に切り替わる表情の変化など丁寧な演技が好感を持ちます。

ビリーの華さん、可愛かった!個人的には彼女が演じたお役のなかで一番良かった。
歌唱もキーが合ってて音域も広くなって、歌唱も良かったです。
また、ダンスは苦手な印象があったのですが、劇中二人でタップを踏む場面はたくさんお稽古なさったのかな、なんと思うと胸が熱くなります。二幕のお鍋を鳴らすダンスは可愛い。ああいう突き抜けた感じ好き。

ビスケットもといクッキー
イケメンなのに変な人笑
瀬戸さんだからこそ、一風違う個性的な役を愛らしい人物にしてくれた感じ。

アイリーンは出るたびになんだか笑ってしまう。それでも下品にならない令嬢を崩さないのは永久輝せあさんの持ち味だな。
痙攣みたい?と揶揄されたダンスすら、実はダンスの実力があるからコミカルにできるのよね。

飛龍さん、音さんコンビは歌唱、声が本当にいい。お二人がいる事で舞台に華やぎと安定があ
る印象。


ダンスの花組
一幕ラストの群舞が華やか、ゴージャス…!!と思いました。
柚香さんのタップ見たかったなあ


ストーリーは、何というか完全なるご都合主義で複雑な伏線回収とかもなくて
ある意味、頭を空っぽにして楽しむのがいい作品なのだろう、そして、そんな作品があってもいいよね。
なんて思いました。
アイリーンが可哀想に感じたけど…そんなまるく納め方って…と呆気に取られた。

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