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孤星のストーリーを読み終わって

 文章量も情報量もめいっぱい過ぎて、まるで噛み砕けても飲み込めてもいないけれど、とりあえず心にふんわりと漂っている気持ちをまとめてみようと思う。
 学がなくて元ネタだったりSF的な知識も全然ないので、純然たる感想です。

 あまりの文章量で読み終わるのに3日かかってしまった。これは本当にソシャゲなんですかね……?
 いつもだったらストーリー読みとステージ攻略はセットにしてるんだけど、今回のイベント仕様的にそれは無理だったねぇ。それでも最終ステージだけはストーリーを読んでからの攻略にこだわりました。こだわって良かった。
 
 ものすごく綺麗にお話が畳まれてて、このスケールでそれができる構成力が恐ろしい。ライン生命に関するイベントの伏線だけでなく、メインストーリーも、アークナイツという世界観の根幹ですらも拾って語られていく物語の重厚さたるや。書籍として読み返しやすくして欲しいなぁ。
 読み進めながら、あれっここってどうなってたっけ~とか、この人誰だったっけ……! とか、どういう関係性だったっけとかがいっぱいいっぱいあって、これが書籍だったら簡単にページを戻って情報が拾えるのになぁと思う事がたくさんでした。
 でもゲームだからこそできる演出もいっぱいあるし、それも魅力に溢れててほんとずるい……! ストーリーを全部読み終わった瞬間に現れる勲章が素晴らしすぎて、何コレ最高じゃん……って浸ってたらスクショ忘れちゃって悔しい!w
 そして余韻に浸りつつイベントロビーに戻ったらロビー絵が変わってるのマジで好き。ロビーに遷移する際のロード画面も変わる徹底ぶりがいかにもアークナイツって感じ。最高に好き。

初期ロビー
クリア後

 塵影イベの時のロビー絵変更は「人の心がなさすぎる……!!!!」って感じだったけど、今回のは「ああ夢が終わったんだなぁ……」っていう余韻が続く感じでとても良いね。
 ニアーライトもそうだったけど、とても満足感のある良いお話でした。



 今回何よりも印象的だったのはイフリータの成長。いつの間にあんなに大きく逞しくなったんかな……。
 サリアとサイレンスに守られるだけだった子供は、いつの間にか一人で立って歩いていける、それどころか力強く引っ張ってもいけるし逆に二人を守れるくらいに頼もしく育っていて、ドクターびっくりしちゃったよ……!
 普段ゲームで目にする、もしくは耳にしている台詞は時系列上どの辺りなんだろう。入職間もない感じなんだろうか。どっちにせよもうちょっとこう幼さがあったような気がする。ロドス・オリジウムレコードでも幼さがあったけど、孤星イベではとにかく頼りがいのあるオペレーターに成長していて、なんかもう胸がいっぱいになってるよぉ。単独行動も問題なくこなせてるしね。

 ロスモンティスも、ようやく過去と相対して決別……できたかどうかはわからないけど。向き合うことができて本当によかったと思う。そこに関してもイフリータがいてくれたから平常心を取り戻すことができたってのが、マジでもうイフリータがイケメンすぎて泣いちゃいそうよ……。


 そしていろんな気になる木がいっぱい生えてきましたねぇ。
 ブリキさんはレヴァナントなのかよ! 
 なんだよ「保存者」って!
 プリースティスがここで出てくるんかい!
 とかね、もういっぱいいっぱい、消化できないくらいにたくさん生えてきたねぇ。

 プリースティスの名前が出てきたのはいいけど、結局謎が深まっただけだった……。源石は実はプリースティスの記憶の欠片だった~なんてことは……さすがにないかw

「保存者」との対話を読みながら、頭の中によぎったのは「うたわれるもの」。もっと他にもいろいろ読んだり観たりしている方だったら、その他にも彷彿とさせるものがあったのかもしれないなぁ。私にもっと教養があれば……!!!

ここら辺うたわれるものっぽいなって

 SF的にはよくある話っぽいですね、この辺り。猿の惑星も近いとか? なんにせよ己の教養のなさを恨むハメになっている……。
 他にもなんかこう、いろいろ思い浮かんだものもあるけど千々としてまとまらないのが悔しい。もっかい読み直したいけど、文章量で二の足踏んじゃう……!

 エンドフィールドもあるし、何よりメインストーリーのヴィクトリア編もまだまだ終わらなさそうだし、今後の楽しみは全然尽きませんなぁ。エンドフィールドに関してはまだあんまり情報追えてないのがツライ。というか、うちのマシンではプレイできなさそうなんだよねぇ(´・ω・`)


 EXステージも残ってるし、まだまだイベントは終わりませんが! ひとまずの感想としてはこんな感じかな。言葉にできないものも、語り尽くせないものもたくさんあるけど、これ以上のものは自分の中でじわじわと噛み締めようと思います。

 とにもかくにも良いストーリーだったね……


・どうでもいい追記
ホルハイヤのボイスを聴くたびに耳が溶けそうになっちゃうぅぅぅぅ

特にコレがヤバイ。すき。


・追記の追記
副大統領の立ち絵を見た時に、肩に乗ってる鳥が気になったんですよ。
「この世界で獣の姿を保っていて立ち絵に反映されている」というだけで、これ絶対何かあるんじゃないか……とは思ったんです。しかもその姿は鳥だし。何かしら裏があるじゃろとは思ったんですけど。

大統領ってのはちょっと予想外だったな……。
それでもまぁ思った通りの立ち位置だったのは、私もだいぶこのテラという世界に慣れてきたんだろうなって。

先民か神民らしいですよね。どっちなのかはうろ覚えですが。エンペラーとか大祭司とか。

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