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【ガチのヒサヲタが書く】GLAY HISASHIさんが使用するZemaitisの全て!!!

GLAYのHISASHIさんが持っている4本のZemaitis(ゼマイティス)、全てを紹介します。

それぞれのギター毎に、購入時期・搭載しているもの・仕様変更したもの・それぞれのギターを使用した曲やツアーなどをまとめています。

また、HISASHIさんがそれぞれのギターに対してどう思っているのか・どういう所を気に入って購入したのか・購入した値段(!)など、様々な雑誌やインタビューから引用しHISASHIさんの発言も併せて載せています。

ギター好きな人にも、ギターは分からないけどHISASHIさんのギターへの想いが知りたいという方にも、楽しく読んでいただけたら嬉しいです。

1. Zemaitis Metal Front (Metal Top)

メタル

購入された2002年から、HISASHIさんが不動のメインとして使用しているゼマイティス メタルフロントです。
ボディーには美しい彫金が施されており、HISASHIさん自身も「ボディの鳴りをメタルプレートが押し付ける感じがダイレクトに伝わるのが好き」とおっしゃっていました。

因みにお値段ですが…「函館にお城を建てれるぐらい」のお値段だそうです!!!函館にお城を建てるのにいくらかかるのかは分かりませんが…軽く数千万は超えていそうですね。

レコーディングでは『いつか』以降『ROCK'N'ROLL SWINDLE』『誰かの為に生きる』『LAYLA』など多数の曲のレコーディングで使用しています。
ライブと違ってレコーディングで使ったかどうかはインタビューでしか判断できないのですが、使用ギターとしてよく名前が出てくるのはメタルとジャーニーマンの2本が多いように感じます。

ライブでは“ROCK'N'ROLL SWINDLE”以降ほぼ毎回メインのギターとして登場しています。
「ライブは100%じゃなく、120%じゃないと覚醒が起こらない。その20%をこのギターに託したりする」「自分の音の中心から大外枠まで広くカバーする“ワークスペース”のすべて。フレーズとアンサンブル、バッキング、ソロの答えがすべてここにあると言える唯一無二の1本」「サウンドセレクトもすごく自由で多彩な音が出る」とのことです。
私が感じる印象としても、メタルの音の良さや万能さは勿論のこと、HISASHIさんのメタルへの信頼感や安心感も絶大で、新曲を初めて演奏するときや、大事なバラードの曲などでは必ずメタルを使っているように感じます(スペック的にメタルでは不可能な場合を除く)。

初お目見えは2002年FC限定ライブ“GLORIOUS NIGHT CRUISE”でした。
ギターを手に入れると直ぐ使いたくなるHISASHIさんらしく、購入後すぐにライブで登場しました。

【メタルのスペック】
ロックな曲からバラードまで幅広く使われているゼマメタルさん。初期は色々と搭載物の変更をしていたようですが、最近は大きな変化はないようです。
それでは、細かく見ていきましょう。

ヘッド
入手後にゴトー製マグナム・ロックへ換装。元のねじ穴を利用したため、ペグが斜めに配置されているのもHISASHIさんのメタルの特徴です。

画像2

一般的にペグに巻きつけた弦は3巻前後するのがセオリーなのですが、メタルのペグは1巻ぐらいしか出来ないようです。ペグの巻き数でも音質が変わってくるので、それもHISASHIさんのメタルの特徴なのかもしれません。ただ、チューニングはしづらそうですけどね(笑)。

ヘッド

ナットは弦と弦の間が掘り込まれたスキャロップドを使用。ルックスだけでなく、音の分離も変わるそうです。

ナット

ネック
24フレットのマホガニーネック。
HISASHIさんといえば24フレット!と言っていい程、24フレットのギターを多くお持ちで、24フレでないと出来ない音もあるのではないかと思います。HISASHIさんが作るギターもほぼ全て24フレットのものです。(evoke、EVO、ジャスギル、G-life等)

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ネックのスケールは25インチながら、小ぶりなボディーによって長く見えることも気に入っているポイントなのだとか。

ボディー
ソリッド・ボディーで軽くて小さい。
HISASHIさん自身も「サイズもボディーの厚さも魅力的」とおっしゃっています。
ホンジュラス・マホガニー・ボディーにエングレイヴが施されたアルミトップ。
「見た目からすると金属質の硬い音をイメージするかもしれないけど、まったくそんなことはなくて。サウンドメイクもしやすい。」とのこと。

ボディ

購入後数年が経ってから、バックパネルのシルバーだった部分にステッカーが敷き詰められていました。

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上の画像を参考に、何のステッカーが貼ってあるのか順に説明していきます。

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