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神代植物園でバラを見てきた話

この土日は過去の婚活エピソードではなく、
日常の日記を書きたいと思う


彼氏に『出かけよう』とさそわれたので、私は薔薇園を希望した。


先週のことである。


薔薇は5月下旬が見頃なはずなのでややシーズンからズレたが、すべてが一斉に枯れるわけでもあるまい。薔薇園という、位の高い女子が集う場所でおーいお茶の一杯でも飲んでアフタヌーンティーを気取ろうと思った。


勿論、飲むのはペットボトル飲料である。


▓神代植物園



行き先は三鷹駅からバスに乗った先、神代植物園である。神代植物園とはその名の通り、深大寺の近くの植物園だ。


まぁ、たくさん植物があるところである。(突然の知能0発言)

ショウブも見頃だと聞いていたので、心躍る足取りで園内にスタスタと入ると、『あ、ほら!あじさいだよ』と彼氏が指をさす。





歌舞伎座?




『え?』



わたしは深大寺植物園の全容を事前に把握していなかったため、『植物園ってこういうこと?』と思った。


鉢植えに植えられた分際で、植物園を気取るとは何様?


『…薔薇園もこういう感じなの?』


と私が聞くと、彼氏は『さすがにこれはちがう』といった。


どうやら、これは全国で栽培される多様なあじさいを並べているだけらしい。


ほっ。



こちらは一時間半かけてきているので、冗談はよしこちゃんである。


『なんでも鑑定団ごっこしようよ』という彼氏の提案で、我々はそれぞれ好きなあじさいを決めて紹介をしていくことにした。
(それはもはやなんでも鑑定団ではないのだが)



『トゥルルルルルル〜ル〜トゥルルル〜ル〜』



彼氏の口ずさむなんでも鑑定団の音楽に合わせ、私が選んだあじさいはこちら



かわいい〜センス、良〜!


淡いグラデーションが可愛らしいのでえらんだ。


ちなみに、菖蒲も同じ感じで展示してあった。
菖蒲でも同じ遊びをして、彼氏が選んだ、菖蒲がこちらである。

背が高い。


『小田八乙女という名前が可愛い』という薄い理由で選んでいて大変よかった。



▓いざ薔薇園


『薔薇園』という表示が見えた。
ついに目的地だ。



しかし、るんるんでかけていった先にあったのが、これ。 

なに?ディグダの巣?



『嘘だろ』



非難の目で彼氏をみると、


『ここも違うでしょ…』


という返答だった。

ほんとに違った



どうやらここは新品種コンクールの花壇であった。


われわれはここでも品評会ごっこをして遊んだが、この遊び、楽しいのは我々だけなのでここでは割愛する。


これがかわいかった



▓そして、ついに本物の薔薇園



四角くされ自我を失った植物
飢餓状態でも柵によって阻まれ飲むことのできない水


薔薇
これも、薔薇


いい感じである。
(最悪の感想)


▓君、なんか違くない?選手権



置いてある石膏像のポーズ模写ごっこに飽きたわれわれは、彼氏の提案で、

『君、なんか違くない?』選手権


をすることになった。

置いてある薔薇の看板



バラの名称を見てから本物をみにいき、より『え〜想像と違うやん!』となったほうがかち、という全く生産性のない遊びである。


ちなみに、それぞれ選んだのはこちら。


わたし:焔の波
彼氏:ふれ太鼓



まず、わたしと選んだ焔の波がこちら

木?


勝ったと思った。焔要素が皆無である


多分花が満開であれば波っぽくなったのだろうが、その『今年はもう手遅れ感』がかなりいい。
背景の薄暗さも寂しさを際立たせる。


わたしが勝ちを確信していると、彼が横でニヤニヤと、『まぁ僕のふれ太鼓をみてから物を言ってくれよ』といった。




結論からいうと、ふれ太鼓はなかった。




なんかふつうに撤去されてた。




まじで最強すぎる手を指してくるあたり、やはり私の彼氏は名人である。


▓温室


温室もあったので、ついでによってきた。


アメリカの頭いい大学みたい
ロウみたいな植物
まるくてかわいい




ちなみに、神代植物園には原っぱもあって、おやつを食べたりボール遊びができたりした。

死ぬ間際みたいな、パチパチ感の薄いポッピングシャワー
役に立たない成分表示


乳製品(国内製造/外国製造)という、『つまり可能性は地球全部じゃん』というなんの情報も得られない謎の成分表示がおもしろかった。


立入禁止の謎エリア


その後、拾ったフリスビーで『どっちが先まで飛ばせるか』ゲームもした。


本気の構えである、背中が丸いのが哀愁を誘う


ちなみに彼氏がまさかの3投目下投げで最長記録をだし、


普通にズルいんじゃないか論争になって険悪な雰囲気になった



もうこれ以上写真がはれないので、今日は以上。

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