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東京都庁での素敵な出会い


インスピレーションを受けて楽しい感覚を思い出せました!今日は南展望台行きの列に並んでいる時に話しかけてくださった女性二人組と展望台で一緒にアイスを食べたおば様のお話を綴っていきます。

私は2024年3月に東京に来ました。でも全然楽しめてなかったんです。だって「東京」って凄い場所じゃないですか。高層ビルはめちゃくちゃ多いし、移動は基本電車とバス。新しく必要とされるものがどんどん生まれ、古く不要なものは消えていく。もしくは形を変えて進化する。古き良きものは保存されていく。

そんな東京に住んでいる人たちは「選択肢の大波が真正面から向かってくる中で、各々の道を切り開いて満足できる人」だと思っていました。だから凹んだんです。あ、私はこの人たちと全然違う!って。一度そう思ったら、もう思い直すことはできません。

そこからはどんな些細な出来事でも「東京の人」と「私」という視点で物事を見ていました。例えば電車の乗降。一番最初に東京の電車に乗った時は、こんなことを思いました。「みんな周りの視線とか行動を全然気にしてなくて凄いな。真っ直ぐ道を歩いてるって感じだ。それに比べて私は、歩いてる人の表情ばかり見てる。。。!!」って。そしてそんなことを思う自分に落ち込んでいました。だから全然楽しくなくて、家に引きこもってたんです。

でも、それをガラリと変えてくれる出来事が今日連鎖的に起こりました。その1つが都庁の南展望台行きの列で話しかけてくださった女性二人組です。

女性二人組との出会い


「ピアノがあるんですか?」急に話しかけられたんです。反射的に声のする方向をぱっと見て、この女性二人に話しかけられたんだってことを理解する前に「そうなんです!都庁ピアノっていうYoutubeとかでよく有名な人が弾いてるピアノがあって〜。。。」と解説を始めていた自分に驚きました。

私が受付で「ピアノがある場所に行きたいんですけど、展望台ってピアノがある場所のことですか?」と質問していたのを聞いてたみたいで…!

「すみません」「あの」じゃなくて本当に聞きたい本題、メインの疑問を一番最初に聞いてくれることってこんなに人との心の距離を縮めてくれるんだって感じました。

そして「人間って、目の前の人のことをよく知らなくても会話を楽しめるんだ」とも。この感覚を思い出した時、私は身体が震えるくらい嬉しかったです!

その感覚を思い出した途端、うまく言葉にできませんが、何か大事なスイッチをONにしてもらった気がしました。

素敵な叔母さまとの出会い

先ほどの感動を身に感じながら南展望台までのぼってきた私は、居ても立ってもいられない状態になりました。

そして先程女性二人組が私に気さくに話しかけてくださったみたいに、私も知らない人に話しかけてなんか楽しみたい、、、!そんな気持ちに駆られていました。

気づいたら抹茶アイスを買って、おばさまに「隣座ってもいいですか?」と聞いて、「私も抹茶にしとけばよかったな〜」なんて雑談していました。

私にも、できた!

嬉しかったです。

何も関係ないんだ。どこに住んでるかも何を持ってるかも、何をしてるかも。ただ楽しんでたらいいんだ!って思いました。

続く。


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