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#274 親不孝介護の成功の秘訣

こんにちは フミオです。

私の親不孝介護について、書いてきました。今日は、こんな介護のプロに
たのめば、親不孝な介護にならないかもしれない、noteします。


■親不孝介護をせざるをえない

 親が自分のことができなくなり、自分のことができなくなり、こどもの世話になる。ある日、スマホがなり「〇〇さんが病院に救急搬送されました。直ぐ、病院へ・・・・。」のような連絡が入る。

病院へ駆けつけると、額に大きなガーゼが止めらえて近所の方と一緒に病院の待合にいるところに駆けつける。

こども :「大丈夫?どうしたの~?」と親に言葉をかける。
近所の方:「〇〇さんに、届け物に伺ったら玄関に倒れていて、額から血が出ていたら、私も慌てちゃってね。」
   親:「ごめんね。・・・玄関先で転んじゃってね。ごめんね。」

とこんなくだりがきっかけから始まりました。
それから、料理を焦がしてボヤ騒ぎが起きたり、近所の方の家に夜中に「こどもが居なくなったの。助けてほしい。」と行ってしまたり・・。近所の方からは、
「〇〇さんのことで、近所も困っているんだけど・・・なんとか、ならない?」と言わてしまう始末。

私の仕事と家庭と、離れて暮らし親の世話を頑張ったけれど、疲れて仕事ではミスが目立ち。家庭では、こどもの学校の約束を忘れてしまい・・・。
親の世話でも、思ったようにできず、ついつい親に大きな声をあげてしまう。

そして、そんな自分自身を自己嫌悪になり、無意識に親に手をあげてしまう。

■親の介護には、向き不向きがある

 お話した想像の親の介護のエピソードです。
親の介護をしている方には、概ねこれからの未来に向き合っているものがあります。

・介護をしている自分自身のこと
・家族のこと
・私自身の仕事のこと
・親の子こと

まだまだ、向き合っていることが他にもある方もいるかもしれません。そして、一番厄介なのは、向き合っている自分とその向き合っている自分に「是非」のものさしで突き付ける自分。もしかしたら、思いも寄らない自分の気持ちや周りの目に気づいてしまうこと。

もしかしたら、こんなことに考えず、気づかず介護をしている方もいます。なぜでしょうか?

■介護するまでの自分自身も生きて来ていいるから

 親の介護に向き合う前、小学校、中学校、高校、・・・就職、仕事での人間関係などいくつもの自分自身をつくりながら・・・毎日、毎日目にすること、向き合うことで自分を高め、身に着けてきたもの知識、自信、価値観などがありますよね。

そんな自分自身が親の介護になった時に、うまく馴染める自分と環境である人もいるかもしれんない。うまく馴染めない人も・・・。でも一番に親の介護で意識させられるには、親と介護が必要になった親の姿と親をこれまで見てきた私自身の距離です。

これが勝手に気持ちの内側から湧いてきてしまいます。これが厄介者でなんとか馴染める人(こども)もいる、馴染めない人もいる。

■親不孝介護ではない「見た目親不孝介護」のススメ

 親不孝介護をススメるいろいろなメディアを目にしたり耳にしたりする機会が増えています。私は、親不孝介護というワードは、先に介護で苦しみ悩みいる親の介護の方を救うためにキャッチャーにしていると勝手に理解しています。

しかし、私は、個人的には好きではないので、見た目親不孝介護と表現させて頂きたいと思います。親の介護は、(現時点)介護に向き合うことになり、いつどのようなことで介護が終わることがわからず、介護以外にも向き合い悩み苦しむ自分自身と周囲との関係の未来だと思います。

その日々は、人それぞれなのです。比べることができません。そんな介護の日々が終わると親の介護は物理的には終わります。しかし、情緒的には、終わらないことがあります。
TVでドラマを観たり、本を読んだり、誰かと話したり・・・そんな些細な毎日の場面で突然、親との日々、親の介護期間の日々、その後の日々で突然思い出すことも。

これが「よかった」と思える感情で去来することもあったり、「悔い」となって去来することもあります。この情緒的な感情も無意識になって気持ちの内に沸き上がります。

例えば、親の介護に向き合い、悩んだ末に「親の介護」を全て自分の兄妹や妻に任せました。当然、任せた理由は、その時の自分と環境で選択せざるを得ないことがあったと思います。のちに、親族や家族の中、もしかしたら似たような境遇の友人からの親の介護の「経験」を話した際に、感情が湧きあがることが。

見た目親不孝介護のおススメ方法は、介護の現時点は「向き合う介護」です。しかし、介護が終わると「振り返る介護」もあります。介護は、一つ一つ一回一回違います。だから、「親の介護」をする方には、今介護に悩んでいるあなたに、向き合うこと、振り返ること、一つ一つ介護はことなることをちゃんとどこかのタイミングで確認してくれる専門職のいる機関や事業所に相談してほしいと思うんですよね。

これが、親不孝介護の成功の秘訣!「介護のプロ」に相談した「見た目親不孝介護」です。

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