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#105介護事故が起きたら(事後)

おはようございます。fumioです。今日は、朝が寒い雪マークが天気予報にあったから、カーテン開けたら銀世界になっていたら・・・心配な朝です。
本日も介護事故について、noteしていきたいれど・・、昨日思ったことをちょっと初めに(^^)/

■廃校と教職員離職と不足から未来予想図
 最近、教職員が過酷な勤務時間と体調不良、産休などで「不足」しているというニュースで目にします。子どもの世界は、介護の世界より厳しいのかもしれないと感じてしまいます。
 ・少子化
 ・学校の統合、廃校
 ・先生の休日出勤(役割が多い)
 ・精神面で体調を崩す
このサイクルは、更に加速と拡大していくことでしょう。例え子どもが増えても先生の仕事は増えることは想像できても減るとは思わないです。

 この先に末祖は、大介護時代が10年後に到来して、そこから10年~15年で多死状況が来ます。そのあとには、
 ・少子化による介護職員不足は継続中
 ・介護施設の老朽化と高齢者不足
 ・介護職というか援助職のメンタル的不調
現在の学校で起きていることがもっと酷いことが起きている、親の介護が終わった世代が要介護状態になり、大介護難民が日本のニュースになっていると思います。

 現在のこどもの親が「親の介護」を考え出す時期に重なってくるころです。大介護難民を親に抱える世代。心配です。

■さて、介護事故が起きたら(事後)
 いきなりの話題転換に、ごめんなさい。
介護事故の場合は、起きた施設では、家族に謝罪・ご迷惑をかけたことへの対応が始まり、同時に、事故にあった高齢者の住所地市町村へ報告義務が発生します。(介護保険の場合)
 初動の対応、昨日noteした「介護事故が起きたら(事前)」での対応もありますが・・。速やかな、高齢者の医療機関へつなげること、家族への「原因の説明」が大事になります。家族の方は、「なぜ?」と原因を知りたがったいます。(または、しっかりとした状況の説明をコツコツ行っていれば、ある程度の理解は示されます)

■「誠心誠意」な対応をとる方針
 初動の対応での、高齢者への妥当な対応をしていることも重要ですが、事業者(施設側)は、誠心誠意な態度で家族に説明にあたることがもっとも今後の家族とのコミュニケーションが図られることにつながります。
 介護事故は、観察不足や事故時の対応(妥当な)ばかりでなく、その時の
対応で事故後の経過がこじれます。
 ・事故でパニックになり思考停止、気持ちが動転する
 ・情報不足や甘い考えで対応や今後の展開を見誤る
 ・いろいろな助言や言葉で混乱する
 ・社会や世の中のその時の空気で事故の見方が変わる
 ・逃げたくなるか、向かっていく・・。

交通事故で、ひき逃げを起こしてしまう心理。
 事故を起こし、運転者は気が動転して思考停止に、自分の気持ちに負けて
その場から逃げてしまう・・・。上記の5つのポイントの通りになってしまいます。

 事故が起きたのは、その時の個人の責任ではありません。まず、事故にあった高齢者に適切な対応を最大限行い、正直に家族に説明していくことが解決の経過をよくしていくことはあきらかです。
 
■家族の立場と事業者の立場
 いろいろな家族の方がいますが、(事故を起こすまでの経過)はわきに置きながら、
 ・家族の気持ち、感情を理解する
 ➡起きた状況で判断したり、態度を出さず家族に寄り添う
 ・相手との情報や気持ちを共有する
 ➡自分の立場や気持ちでだけで会話をしない
 ・相手の気持ちや意向を汲み取り一緒に行動する
 ➡解決を自分のペースで進めていかない
 ・相手を苦手と感じても関係をつくる
 ➡価値観など相手との距離をつくってしまわない
 ・苦手なことや逃げたい気持ちを抑える
 ➡わからないことを後回しにて曖昧にする

■家族も怒りや不安は持続できない
 一時的なパニックは家族にもおきます。事業者側も同様ですが、まず迷惑をかけたこと、必要な反省や謝罪は伝えることが大切です。家族も一時的に感情的になったりしますが、その感情も冷静になれば変化をしてきます。

 いろいろテクニックを使うより、冷静になり今後を予測して高齢者の生活と家族の不安な感情に寄り添うことが解決を進めていきます。その基本は、
施設側のいいわけでなく方針を決めて対応することです。
 また、必要な事務手続きも一緒にすすめながら、不明なことはしっかり相手の意向を伺い、事業者としてTOPの考えを伝えていきます。

 ご家族には、細かく些細なことでも「うるさいな」と感じたり、「ミスが多い」と日常の連絡や相談を思わずに、連絡をしてくれる事業者と理解する
見方もあっていいと思って欲しいです。なかなか人の生活は、きれいになりません。
 イメージしてください。仕事を持ったあなたが仕事前の朝が大変な時間帯であることを・・事業者は、高齢者の難しいを少しでも「できる」「したい」を実現するために介助もしますが見守りもします。
 そこには、時間と観察が必要です。これが何十人といらっしゃりいろいろ他の高齢者の動きをみて行動されたりします。事故は起きなくてもミスやハッとすることも起きます。

 不明な点は、事業者の相談援助職に「あれって?」が続いたら確認してください。理由が見えてくることもります。事故は観察不足や慣れからも起こります。適切な距離感が高齢者の事故が少なる一つと思います。

 今日も長くなってしまいました。よき1日になりますように(^^)/

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