ワクチン2回目終了
今日、2回目のワクチンを接種してきた。
毎日少しでも体調が良くないと、「とうとう罹患してしまったのか?」と怯えて暮らす日々。
そしてデルタ株主流の今、このワクチンを打ったから安心…とは言えない状況になってしまった。
それでも重症化しない為に接種は大事だろう。
うちの娘は基礎疾患がある。
ウイルス感染したら重症化するリスクがある疾患だ。
まだ12歳に満たないので本人はワクチンを打てない。
この子への家族感染のリスクを減らす為に少しでも早く打ちたかった。
1回目と同じ所で打ってもらったのだけれど、そこで働くスタッフさんが、とても疲れていそうなのが見ていて気の毒だった。
連日沢山の接種希望の人が来て、働き詰めなのだろう。
今日だって世間は祝日の振替で休みの日なのだ。
その中働いて下さっている。
ずっと立ったまま次から次へとやってくる人達の問診票の記入漏れがないかチェックしていたお姉さん。
列が途切れた時に脚をさすっていた。
ワクチンを接種してくれた看護師さん。
彼女は私が処置室に入って出るまでの間、一言も口をきかなかった。
飛沫が飛ばないように…という配慮なのかもしれない。
だけど、疲れて口をきくのも億劫なんじゃないかと感じてしまった。
私達への接種は、こんな医療従事者の方々に支えられている。
親戚に看護師をしている人がいる。
この1年半の間、濃厚接触者とされ自宅待機になる事2回。
その間家族は家を出て別の所で寝泊まりしなければならなかった。
院内で感染者が増えた時、家族に何かあっては…と家に帰らずに自腹でホテルに泊まった時もあった。
今はもう「諦めた。」そうだ。
どんなに状況が辛くても、仕事は休めない。辞められない。
家族への感染が怖くても、ずっと自腹でホテルに泊まる事も無理だ。
出来うる限りの感染対策をしているのだから、あとはなるようになるしかない…と思っているそうだ。
行政からは病床数を増やせとお達しが来ていると言っていた。
でもそれは他の病気の人のベッドを削る事にも繋がる。
そして、医師も看護師も急に数を増やしたりは出来ないのだ。
受け入れられる人数には限りがある。
友人で訪問看護の仕事をしている人がいる。
この頃ぱったり連絡が来なくなった。
きっととても忙しいのだろうと思う。
彼女がいる場所は今とても感染者数が増えているから。
自宅療養する人が増えたら、往診や訪問看護する人達がとても大変になる事は明白だ。
使う薬も限られ、点滴も打てない。
在宅酸素療法をするにも、最低一度は医師の診断が必要だし、きっと酸素濃縮機も不足しているんだろう。
どんなに大変な戦いを毎日していることか。
心配しているけれど、気軽に連絡出来ない。
疲れ果てているだろう彼女にメッセージを送って、負担になりたくないから。
何を書きたいのかまとまらなくなってしまった。
とにかく自分に今出来ることは、基本的な感染予防とステイホーム、それだけだ。
どんな病気にもならず、怪我もせず、病院のお世話になることなく過ごすこと。
病気の子供を家の中に閉じ込めているのは心苦しいけれど、これ以外に娘を護る術がないから。
夏休みなのにお友達とも遊べないけれど。
お祖父ちゃんお祖母ちゃんにも会いに行けないけれど。
お互いとても煮詰まるけれど。
まだまだ続く夏休みを全力でステイホームして、休みが明ける頃に最悪の現状が改善していて普通に通学出来る事を祈るばかりだ。