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3分間スピーチ原稿【6/2】

「想像力で行動のハードルを下げる」

本日私は、「想像力で行動のハードルを下げる」というテーマでお話ししようと思います。

皆さんは、ネガティブな想像のせいで、行動に移せなくて後悔した経験はありますか?例えば、「なにかやる前に、リスクやマイナス面を考えてしまって、行動できなかった」といった経験です。

私は、何か行動する前にはわりとネガティブな想像をしがちで、先程挙げたような経験がよくありました。

ですが、今年の2月にあった内定者勉強会で、外部の講師の方から印象深い話をお聞きました。

それは、「悲観的な想像をしてしまうなら、行動する前に、物事が一番上手くいった想像と、一番悪い結果になった想像の両方をするとよい。大体の物事は、その中間くらいの結果になることが多い」という話です。

そこで、私はネガティブな想像をしても、ポジティブなことも同時に想像すれば、行動に移しやすくなるのではないか、と思いました。

それから行動する前にネガティブなこととポジティブなこと、その両方を想像することを、取り入れるようになりました。

たとえば、アルバイトでの話なのですが、商品の配置換えをしていた時、指示されていたレイアウトだと、バランスが悪くなってしまって、さらに商品が床に落ちやすいことに気が付きました。レイアウトの指示の担当が少し厳しい店長だったので、指摘したら店長の機嫌を損ねるんじゃないかなぁと想像して、言うのをためらっていました。

けれどその直後に、これでもし、レイアウト変更を提案したら、売り上げ全店一位になって店長に感謝されるかもしれない、というふうに、考えうる最大のポジティブな想像をしてみました。そうしたら、「とりあえず言うだけ言ってみよう」という気になりました。

実際に店長にレイアウト変更を提案したら、普通に「じゃあそうしておいて」と言われました。売上のほうも一位になったわけでもなく、普通に在庫は数週間でさばけました。

こうして見事に中間くらいの結果になりました。けれども、言ってみて良かった、と思えました。そういった経験から、行動することに対してハードルが下がっていきました。

最終的には、ためらうことなく行動できるようになることが、一番良いのだと思います。ですが、もしも私のようにネガティブな想像をしてしまう時は、自分の考えられる最大にポジティブな結果を同時に想像すると、行動しやすくなると思います。

これからも、持ち前のネガティブ思考が出てしまうことがあると思いますが、せっかくの想像力は、ポジティブなことを考える方にも使って、少しでも行動することへのハードルを下げていきたいと思います。

以上で私のスピーチは終わります。ありがとうございました。

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