【shopify】制作前にやっておこう

shopify構築前にやっててよかったことをちょっと書いてみます。

shopifyパートナー制度

shopifyにはパートナー制度というものがあり、登録すれば誰でも無料でshopifyの基本機能を使うことができます。
shopifyの機能を試したい時や自分でゆっくりショップ構築する時とかは、shopifyパートナー制度を利用すると期間制限なしで利用できます。

ショップ構築する時にこの制度を使わない手はありません！
気軽にテストできるのも便利ですし、shopifyはバージョンアップがけっこうあるので、本番環境以外でチェックできるのはありがたいです。

https://help.shopify.com/ja/partners/faq/partner-program

有料プランでないとできないものもありますが、テーマのカスタマイズなどは今のところ問題を感じたことはありません。
ただし、通常のショップとしては利用できないので、ご注意を。

最初にshopifyでショップ構築を依頼された時はこのパートナー制度の存在を知らず、テーマのカスタマイズだけいくつかのアカウントを作りつつ無料期間を利用して制作するという非効率なやり方をしていました。
その時は、商品登録とかの一部の作業はお客様にshopifyのアカウントを取ってもらってから作業してました。
日本語の情報も少なかったですし、割と大変でした。

プログラマーさんが構築する時はローカル環境で開発環境を作ってするんでしょうけど、ノンプログラマーにはハードルが高いので私はしないことにしています。
開発環境を作るのも、本番環境にアップするのもどっちも大変なので、私的にはアナログ手法の方が性に合っています。
shopifyパートナーで作ったショップは所有権を譲渡できますし、メンテナンス契約などを結ぶ際にはshopifyパートナー制度を利用した方が便利だと思います。

shopifyを選ぶ理由

ECサイトを作る時にどのシステムを使うかはお客様の要望によって変わりますが、ショッピングモールを使いたいという要望以外は私的には「shopify一択」です。

1.コストパフォーマンスがいい

今は円安が進んで月額利用料が若干値上がりしましたが、それでも利用できる機能と価格を比べるとshopifyはコストパフォーマンスがめちゃくちゃいい！
自前でECサイトを運用する場合、初期費用と月額利用料は極力抑えたいところ。ネット広告を出すなら広告費なども負担になってきますし、開店直後はそう簡単に売上が発生するものではないので、できるだけお客様の経費負担は抑えてあげたいですし。

2.カスタマイズ性が高い

元々カスタマイズ性は高いshopifyでしたが、去年のアップデートでさらに簡単にカスタマイズできる範囲が広がりました。
コードを触らなくてもデフォルトのテーマで十分カスタマイズできますし、ややこしいことをしなければコードの知識も不要です。
コード編集ができる人ならさらにカスタマイズ性は高くなります。
ただ、shopifyはliquidという独自コードを使うので、初めての人はちょっと戸惑うかもしれません。
構造もちょっと変わってて、私はコードそのものよりこの構造の理解の方がややこしく感じました。

3.アプリが豊富

私はweb制作を生業としているので、アプリを使わないようにカスタマイズしていますが、アプリを使えばコード編集しなくてもいろいろできるようになります。
コード編集では難しいものも多々あるので、アプリがあるというのは精神的にも負担が軽くなります。
ただ、アプリはサブスク形式なので利用する数が増えるほど月額利用料もアップするので注意です。
あと、日本語対応しているアプリはまだまだ少ないのも要注意です。徐々に増えているので今後に期待というところです。

まとめ

shopifyは利用料が安くて、機能が豊富！
日本語対応してからまだそれほど年数が経ったわけではないのに、爆発的に利用者が増えているのはよく分かります。
コード編集には慣れが必要ですが、shopifyを最初に開発した方がプログラマーさんなので、すごく合理的な作りをしているなと感じます。
昔、EC-CUBEとか楽天ショップとかも構築やったことあるんですが、どうも好きになれなくて。
EC-CUBEは日本でオリジナルショップを作るならこれみたいな感じで指定されて構築したりもしてましたが、個人的にはやりたいことがスムーズにできないし、やたら面倒でフリーランスになってからは一切やってません。
そんな私でもshopifyは運用・管理、構築ともにおすすめなECシステムです。