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4歳差2人目育児、ひとりめより気持ちがラクな理由を考えた

現在、4歳0歳の男の子の育児中(育休中)です。

タイトルのとおり、ひとりめよりふたりめのほうが、精神的なしんどさが少ないなと感じています。
なんでだろうな、と改めて考えてみたところ、想定内だった理由と、まったく予想できていなかった理由があったので、記録しておくことにしました!

理由その1 長男の育児経験による慣れ

経験があるといっても、たかだかまだ4年なので、偉そうなことはいえないですが、それでもやっぱり、やったことがないのとあるのとだと、気持ちの余裕が違います。

・ウンチが漏れちゃっても

「私のオムツのつけ方がよくなかったのかな…」とか考えずに、「あぁ、漏れたね~ハイハイ」とへこまずサッと汚れた服を洗える。

・夕方泣き止まなくても

「なんでだろう…どこか悪いんじゃないか…」と育児書引っぱり出したりせずに、そして自分の腕や腰が限界を迎える前に適度に放置もしつつ(笑)、泣き止んで寝てくれるのを待てる。

・授乳の回数が日によって増えたり減ったりしても

そのことに一喜一憂しない(むしろ授乳の回数の記録、長男の時は生後半年まで毎日つけていたけれど、次男は産後の入院中の5日間のみ…)。

そして上記したように長男のときは余裕がなかったので、背中スイッチ発動時の「残念感」「徒労感」がものすごかったけれど、次男のときは、「まぁ起きたら起きたで別にいっか」くらいの気持ちでベッドに置くことができています。

理由その2 夫が転職して、家にいる時間が増えた

・長男が赤ちゃんのときは、平日ワンオペ

長男のときは、夫はフル出勤で朝6時半に家を出て夜10時過ぎてから帰宅する生活だったので、平日はワンオペ。
夫には何も期待しないとともに、イライラを募らせる日々でした。

・今は、状況を共有できる

今は、週の半分は在宅で、出社の日も朝7時半に家を出て夜7時半には帰宅する夫。

在宅勤務中は仕事部屋から出てこないけど(それでいいと私も思っているし)、朝晩の、ちょっと自分がトイレ行きたいとか、3分だけ家事したいとか、そういう「ちょっとした時間」に赤ちゃんの次男を見ていてもらえるのは大変ありがたいです。

そして、0歳児が泣き止まない大変さや長男4歳児のワガママに対応する忍耐力の必要性を夫も一緒に経験できることにより、夫に対するイライラも激減(ゼロといったら嘘になるけど…笑)。

イライラ激減の要因として、
その場にいて戦力になってくれるありがたみ以上に、同じ状況を共有できていることが大きいかもしれません。

毎日残業続きで育児の現場を見ていない人に、言葉でいくら伝えようと思っても、共感してもらうのは難しい(というかそもそも関心をもって聞いてもらえない)なと、長男のときは常に感じていました。

毎日残業続きなのも、それはそれで大変だよなと今は思えるけれど、長男のときはそんなこと考える余裕はなく、完全に自分のほうが大変だと思い込み、被害者意識を持っていたように思います。

理由その3 長男の送り迎えのルーティン

理由その1とその2は、出産前から想像していたことでしたが、その3は全く想像していませんでした。

・長男が短時間保育に

育休中は、8時半~16時半の短時間保育で上の子を保育園に預かってもらっています(以前は、7時半~19時で預けてフルタイム勤務)。

毎日16時半に降園した後、同じく弟くんがいて短時間保育になっている上の子の同級生と、そのお母さんと一緒に、児童館へ行き、児童館が閉まるとさらに公園に行きます(合計1時間程度)。

・ママ友との会話で外とのつながりを感じる

上の子同士はずっと付きっ切りでなくてもある程度自分たちで遊べて、下の子同士はまだ活発に動き回れる年齢ではないため、上の子たちが遊んでいる様子を見つつ、母親同士はちょっとした会話をする時間があります。

なんてことない会話しかしないのだけれど、家族以外の人と話す時間を持てることで、子育ての閉塞感が生まれにくくなっている感じがします。

理由その4 長男との会話、長男の成長

理由その4も、あまり想像できていませんでした。
これは大変さを増す要素でもあり、気持ちがラクになる要素でもあるのですが、もし天秤にかけるなら、ラクになる要素のほうが強いかなと感じます。

4歳児の長男は生意気盛りなので、「君はいったい何様のつもりだ!?」と言いたくなるようなワガママも毎日だし、意味不明なところで逆ギレして大泣きし始めたりします。

「ママ―来てーー!!!」
「ママ―見ててーーー!!!」

と言われるごとに、彼はいったい1日何回ママって言えば気が済むんだろう、とゲンナリすることもしばしば。

だけど、弟のことはとてもよく面倒みてくれて、ちょっと危ないながらも抱っこしたり、あやしてくれたり、一緒に寝かしつけてくれたりと、とっても頼もしい戦力でもあります。

気づけばトイレも、おしっこだけなら自分で行けるし(ウンチのときは母が授乳中だろうがなんだろうが呼び出されるけどしかたない)、
おふろでは自分で体も洗えるし、
ひらがなも少しずつ読めるようになりつつあり、
母と一緒に料理も楽しんでいて(ただし出来上がったのを食べないけど…)、
そんな長男の成長による喜びが、じつはいちばん日々を充実させてくれているかもしれません。

まとめ

改めて振り返ってみて、私にとって赤ちゃんの育児一つ一つの動作そのものがものすごく大変というよりも、一つ一つの動作の繰り返しばかりで単調なことがツライので、「赤ちゃん以外の誰かと関われる」「赤ちゃん以外の誰かとの関わりによって、変化を感じられる」ことがとても大事なのかなと感じました。

これからまた子どもたちも自分も年を重ねていくと、今とはまた違う大変さも生まれるのだろうなとは思うけれど、周りとコミュニケーションをとりながら、楽しんでいきたいと思います。


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