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誰かに幸も不幸も委ねない

SNSを見る頻度をぐっと下げて(呟くたびにログインしてすぐログアウトしている)、1番よかったなと感じていることは、他人と比べなくなったこと、他人の目を気にしなくなったことだ。

それまでの私はSNSのいろんな意見を見て「あー気をつけなきゃ」「あー私のことだ」とウジウジしていた。そして、ご活躍している人を見て「それに比べて、私って……」と、これまたクヨクヨしていた。

考えてみれば、こういうのに疲れたからSNSを離れることにしたんだけど、そういえば、ある日突然、ぷつんと糸が切れたことがあったなと思う。

良くも悪くも、ある一つの事象に対して、賛否両論、いろんなご意見があるのが世間というものだ。それに対して、へーと流せたらよいのだけど、私のような気にしいは「は!そのようなご意見受け止めます」と全方位に対して思ってしまっていた。

考えてみれば、本来、お気持ちなんて見えないこと。

悪口だって、陰で言うことはあっても、大っぴらに「私、あなたが嫌いです!」「あなたのこう言うところが無理です」という人はそうそういない。それなのに、SNSがそういう心の内の捌け口になっていて、見る必要がない、受け止める必要がないご意見を気軽に見えるようになってしまった。

もちろん自分に対して届く中傷もそうだし、加えて他人に向けられたことも自分ごと化してしまうようになっていたのだ。

それに対して、ある日突然「ええい!私の自由にさせてくれ!」と糸が切れた。

考えてみれば、私は今好きな仕事ができて、寝ても覚めても好きな人と毎日過ごしていて、好きなものに囲まれて過ごしていて、これ以上の幸せはない。

それでいいじゃんか、と。

結局のところ、誰かに幸せを委ねることは非常に不安定だ。少し前までかっこいいと言われていたことが、いきなりダサくなることだってちらほら。それくらい日々変わる者なのだ。

だから最近は必要以上に頑張らない。
いや、頑張ってはいるんだけど、命を削って、好きな人を蔑ろにしてまで生きるのは嫌だと気づいてしまった。

ゆえにハングリー精神がない自分に焦ることもあるが、まあ、今はそれで良いかなと言い聞かせて、強制的に旅行の予定を入れている。

映画「ずっと独身でいるつもり?」の中で田中みなみさんが「うるせーよ」って呟くシーンが最高に好きなのだけど、そのときのみなみさんを心に宿して。

今日もヘルシーに、自分の幸せに身を委ねたい。

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