なっちゃん

脳性麻痺当事者として、日々の生活で感じたことを医療、福祉、地域の視点で綴っていきます。主にインスタでは伝えにくい個人的な深い想いを書きます。麻痺があっても、ピアノリサイタルを開くのが夢です。ピアノレッスンなどの音楽活動についても、気の向くままにマイペースで書いていきます。

なっちゃん

脳性麻痺当事者として、日々の生活で感じたことを医療、福祉、地域の視点で綴っていきます。主にインスタでは伝えにくい個人的な深い想いを書きます。麻痺があっても、ピアノリサイタルを開くのが夢です。ピアノレッスンなどの音楽活動についても、気の向くままにマイペースで書いていきます。

最近の記事

今日を生きる

また一つ歳を重ねる事ができました。 病気や障害の有無に関わらず、毎日を生きられるって当たり前じゃないよね? 笑ったり泣いたり怒ったり、色々な感情が湧いてくるけど、それこそが生きてるって事だと思う。ただ心臓や脳が動いてるだけじゃなくて、そこに感情があるから生きてると言えると思う。医学的に、現在脳の一部や心臓しか動いていない人でも感情はあると思う。(あくまでも私個人の考えです。) 前進する日、後進する日、立ち止まる日。どんな日があってもいいではないか。全部その日の自分に必要な

    • 見た目なんて気にしない

      今回は、私のピアノとの向き合い方をお話しします。 いかに、動作的に何の苦労もなく演奏しているように見せるか。つい最近まで、そればかり考えていました。 私は『脳性麻痺』と言っても軽度で、見た目でははとんどわからず、説明してもなかなか伝わらない。もちろん、障害があるも無いも関係なく、人前で演奏する時は、みんなそれなりに練習するものです。ただ、私の場合は練習に加えてかなりの工夫が必要です。その工夫というのが、どうしたら麻痺のない人と変わらないように見えるかということです。 そ

      • 「ただいま」と言える場所があること

        私の両親は離婚をしていて、私が高校1年の時、このピアノのある実家を出て母と暮らし始めた。 私は父と会ったり、実家の出入りを自由にできるが、家からの道のりに坂があってなかなか行く事ができず、年に2回行けたらいいかなくらいのペースだ。 多くの家庭は、一度離婚すると父母のどちらかに引き取られ、それまで住んでいた家を「実家」とは呼ばないと思います。一般的には、初めて一人暮らしをするまで住んいた家のこと(親元)をいうと思います。私の場合は、円満離婚なので、何年経っても父が住み続ける

        • 就労継続支援という名のリハビリ

          就労継続支援とは? 病気や障がいで一般の企業に就職することが難しい人向けに、就労の機会を提供する福祉サービスです。雇用契約を結んで最低賃金法が適用されるA型と、雇用契約はせずに生産活動がメインで年齢制限のないB型があります。B型は、雇用契約をしないので、もらえるお金も賃金ではなく工賃となります。 2.なんで通ってるの?   療養が長期間にわたり、その間に医療的ケアが始まって、社会参加することが難しくなりました。資格を取ってスキルはあるものの、医療的ケアのある障害者が一般就労

          はじめまして

          私は、超低出生体重で産まれた影響で脳室周囲白質軟化症(PVL)を発症し脳性麻痺となりました。学ぶことが大好きで、障害当事者としての経験を活かすために社会福祉を研究・追求しています。 また、音楽も大好きで小学生からピアノを続けています。好きなことを仕事にしたい!と思い、ピアノをお仕事することを実現するために頑張ってスキルを磨いています。 障害当事者としての目線から感じつ社会での葛藤や想いと、音楽活動の様子をマイペースで気の向くままに綴っていきます。どうぞよろしくお願いします

          はじめまして