ねこになりたい
スピッツの「ねこになりたい」って曲を聴いたとき、私もそんな風によく考えてたな・・・とおもいだした。
実家にいたころ家にいたネコのピッチ。(まさに上のイラストのような)
私が出掛ける時も、帰ってきた時も、同じ場所で寝ているのを見て「ねえねえ、代ろうよ」っていつも話かけてた。
その頃の私の気持ちは、ただただピッチがダラダラしているのがうらやましかった。(日中ネコだって忙しくしてたのかもしれないけど・・・)
いまは「ねこになりたい」より「ねこみたいになりたい」って思う。
ゆったり歩いて、気に入ったところがあればコトンと寝っ転がって、気にいった人がいればスリスリしに行って。
例えばネコ世界からの視点で考えてみると、周りでワイワイ楽しそうにしてる動物がいたり、ぎゃーぎゃー言い合いしている動物がいたとしても「あらあら、たのしそうだにゃ」「まあまあ、おちつきなさいにゃ」くらいで俯瞰して見ている気がする。
そんな風になりたい。
周りに興味がないとは違う。
興味はあるし繋がる気持ちもあるんだけど、入りすぎない距離感を保てることが自分のバランスを保つ方法なのかなと思っている。
今はこの人と会うからこの話をしようとか、この人はこれを話したいだろうからそれに応えられるようにしよう、とか考えてしまう。
「会う」「話す」ことへのエネルギーが、事前に消費され当日疲れているというよくない状況。
「ねこみたいに」自分なりのいい距離感を保って、いろんな人と会ったり話したりするのも気楽にできて、その人の話を思いきり楽しみたいな。
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