日本の現状から読みとくホワイトカラーの大リストラ時代 Part2
こんばんは。
「黒字リストラ」実施中の東証一部上場企業に務める33歳の"yuki"です。
前回のブログに引き続き、「MUP ウサギ」の「week2」のアウトプットを行います。
(前回の投稿が気になる方は、以下をご覧ください。)
まず、本ブログの目次は、以下の通りです。
■「MUPウサギ」の「week2」テーマ
前回の投稿でもお話した通り、「MUPウサギ」の「week2」のテーマは、「未来把握」です。
未来の事は、誰にもわからない。私は、そう思ってました。
しかし、世の中の様々な情報を組合せる事で簡単に「未来把握」ができます。
さて、私たちの未来は、どんな未来でしょうか?
それは、「ホワイトカラーの大リストラ時代」です。
ここで言う「ホワイトカラー」とは「サラリーマン 」の事を指します。
サラリーマンのリストラは、加速していきます。
何故、「ホワイトカラーの大リストラ時代」になるのか?
本ブログでは、そのキッカケとなる「日本企業の現状」について、述べます。
なお、本ブログを読まれた方は、以下の事を理解できると思います。
【⚠︎ この記事を読んで理解できる事 ⚠︎】
■ 日本の雇用制度の変化を理解できる。
■ 日本企業の現状を理解できる。
■日本企業の現状
(1)日本企業を取り巻く環境について
まずは、日本企業を取り巻く環境について、お話します。
2020年2月4日に政府が「70歳までの就業機会の確保を企業の努力義務とする高年齢者雇用安定法などの改正案を閣議決定」しました。
(以下は、閣議決定の内容のイメージです)
閣議決定の内容を簡単にいうと、政府が企業に対し、
各企業の従業員が70歳まで働けるよう、環境や仕組みを整えて、実行する
よう義務化したのです。
政府は、この義務化で全世代型社会保障改革を進める狙いがあります。
【義務化の狙い】
■ 少子高齢化が進む中で働く意欲のある高齢者は支え手に回ってもらい、各種制度の持続性を保つ
(↓↓ 詳細が気になる方は、以下をご覧ください。 ↓↓)
(2)日本企業の現状について
「終身雇用制度の崩壊」
近年、新聞、テレビ、インターネットなどの雇用に関する話題でよく目にするフレーズです。
2019年5月、トヨタ自動車の豊田章男社長が「終身雇用の維持は難しい」と発言しました。
「日本のトップ企業」で「終身雇用制の代名詞」とも言えるトヨタ自動車がそのように発言した事は、日本中のホワイトカラーの人々を少なからず、動揺させたと思います。
この事で明確になった事があります。
それは、政府が「70歳就業機会確保にむけた企業の努力義務化」を閣議決定する一方で、企業は、その義務化に対し、"NO" と言っている事です。
更に各種企業は、「黒字リストラ」(「黒字」なのに「リストラ」)を既に実施しています。
■まとめ
本ブログのまとめです。
【まとめ】
■ 政府は、70歳までの就業機会の確保を企業の努力義務とした
■ 終身雇用制度は破綻している
■ 既に「黒字リストラ」が始まっている
このような現状を知り、どう考えても、国や企業には、頼れない状況だと痛感しました。
国や企業は、守ってくれません。
自分自身の生活は、自分自身で守るしかありません。
そもそも私は、世の中において「替えが効く人材なのでしょうか?」それとも「替が効かない人材なのでしょうか?」
現時点では、前者です。
つまり、このままの自分だと国や企業に振り回される人生が待っています。
国や企業への愚痴を言いながら、人生が終ってしまう事は、間違いありません。
自分の人生を自分でコントロールする。
そのためには、「世の中で替が効かない人材」になる必要があります。
「替えが効かない力(スキル)」を身に付け、「希少価値を高める」必要があります。
最後まで、読んでいただき、ありがとございました。
次回は、「week2 未来把握 Part3 (人口減少と少子高齢化)」について、アウトプットしたいと思います。
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