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【卒業おめでとうございます】諏訪市立城南小学校と歩んだ2年間と、これから
本noteでは、諏訪市立城南小学校6年2部の生徒さんたちの卒業にあわせて、これまでColorbathがご一緒させていただいた取り組みを振り返っていきます。
2021年、担任の横内先生の、「子どもたちに自分を表現できるようになってもらいたい」という想いをきっかけに、Colorbathとの協働がスタートしました。
ネパールやマラウイとのオンライン交流に、2年間取り組んできました。
遠く離れた国であっても、名前や好きなこと、学校生活のことなど、会話を繰り返すことで、お互いを身近な存在として考えられるようになると発見した生徒さんたち。
今年度は、Colorbathのホームページを通して知ったネパールでの「持続可能なコーヒープロジェクト」についてスタッフについて話をきき、
・ネパールの農村部では自給自足の生活をしている人も多く、家族と離れて出稼ぎをする若者もいること
・コーヒーはネパールで育てやすい作物で、山奥から運んできても傷みづらいなど、出稼ぎに代わる収入としてメリットが大きいこと
・Colorbathはコーヒーの生産をサポートするだけではなく、オンラインストアやイベントを通してネパールコーヒーの味を知ってもらうことで、ネパールの自然や人々の心の豊かさを伝えようとしていること
などについて学びました。
そこから、「自分たちにできることはなんだろう…?」と考え、「城南フェス」で地域の人や保護者の方々、ほかの生徒向けにコーヒーを販売、学んできたことを伝えることに決めた生徒さんたち。
焙煎をしてみる、ポップを作ってみる、Colorbathや自分たちの活動について一生懸命説明してみるなど…「やってみる」で溢れた活動期間、私たちColorbathスタッフもたくさんの学びをもらいました。
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さらに生徒さんたちからは、「コーヒーの売上金は、ネパールの農村部でコーヒーの木を新しく植えるために活用してほしい」という熱い想いが。
その気持ちをしっかりと受け止め、農家さんと一緒にコーヒーづくりに取り組んでいこうと思います。
わたしたちが現在拠点としているのは、以下の3つの地域。
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そのうちトゥロポカラ村では、約30世帯の農家さんが、コーヒーづくりをしています。コーヒーの苗が育ち、実がなるまでは4年間。みなさんが中学校を卒業するころには、美味しいコーヒーとなって、日本に届けられていると思います。
…そして、ここで終わりではありません!
Colorbathでは、昨年11月に、トゥロポカラ村での活動に日本からともに参加するメンバーを募集。120名以上の方が、手を挙げてくれました。
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メンバーは北海道から沖縄まで、年齢もさまざま。コーヒーに関わるお仕事や活動をされていない方が大多数ですが、多くがネパールを第二の故郷のようにおもい、新しい商品開発や、日本国内でネパールコーヒーをより知ってもらう活動などをつくっています。
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今回、城南小6年2部の生徒さんたちが寄付をしてくれるという話を聴いて…
ぜひ、みなさんとも同じ「村民」として活動していきたい!と考えました。
卒業式の日までに、村民全員の想いをこめた「村民証」と、ネパールの方からのスペシャルムービーをお届けします。
村民証にネパール語で刻まれていることばの意味は、「More than friend, less than family.(友だちだけど、家族のようでもある、とくべつなつながり」。
みなさんが踏み出した等身大の一歩は、みなさん自身の未来にも、ネパールのコーヒーの未来にもつながる一歩です。
これからも、「友達を作ろうと思えば、自分たちになにかできることがあるかな?と考えれば、なんでもできる」ということを、覚えておいていただけたら嬉しいなと、Colorbathスタッフ・Share Village村民一同思っています。
ご卒業、おめでとうございます。