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【後編】食品業界の上場企業に就職した先輩の就活短期集中型とは!?

こんにちは!タピオカ留学のCOLORです!
今回も、前回に引き続き台湾の大学を卒業し24卒の代で食品業界の上場企業に就職したRさんへのインタビュー内容を発信します!
前編の記事をまだ見てない方は、まずこちらの記事を読んでから後編を読むと理解度がグッと上がること間違いなし!!

では、早速後編に入っていきましょう!

3.就活を始めた時期・情報のキャッチアップの仕方

朝の時間を有効活用

Rさん:
これは自分の中で習慣としていたのが、朝5時に起きて自己紹介文であったり、自分の強み弱みなどを一通り1人で散歩しながら言うっていうのをやっていました。
僕はこれらが自然とペラペラ出るレベルまではずっとしていたので、就活の方法としては個人的にはこの方法が良かったのではないかなと思っています。
夕方はカフェ行ったりして、今日朝言っていたことを振り返りながら修正をずっとしていましたね。「この言い方はこっちの方がいいんじゃないか?」とかです。
そして翌朝また起きて散歩しながら言うというのをずっと繰り返していました。僕の場合就活を始めたのが比較的遅かったので、期間が短い分短期集中型でギュッと詰めた感じですね。

運営:
朝から歩きながらだと頭もクリアな状態ですし、それすごくいい方法ですね!

Rさん:
この方法、実はある俳優さんを参考にしたんですよ。
彼はセリフを覚える時に歩きながらやると言っていたので、「それありだな!」ってその時思って、実際やってみたら自分は歩きながらが向いていたので。

運営:
それで言うと面接の時にこのやり方で効果は感じましたか?

Rさん:
感じましたね。この方法をする前の面接では、二次面接だったんですけれどボロボロで、でも朝歩きながら練習法を続けた後の面接では結構いい感じの反応を貰うことができたので、やってよかったなって思いました。

運営:
朝歩きながら、自分も挑戦してみようと思いました!


朝5時に散歩しながら自己紹介の練習をしている様子

4.面接について


共通して聞かれた質問

運営:
Rさんは面接3~4社ほど受けられたとお聞きしたのですが、そこに関しては全て食品業界だったのですか?

Rさん:
一つが専門商社でそれ以外は食品業界です。

運営:
その中で、特に印象に残っている質問だったり共通して聞かれた質問はありますか?

Rさん:
少ない中で全部の企業で聞かれたのはやはり「なんで台湾行ったのか」と「学部で何を勉強していたのか」ですね。
自分たちからすれば、台湾魅力的だからっていうのが共通認識としてあると思うけれど、日本の人からすれば中国語できるけどわざわざ台湾行って何を学んだのかというのが疑問点だと思っていて。
そこはしっかりとした意思をもって行きましたっていうのを証明しないとですよね。

運営:
台湾に来た理由は留学中でもたくさん聞かれる機会があると思うので、そこで練習を重ねることもできるのかなって思いました。

Rさん:
そうですね。それを詰めていったら面接でも使えると思います。
もしそこで難しいかもと感じてしまった場合は、過去のエピソードを混ぜたらより説得力が増すというのを聞いたことがあります。
僕の場合は、高校二年生の時にオーストラリアに留学した経験を繋げて話しました。

運営:
具体例があると確かに説得力増しますよね。
学部で学んだことを話す際にもコツなどありますか?

Rさん:
何を学んだかの質問に関しては、自分はホスピタリティマネジメントで何をしてたのって言われて、正直一言二言で終わらせることもできるんですよ。
「ホテルの管理側の勉強していました」のところを、そうじゃなくて僕はあえて授業の内容を出していました。例えばマーケティングの授業だったら、「日本企業の食品業界のマーケティングを台湾からの目線から分析していました」みたいな感じのことを言っていました。
実際にそういう授業もあったので、ポイントとしては、大きく学科でこうしていましたじゃなくて一つ印象に残っている授業の内容をバッて言ったら分かりやすいかなって思います。

印象に残っている質問

運営:
授業の内容を話すという部分、キーポイントになると思います。
自分は、今まで学部のこと聞かれたら一言二言で終わらせがちだったので、今後意識していこうと思いました。
ところで、食品業界だからこそ聞かれた質問とかもあったりしますか?

Rさん:
日本と台湾の食事の比較に関して聞かれました。
例えば、うちの会社は揚げ物のてんぷら粉や油などを扱っているので、「日本の揚げ物と台湾の揚げ物の違いはなんですか」と急に聞かれたときにはとても戸惑いました。内心そんなの準備してないよって思いながらも、そこは瞬発力でいくしかないと思うんですけれど、やっぱり比較っていうのは出てくるかもしれないですね。受ける業界によりけりだと思いますが、そういうのを常に考えながら面接受けるのもアリかもしれないですね。

運営:
「海外との比較」に関しては海外大学を卒業したからこそ聞かれる部分でもありますよね。
海外大卒というところでもう少し聞いていきたいのですが、海外大卒だからこそここ期待されているなと感じるような部分はありますか?

Rさん:
期待されている部分に関しては、メンタルみたいなところはあると思います。異国の地で4年間一人暮らしして、企業の人からしても「海外大卒だからメンタルは強いだろう」のような感じでは見られていると思います。
実際に同期の中では僕一人だけ地方の支店配属になって、結構人数足りていないところに入れて最初のうちから現場を学ばせるという「メンタル部分で頑張ってこい」みたいな感じのメッセージは感じています。

運営:
そこに関してはどのように感じていますか?

Rさん:
日本の大学生と海外大生を比較するよりかは、もし自分が日本の大学に行っていた場合と今の自分を比べたら差はとても大きいと思うので、このように期待されているのはとても嬉しいですね。


メンタルは海外大生の強み(Rさんは一番左)

5.就活におけるネックポイント・不安について


就活って団体戦じゃない!?

運営:
ここでもう一度就活の話題に戻るのですが、Rさんが就活中に感じた不安などがあればお伺いしたいです。

Rさん:
周りの雰囲気を感じにくいというのはあるかと思います。日本なら就活の時期になってきたら、就活モードに切り替える人が多いと思うんですよ。ただ台湾だと、そのまま台湾で就職する子もいるし、就活するの?みたいな感じの子もいるので、その中で自分がどれぐらいやる気を出すかはポイントですね。
台湾人の友達とかはそういう就活みたいなのはあまり無いじゃないですか。ただそこで情報もない中みんなどのぐらいやっているかもわからくて、元々就活ってチームで乗り越えていくイメージだったんですけれど、思っていたより個人でずっとやっていたので、ネックポイントはそこだと思います。

運営:
周りの影響は大きいですよね。
よく受験は団体戦というように、就活も団体戦かと思っていましたが、意外とそうでもないのかもしれませんね。

Rさん:
そうなんですよ。
これは少し情報収集の部分になってしまうかもしれませんが、OB訪問とかをしてもいいかもしれませんね。僕は全くできなかったけれど、ほかの人たちは結構OB訪問を通してその会社の雰囲気をつかむみたいなことはしていたので。
会社に実際に行く方法もあるし、OB訪問ができるサイトがあるみたいなので、会社のことを知る上では手っ取り早いのではないかと思います。

情報は参考程度に

運営:
インタビューも終盤に差し掛かってきましたが、これまでの内容で伝えそびれていた部分などがあればお聞きしたいです。

Rさん:
企業の評価でサイトをいくつか紹介したのですが、そこに書いている方っておそらくその会社にあまりいいイメージを持っていない方が多いと思うんですよ。だからそこまで真に受け止めず、「こんな感じなんだ~」ぐらいで一つの例として抑えているのがいいかと思います。

運営:
そうですね。他の情報でもそうですが、参考程度にぐらいがちょうどいいのかなって思います。


(Rさんは一番左)

6.最後に


食品業界上場企業に就職したRさんへのインタビューを、前編後編と分けてお送りしてきました。
留学中の積極的な活動が、現在の仕事での積極性や困難な状況にも対応できるメンタルの強さに繋がっていることが印象的でした。

就活については、情報収集や面接対策の具体的な方法など、これから就活を控えている方にとって参考になる情報が多くありました。特に、朝の散歩と夕方の修正や企業評価サイトの活用など、情報収集の方法については、ぜひ参考にしてみてください。

今回の記事がこれから就職活動を控えている方の参考になれば幸いです。

ありがとうございました!

執筆:Yuji Miyajima



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