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喜びの種を、できるだけ。

子供の頃(およそ40年前)に秘密基地を作っていた森の近く。古いアトリエでの友人たちとのおしゃべり。50女4人の会話は脱線しまくりますw

サンポ:親の介護とか孫の世話とかを迎える前に、更年期をなんとかして
    いろいろな副業をやってみたいんだよね。

エカキ:サンポは昔から新しいもの好きだし、いろんなことにチャレンジす
    るよね、尊敬です。

サンポ:飽きっぽいのもあるけど(笑)

コトハ:年齢的にできることは限られてくるけれど。

サンポ:うん。若者の邪魔にならず、目障りにもならない仕事なら
    なんでも!

クロミ:で、手始めが「清掃業」って、ぶっとんでる。IT従事者が(笑)

サンポ:健康になったし、めっちゃ学んだよ、感謝してる。

コトハ:私も早期退職したら、やろうかな。
    今はまだちょっと副業は無理だな。。

    てか、クロミはてっきりマンション運営とかしてFIREするタイプだ
    と思ってた。

    (クロミとコトハは、かつての同僚)

クロミ:私「大家」にトラウマがあるのよ。

コトハ:トラウマ?

クロミ:若い頃に住んでいたアパートね。
    周辺に何件もマンションとかアパートを持っている大家さんで。
    あれよ、典型的な・・・

    めっちゃお金持ちなのだけれど、普段は地味で質素な服装をして
    目立たない格好してるタイプ。

サンポ:あるらしいね、本当の億万長者は、ハイブランドじゃなくて、
    ファストファッション着て、高級車じゃなくて、歩いてるって。

エカキ:へぇー(異世界すぎる)

クロミ:うん。でさ。
    静かな住宅地だったんだけど、アパートの一室が改装されて
    居酒屋になったのね。
    そりゃもう、うるさいし、ご近所さんも迷惑して。
    騒音で具合が悪くなる人も続出だったの。

サンポ:私、貧乏学生だったころ、そんな感じの安アパートに住んでた。
    匂いもきついでしょ。

クロミ:きつい。
    私も、翌日の仕事に備えて、しっかり休みたい日なんかに、
    夜中までうるさいってなると、寝付けなくて、すごいストレスだ
    った。

    たくさんの人が大家さんに訴えたけど。
    まぁ、誠意ある対応はなくて、私もあきらめて引っ越したから。
    それきりだったんだけれど。

コトハ:ご近所さんトラブルとかでも、「騒音」って難しいよね。

クロミ:うん、可能であれば引っ越してしまうのが一番だと思う。
    改善を期待するだけ、時間の無駄だし。
    とはいえ、なんらかの事情ですぐには引っ越せないケースも
    多々あるわけじゃん。

    大家業って、なかなかに人から恨まれるものだなって、
    なんか、そういうイメージがあるんだよね。

コトハ:なるほど。
    「因果応報」とはいうけれど。

クロミ:うん。で、その大家さん。
    不眠症を長く患って、今は施設に入ってるっていうの聞いてさ。

サンポ:こわっ。

クロミ:怖っ。って思うよね。因果関係があるかどうかなんて、わからない
    けれど。あの呑み屋の騒音で、何人もの人が眠れずに苦しんだ。
    それがその身に・・・って思うとさ。

    自分の身を振り返っても。あちゃーって思う事あるんだ。

    何年もたってから、「あ、これは自分が蒔いた種だ。」って思い知
    らされるんだ。

コトハ:ある。

エカキ:自分が蒔いた種を刈り取るだけなんだろうけど。
    そして、もしかすると、何世代にも渡ってそれが行われることも
    あるのだろうけれど。

サンポ:できるだけ、できるだけ、喜びの種を蒔きたいね。

クロミ:これからの人たちの障りにならない、
    未来の「ほんたうのたべもの」になるような種をね。

コトハ:そういう仕事を創ろうね。私たち。

・・・

そんなことを、秘密基地でおしゃべりしている今日この頃です。読んでくださってありがとうございました。

今日もお疲れ様でした。




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