『怖いおじさん』【第0回カクタノコンテスト】
「怖いおじさん、眼鏡白いね」
笑い声を向くと、母親らしき人が頭を下げた。
子供は内緒話のつもりのようだ。
隣の"怖いおじさん"は、無言。
「あの」
なんと言えば。迷った一瞬。
"怖いおじさん"はフーンと鼻息で眼鏡を曇らせる。
ああ、そうだ。
私もこの上司を"怖い"と思っていた頃があったなあ。
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「怖いおじさん、眼鏡白いね」
笑い声を向くと、母親らしき人が頭を下げた。
子供は内緒話のつもりのようだ。
隣の"怖いおじさん"は、無言。
「あの」
なんと言えば。迷った一瞬。
"怖いおじさん"はフーンと鼻息で眼鏡を曇らせる。
ああ、そうだ。
私もこの上司を"怖い"と思っていた頃があったなあ。
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