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猫ノ図書館と岩手旅①

猫のいる図書館を作ろうと考え始めてから、寝ても覚めても(言い過ぎ?)気になっていた存在、猫ノ図書館。
Twitter(現X)でツイートを拝見する度に、思いは募っていました。
折よく(?)聴こえのタイムリミットが近づいてきている気配があったのもあり、今しかない!と思い込んだ私こところねこ。
台風と睨めっこしながら「えいやっ」と岩手に旅立ったのでした。

今回、岩手旅に行ったのは、お盆期間の月曜〜水曜の2泊3日。
その内、月曜は図書館がお休みなので、移動兼観光日としました。
ン十年前に岩手を訪れたことがあるのですが、あまり覚えていないため、記憶を探りながら宮沢賢治の故郷、花巻へ。

宮沢賢治記念館前 『注文の多い料理店』の猫?
『よだかの星』モニュメント。
『アメニモマケズ』の手帳。
『銀河鉄道の夜』原稿の複製。なんども改稿され、ついには丸ごと削られた登場人物と章があるとか…ロマン…!

宮沢賢治記念館の中はとても静謐な雰囲気が漂っていて、彼の足跡や作品世界についてどっぷり浸れる場所です。
何人かの入館者が、壁に設置された原稿のコピーや、実際の草稿などに見入っていました。
少しはしゃいだ様子の子どもたちもいましたが、それすら、宮沢賢治ワールドの一場面のようでした。

さて、行きから既に雨は降っていましたが、当初はあまりひどくなかったのです。

しかし、宮沢賢治記念館で賢治ワールドにどっぷり浸り、るんるん気分で外に出てみると、土砂降りと言って差し支えのない雨が。

…oh…(思わず外国人風)

記念館は小高い山の上にあり、バス停へは階段か急な坂道を降りる必要があります。

仕方がないので、補聴器を厳重に仕舞い、一呼吸。

…いざ、鎌倉へ!(違う)

……ええまぁ、途中で転びましたがどうということはありません。

小高い山の上からチョコっとすってんころりんした結果、持ち前のシジュウカタに拍車がかかったような痛みが走りましたが、キニシナイ!
アメニモマケズだからね!!(半泣き)

転んだ先の可愛いモザイク…

…これから宮沢賢治記念館を訪問される方、雨の日の移動には本当にご注意くださいませ😹
そんなことありつつ、宮沢賢治記念館は大変良かったので、おすすめです💕



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