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僕がきらいな歌

若い頃からthe Boomが好きで、その中でも特に「僕がきらいな歌」が好きだった。僕が21歳の時に出会った歌だけれど、当時はカラオケにも入っていないくらいマニアックな所謂B面の曲で、この曲を歌うにはアコースティックギターを取り出して弾かなくちゃならなかった。

あれから24年が経って、24年前にこの「僕がきらいな歌」を一緒に聴いていた女性と結婚20周年を迎えることが出来た。

色んなことがあって、沢山の人に支えてもらって迎えた20回目の結婚記念日に、改めて「僕がきらいな歌」を聴いてみると、歌詞が今まで以上に沁み渡る。

たしかに、こんなやさしさを持つ男でありたいと思った21歳。24年の間にそうであり続けることは決して簡単ではないとよくわかったけれど、改めて、45歳にして、こうありたいと思うのです。

それでは本日最後の曲です。
the Boomの1986年のナンバー、
「僕がきらいな歌」
Check it out!www…

「僕がきらいな歌」

作詞:MIYA 作曲:MIYA

あの娘は僕を困らせるために
僕が嫌いな歌を歌うのさ
旅先からでも電話の向こうで
僕が嫌いな歌ばかり歌う
やがてくる災いに
おびえるたびに 夜空にまみれて
風を登り 星になって
町中の幸せ 数えていたね
いつも そばにいるよ
君の歌はまるで悪魔の叫び
毎日こまくがひきさかれそう
僕が病いにうちひしがれてても
枕元で呪文のように歌う
にぎやかなとなり町を
キラキラした目で
のぞいていたね
風を登り 星になって
町中の幸せ 数えていたね
今日も そばにいるよ

やがてくる災いに
おびえるたびに
夜空にまみれて
風を登り 星になって
町中の幸せ 数えていたね
いつも そばにいるよ
君が将来に絶望しても
僕は何もしてあげられないから
僕のおでこにあぐらをかいて
僕がきらいな歌でも
歌でも歌でも歌いなよ

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