チュルと最後の日のこと。
こんな日がいつかは来るんだろうな…と思っていた。5年前くらいから少しずつ僕らの中でのチュルとの時間の大切さが増して来ていた。でもコレは僕の勝手な考えで、実際にはウチの奥さんは僕の不在の時もずっと一緒にチュルと過ごしていたから、正確に言えば、5年前にやっと僕がチュルとの時間の重要性に気がついた、というところ。
昨年の正月に老齢による免疫力の低下か、皮膚に湿疹ができて、毛をかきむしってはハゲちょびんになっているのを見かねて、奥さんがチュルの食事を手作りし始めた。チュルが最後