見出し画像

華麗なる仕事環境を求めて

今回はとあるゲーム翻訳者がどんな仕事環境を構築しているのか、その一端を垣間見ていただければ幸いであります。あくまでも一例ということで、みんながみんな、こうだというわけじゃないですからねっ!

第1話 マルチモニタ最強伝説

以前はプログラマーをしていたので、仕事用の机にはモニター2台が並んでいて、1台はプログラム編集用、もう1台はファイルやFTP処理などその他の処理+音楽とか、ちょっともったいない使い方をしていました。ところがゲーム翻訳の仕事を始めてからは、1台はMemoQ、もう1台はその他(調べ物、メール、Skype、Telegram、WeChat、Lark)という感じで、2台のモニターがフル稼働するようになりました。とっても便利です。仕事効率が全然違うので、ぜひおすすめします。

ちなみにハードウェアはパソコンは2018年製のMacbook Pro、ただしBootCamp上でWindows10が動いています。メモリが16GB、ハードディスクは128GBです。CPUがi7の第7世代なので今となっては遅い部類に入ってしまいますが、今のところこの仕事には十分なスペックです。あとは通信速度をEO光の10GBで契約、アダプターは有線直結で2.5GBです。

この環境に慣れてしまうと、モニタはもう1台では仕事ができなくなります。カフェで仕事とかは到底無理な体になってしまいました(というか、カフェでの仕事はNDA的にまずいっぽい?)。

第2話 そして突然の革命

今のお仕事はアプリ数本をレギュラーで抱えている。ストーリーやシステムの翻訳もあるけど、ソーシャルメディアでのテキストやその他のメッセージが割り込んで入ってくることが結構多い。で、MemoQのプロジェクトを毎回切り替えていると、その切り替えだけで15分くらい失うのだ(失う時間にはどこだったっけともう一度資料を開き直す時間や元の場所に戻す時間など色々含む)。これがゲームA→ゲームB→ゲームA→ゲームB→ゲームAと繰り返すと割り込みの仕事だけで無駄な1時間を失う。非常にもったいない。最低賃金でも1000円もらえる時間だ。
というわけで、翻訳会社さんに相談してみた。MemoQのライセンスを1つ買うから、サーバーにアクセスさせてくれと。で、それに対する翻訳会社さんの回答。「買わなくていい、ライセンスを2つ割り当ててあげよう」

才媛は決して粗雑には扱われないのよ(雑居時代)

いや、私は違うけどね。でも翻訳会社さんの英日担当ではそこそこの地位を頂いておりますので無理を聞いてもらいました、ありがとう。ということで、ついについに壮大な計画がついに走り出したのである。

(割り込み仕事が入ったので、つづく)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?