見出し画像

「世界を良くしたい」注目の若手企業家が語る、今の時代に必要なコト

東京ヴェルディカレッジは、10月より後期の活動に入りました。
講義がメインであった前期から、後期はそれぞれ配属先での活動が主になりましたが、月に1度講義の回が設けられることになりました。

本稿では、10/8に行われた後期の第1講の内容を振り返っていきます。後期のテーマは『楽しそうに働いている社会人の姿を見せること』。

執筆
メディアプロモーショングループ:斉藤 一稀

登壇したのは、株式会社美京都(みやこ) 代表取締役 中馬一登氏。佐川氏曰く、

「これまで出会ってきた人の中で、めちゃめちゃ面白い社会人を考えた時に最初に思いついたのがこの方でした。」

中馬氏からは、

①株式会社美京都のサービス
②経営哲学
③これからの時代に必要なコト 

以上3点についての講義がありました。

中馬氏がどのような経営哲学を持ち、どのようなサービスを手掛けてきたのか、『0→1を作る』『人を巻き込む』『チャレンジする』ことを意識し振り返っていきたいと思います。


中馬 一登(ちゅうま かずと)

画像1

2011年 京都産業大学卒 在学中は就活を始めるものの、自身のサラリーマンスキルのなさと”世界を良くしたい”という野望に突き動かされ就活を辞め、海外でバックパッカーとなる。帰国後復学し、卒業。その後東北へ震災ボランティアに参加しながら現地での起業を計画するも、ボランティア団体の資金ショートにより東京にてボランティア団体の資金集めを行うための事業に強制参画される。    
2014年 兄弟3人で株式会社美京都(みやこ)設立
人材・教育事業や観光事業、地方創生事業を手掛け、京都市や大阪市、舞鶴市と提携し若手の活躍を推進するプロジェクトなど多数企画・開催している。
自身は世界経済フォーラムによって任命される33歳以下の若者によるコミュニティ「GLOBAL SHAPERS」に所属し、スイスで開催される国際会議などにも参加。世界が注目する実業家の一人。

参考:unistyle インタビュー 「起業家」にしか味わえないモノ


①株式会社美京都のサービス

まず始めに、『株式会社美京都』の概要やサービスについて説明します。

http://miyako.kyoto.jp/  

合言葉は『我がままであれ』。

代表者である中馬一登氏の元、2014年6月に設立された京都府京都市にオフィスを置く会社です。現在は、10代の起業家育成を目的とした人材・育成事業、京都の価値を創造するための観光事業、地域の魅力を発信する地方創生事業の3つの事業を手掛けています。

②経営理念

続いて、株式会社美京都の経営哲学についてです。株式会社美京都の経営哲学、通称”MIYAKO Philosophy”は

1.Vision 2.Mission 3.Valueの3つから成り立ちます。

1.Vision

希望と幸せの総量を増やすこと。

2.Mission

世界をより良くする人とサービスを生み出すこと。 

3.Value=戦い方

私はこのValieに最も美京都の魅力を感じました。
美京都のValueは10項目から構成されています。

①Goal First
②究極の安定
③行動最強説
④仮説思考
⑤コウカンド(好感度&高感度)
⑥100人100作品
⑦脱時給人間
⑧期待値101%
⑨美学に徹する
⑩やっぱMIYAKO

以上、Valueの10項目です。
私がこの中で強く納得したのが、⑧期待101%です。相手の期待値を理解し、求められていること+1%期待を上回ることで互いの”コウカンド”は上がり、信用・信頼されるのだと学びました。

画像2


③これからの時代に必要なコト

中馬氏はこれからの時代、勝てるポジションと自分に合った仕事を見つけることが大切だと話しました。求められる能力は問題解決能力よりも問題発見能力。出ている問題を解決することは難しいことではなく、問題発見能力に優れた人ほど発想力、構想力が豊かであるため「他の人と差をつけやすい」と。

また、2027年にはアメリカにおいて、フリーランスが就業を超えるという推測が立っていることにも触れました。フリーランスは自由と比例し責任も伴うということ、常に自分の価値を考えながら仕事をすることで、自分の武器がわかりオーナーシップがつくと話します。

画像3


まとめ

後期第1講は株式会社美京都のサービス内容や経営哲学から、中馬氏の考えるあるべき会社や社会人としての姿を学んできました。中馬氏は、起業という部分で『0→1』、それから『チャレンジする』ということ、自分の考えを他の人にどのように伝え信頼関係を築いていくかという部分において『人を巻き込む』ということをすべて体現していると感じました。

私自身、今まであまり関わったことのない起業家の方の話はとても新鮮で刺激的でした。私は普段から仲間との信頼関係の築き方や自分の長所について考えることがあります。
しかし、期待値101%の考え方、問題発見能力が求められていることには気づくことができておらず、盲点を突かれたような気持ちになりました。

これからは常識的な考え方に囚われず、柔軟な思考を持ち日々の生活を送っていきたいと思いました。

全体としては各所で新たに環境が変わる後期に不安や、それぞれの活動を共有するような声が各所から聞こえ、東京ヴェルディクラブに関わることへの自覚が芽生えてきていることやカレッジ生同士の仲が深まってきたことを感じました。

それぞれが前期の講義でどのようなことを感じ取り、配属先で還元していけるのか。今後の活躍にも期待です!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?