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『光のアート』

作品展について結構書いてるつもりだったんだけど、
圧倒させるー!とかの話がメインで、作品についての話ができてなかったので
今日は作品の話をしますね。

結論から言うと、

真っ暗なホールに『光のアート』がズラッと並びます。

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なぜ『光のアート』なのか?
この理由がすごく大事な話なので早速行きますねー。


□”モノ”作りじゃない、次は”コト”作りだ。

作品って本来、作者が表現したい”モノ”を作るわけですよね。


でも僕達が表現したいのは”コト”です。
浜松の数千人動かすコトを目指している仕掛け屋さんですから。


⇩光のアートをやる!と決めるまでの経緯をざっくり説明するとこんな感じ。


①数千人動かすんだ!

②そのためにはまず100人のお客さんを”圧倒する1時間”を届けるんだ!
(ART×エンタメ)

③ん??じゃあ、なんの作品だったらお客さんをワクワクさせられるんだ!

④(ふと数年前の子供とのやり取りを思い出す)

⑤よし!『光のアート』でいく!


こんな感じで”圧倒する1時間”を作るには『光のアート』が必要だっていう

作品が脇役みたいな立て付けで作品展を設計してるんです。


だって主役仕掛ける僕達チーム応援するお客さんですもん。

これは会場がどこに変わろうと、
お客さんが増えようと減ろうとずっと変わらないんです。


数千人動かすぞー!(僕達)× がんばれー!!(応援者)

が広がっていくようにやる。そんな物語を作らないと前には進みません。


□なんで光のアート?

例えば、全く無名の僕が書いた絵画があるとします。
じゃあお客さんはその絵画をみてどう思うでしょうか?

大半は『ふーん、で?』これなんです。知ったこっちゃない的なw

でもこれが僕達の一番やっちゃいけない(応援が増えない)パターンなので
どんな作品にすれば興味を持ってもらえるかとずっと考えていました。



そしたらある日のことを思い出しました。
冬の寒い時期の夜に、子供と車に乗ってる時に、突然子供が叫んだんです。
『パパ、あれみて!!!!』
そこにはイルミネーションで彩られている一軒家があったんですよ。
その時は『ほんとだー』って返しましたが、なんだかモヤモヤする。

で、次の日の昼間、あえてその一軒家のある同じ道を通ってみて
子供の反応を確認したら、何にも言わないんですね。気づいてすらいない。
んん!??

気になって、また夜になってそこを通ると

『パパ!!!みてみて!綺麗なお家!!!』

すぐに気づく、昼間は気づいていなかったのに。







おいおい!!!!これじゃん!!!!!!!





別に大したイルミネーションでもない
よくある一軒家のイルミネーションなんですよ。

でも暗闇で光っていたら
誰でも光に”反応”してしまう。子供だろうが大人だろうが。
しかも”綺麗”だっていう感覚で見る癖がついてるんですね。


では想像してみてください。(2回目)
目の前に僕がいて、横にキャンバスが置いてあったら
”これに何が描かれてるんだろう?”と思うでしょ?

きっと僕が筆を握って色をつけて描いたものを想像するはず。


と思いきや、そのキャンバスがいきなり光ったらどうでしょう?
まさか光るとは思っていないわけですから
ええー!!!!!ってなるでしょう?
そんなアートなら近寄って見たくなるはずです。

逆に離れて見たくなったりしますよ。
だってそんなの見たコトがないはずだから。

とまぁ、そんな感じで『光のアート』を作品にすることで

アートに関心がない人、子供でも楽しんで見ることができると確信したわけです。





□最後に

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今はホールでの作品展の話ですが
もっと先の未来の話にすると
そんな光のアート作品のスケールがもっとでかくなったらどうでしょうか?
街中のとあるエリアを光のアートで埋め尽くすこともできるし、
ドーンと巨大な光のアート作品が駅前にあったら、誰でも思わず足を止めるはずです。
街中のエリアの使用許可はいつでも取れるので
こっちのタイミングでいつか街中を作品でジャックしに行ってもOKです。

だって応援してくれる人たちはそっちの方がワクワクするでしょ?w

もちろんそれも動画にするんです。

街おこしのためにいろんな仕掛けをして、
お客さんがワクワクしたら、さらにお客さんを連れてくる。
だんだん前に進んでいく。結果、それが物語になる。

最高じゃないですか。

頑張るチームのみんなも好き!!

純粋に応援してくれるみんなも好き好き!!



少なくからず、今この記事を見てくれてる人。
だんだん”あ、こいつ本気モードだ”ってわかってきますよ。

”本気でやると決めたら僕は絶対に諦めません。”

応援よろしくお願いします!!!!!!

COLLECTION9 STUDIO

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