夏期講習レポート第一弾 夏休み学びの場
こんにちは。コラボ・スクール大槌臨学舎です。暦の上では立秋を迎えましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
さて、今回はコラボ・スクールの夏期講習レポート第一弾です。7月25日から8月9日まで開かれていたコラボ・スクールの夏期講習。今回は、5・6年生を対象に行った「学びの場」の活動についてお届けします。
1 学びの場とは?
普段は中高生を対象に放課後の居場所を提供しているコラボ・スクール大槌臨学舎ですが、長期休暇中だけは5・6年生も受け入れています。
朝9時、コラボ・スクールが開館すると同時に子どもたちが集まります。
暑い日も多かったため、汗だくでやって来る子も多くいました。まずは水分補給をし、その後はボードゲームや楽器を使って思い思いに遊びます。
9時半からは学習時間が始まりますが、「そろそろ時間だよ!」という子どもたちの自発的な声が上がり、9時25分にはみんなが片付けを終え、フリースペースが静かになります。
学習はまず100ます計算からスタート。集中力を高め、昨日の自分のタイムを超えるべく、みんな真剣に取り組んでいました。中には大人のスタッフでも太刀打ちできないほど速い子も…!100ます計算が終わると、子どもたちは夏休みの宿題に取り掛かります。
『がんばりシート』というツールを使い、学習の目標を設定してからスタート。宿題が早く終わった子は、それぞれの学習状況に合わせて、予習や復習に取り組みました。途中10分間の休憩を挟みながら、11時半まで集中して学習を頑張りました。
2. お楽しみ会をやりたい!
学びの場が始まるとすぐに、「最終日にお楽しみ会をしたい!」という声が子どもたちから上がりました。コラボ・スクールは、子どもたちの「こんなことやってみたい」に全力で伴走する場です。そこで、お楽しみ会が実現出来るよう、サポートをすることにしました。
まずはどんなことをしたいか、全員で話し合いを行いました。話し合いの中で、UNOと人狼ゲームという案が出ました。しかし、人狼ゲームのルールを知らない子もいて、全員が楽しめないのではないか?という意見も。
そこで、改めてお楽しみ会の目的から考えることに。「9日間頑張ったごほうびに、全員で楽しめる」ことを軸に、何が出来るのか、全員が真剣に話し合いに参加をしました。
最終的に、「ルールを知らない子に教えて、学習前の自由時間に一度試してみてから決めよう」という結論に至りました。また、試してみた上で、一人でも「楽しくない」「やりたくない」という子がいれば、別のゲームに変更することも決まりました。
最終日、そわそわしながら集まった子どもたち。お楽しみ会が始まると、教室は楽しそうな声でいっぱいになりました。
子どもたちの自主的な声によって実現したこのお楽しみ会が、夏の良い思い出として残っていることを願います。
3. 最後に
9日間にわたる「学びの場」では、毎日記入する『がんばりシート』を通じて、保護者の方にも子どもたちの日々の積み重ねを見ていただきました。以下に、保護者の方から寄せられたコメントをいくつかご紹介します。
なお、次回の学びの場は冬休みに開催予定です。冬にはさらに多くの楽しい活動を計画中ですので、また元気な姿でお会いできることを楽しみにしています!
最終日、「また来るね!」と笑顔で帰っていく子どもたちを見送りながら、早くも冬休みに再会できる日が待ち遠しくなりました!
以下は、文章内に収めきれなかった写真たちです。
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