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誰も住まない実家どうする?② 安く買い叩かれないための査定〜売却までのステップ

こんにちは。広報の五来(ごらい)です。

親が地方移住、高齢になって賃貸へ住み替え、など、30代・40代の実家持ち家世代が経験する「誰もすまなくなった実家、どうする?問題」。

実家を売却する際の、査定〜売却までのステップをご紹介します。

査定〜売却までに必要なステップは?

家とお金

1.複数社に査定依頼をし、大体の物件の価格を把握
2.物件の状態を把握 (売却後の家の欠陥の発覚が、ほとんどのトラブルの原因!)
3.不動産会社の決定・契約
4. 物件の内見実施
5. 買い手との契約・売却!!

売却までの大まかなステップはこのような流れになっています。

「え・・・分からないことだらけ・・・!」って方もご安心ください。
次から特に注意すべきポイントをご紹介していきます。

気をつけるべきポイントは「今住んでいる物件」か「空家物件」か。

実は不動産会社の選定や物件の状態の調査、内見方法などは「今住んでいる物件」か「空家物件」かにより変わるんです。

売却後の買い手とのトラブルや不動産回避するためにも、必要な手順をみてみましょう。

物件の状態を正しく知って売却後のトラブルを回避!

トラブル

空家で最も多いトラブルの原因は、ダントツで「売却後の不備の発覚」

居住中だと判断しやすい家の不備ですが、空家となると電気やガスも通っていないので、実際に正常に動くかどうかわからないことも多い・・。

事前に共有したり修理すればいいのですが、売却後に発見となると大きなトラブルの原因になります。

[セルフチェックポイント]

★自分が住むにあたって壊れていたら困るものをまずはチェックしてみましょう。

    -給湯器が使えるかどうか
 -排水口や配管からの水漏れはないか
 -見えない部分でシロアリの被害がないか、木部の腐敗はないか
 -煙草やペットの匂い、または汚れなど

とはいえ、素人目だと全て見切れないし、不安ですよね。
一番良いのは、自分でも目視確認しながら合わせ技でプロに依頼することです。

[依頼先3パターン]

①複数の不動産会社に依頼
L 例えばハウスクリーニングだけなのか、クロス取り換えも必要なのか、はたまた家を取り壊す必要があるのか....?などを判断してもらいます。

ただし、この物件の状態に関する調査も1社だけだと担当者によってしまうので、何社かに意見を聞くのがベストです!

②不動産会社以外の調査会社に依頼
L 物件の状態調査を専門で行っている業者さんもいますので、検索して依頼してみるのも手です。イレギュラーではありますが、信頼できる調査会社に依頼することもできます。

③ 大手不動産会社1社に依頼
L 大手不動産の場合はサービス内に含まれていることもあります。もし販売後の不備が発覚したら、不動産側が保証してくれることも。
ただ、ここで気をつけたいのは大手不動産会社の「専任媒介契約(解説記事に飛ばす)を結んでくれれば、調査(インスペクション)費用を無料にしますよという謳い文句。

大手不動産会社からコミコミプランの方がお得と言われることがありますが、実際のところは専任媒介契約ではなく、複数社に売却を依頼した方が、結果早く/高く売れた、ということも。目先の割引だけを重視するのは注意!


不動産会社はどうやって選ぶ?

居住中の物件でない場合、今住んでいる家から距離的に離れていたり、エリア情報に詳しくないということも多いと思います。

「実際、不動産会社は今住んでいる家の近くがいいの?それとも、売却する物件の近くがいいの・・?どっちもメリット・デメリットありそう。」

これは不動産会社を決める際の悩みどころのはず。
アドバイスはズバリ2つです!!

① 物件に近い不動産会社が良い
② 不動産会社の担当者との相性が大事

まず、「① 物件に近い不動産会社が良い」の理由としては、

・何かあった時にすぐに駆けつけられるため。売却に際しての確認事項や、売却後万が一物件が災害や事故などにあった場合にすぐに状況確認が取れるからです。

・物件が位置するエリアに詳しいため、その土地に住んでいないと把握できない近所の情報などに精通しており、顔がきくこともメリットです。

デメリットとしては、任せられる状態になるまで不動産会社まで足を運ぶのがちょっと大変・・・ということですね。

そこでこんな声が聞こえてきそうです・・・

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「じゃあ例えば、全国展開している大手不動産ならどう?物件エリアと現在の住まいのどちらにも支店があるから、ネットワークを駆使できるのでは??!」

そう思いますよね〜。

聞くところによると、一概には言えないけれど、多くの不動産会社の場合、支店ごとに営業数値を追っているので、他支店との連携にまで手が回らなかったり、あまりスムーズではないことが多いそう。

いいアイディアに思えましたが(笑)、こればかりは不動産会社の規模や社風にもよりそうですね。

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次に、「② 不動産会社の担当者との相性」。

古臭いかもしれませんが、やっぱり人と人とのお付き合いです。
「この人は信頼できる!任せられる!」
と思える人に頼むのが一番。

特に不動産の売買の経験がない人は特に、もしかしてちょっと安めに見積もられている?なんて疑心暗鬼になりますよね。

そういう時にできることは2つ。

1. 怪しいなと思った担当には「実は知り合いに不動産会社で働いている人が   いるんです」と伝えてみる。もし悪意を持っている担当者の場合はそれで警戒するとのこと。(この手を使う場合は2とセットが得策です!)

2. 不動産査定や物件の相談自体を利益としていない中立的な立場の会社に相談し、物件の価格や状況に関してセカンドオピニオンをもらうこと。これは医師の診断でも同じことが言えるので、確かに安心ですね。(AI査定のHowMaを運営しているコラビットはこれに当たります)

大事な家を任せる相手を疑ってかかるのは、なんだかなー・・という気もしますが、大切な家のことだから慎重になるのは当たり前。ぜひ参考にしてみてくださいね。

早速、内見が入った!無理してでも立ち会うべき?

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自分が離れている場所に住んでいて時間的にも距離的にも、内見の立ち会いができないという場合には、信頼できる不動産会社であればお任せしてしまってOKです!

大体の人が物件売却までに3ヶ月ほどを要しています。長期戦になるので、内見後にどのように報告をもらえるかなども、担当者の方と決めておけると良いですね。

そして内見を重ね、これにて無事売却!
となるわけですが、どうでしたか?

想像しただけで「ふうーーーーっ」と、
疲労たっぷりのため息が聞こえてきそうです(笑)。

少し怖いお話もしてしまいましたが、悪意がある不動産会社さんは本当に一部だけです。
ほとんどの会社さんは善意の中で仕事をしていらっしゃるのでご安心を。


必要以上に恐れずに、でも慎重に。
大切な実家の今後をぜひご家族で考えてみてください。

HowMa」は、AIがサクッと査定くれますよ!

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