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海は汚かった。

牡蠣小屋に行った。
寒い寒い、風の強い日。

何軒も牡蠣小屋が立ち並ぶエリアには、
どの店の前にも長蛇の列。1時間待ちがざらだった。
それでも、次から次に人はやってくる。

その行列を見て、並ぶのを躊躇し
すぐ近くの海辺へ向かった。

曇り空。波が立つ海。
海辺には、たくさんの漂流物が上がっていた。

海外の文字が書かれた洗剤容器
ペットボトル
浮き玉
小さく小さくなったプラスチック破片が数えきれないほど
とても、心地よく過ごせる海辺ではなかった。

今さら恥ずかしいが、これが海洋汚染か…
マイクロプラスチック問題とはこのことかと
初めて目のあたりにした感じだった…

牡蠣小屋に並ぶ長蛇の列とこの海の光景に
ギャップがありすぎて、ものすごく違和感を感じた。

私たちは、当たり前のように自然の恩恵を受けている
当たり前のように牡蠣のシーズンが来て
美味しい牡蠣を食べるために
寒い中並ぶ。

でも、その背景にある海は刻々と変化している。
もしかすると、こうやって当たり前のように牡蠣を食べることも
普通に出来なくなるのかもしれない…

そんなことを考えている人って
この長蛇の列の中の人にどれくらいいるのだろう…
そう、私も、何も考えていなかった一人。

忘れちゃいけない。
自然の変化は待ってくれない。
そして、その原因を作っているのも私たちである。
大きな事は出来なくても
日々、自分自身が出来ることをやり続けよう。
そう思った週末だった。

その後、環境に配慮したhinata洗剤を使用されている
大黒丸さんで美味しく牡蠣をいただきました。
ごちそうさまでした。


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