見出し画像

福岡県のナニカ系NPO「そだちの樹」と創価学会

みなさんは「福岡市の若者は男性に比べ女性が多く、深刻な女余りが生じている」という事実を知っているだろうか。

この記事を見てくださった独身男性のみなさん、福岡市に移住してアスナを見つけよう!(冗談です)

福岡県版WBPC・そだちの樹

さて、東京都及び神奈川県における若年被害女性等支援モデル事業者が若草プロジェクト・BOND・ぱっぷす・Colaboなのは、流石にもうみなさんご存じのことだろう。
これとは別に地方公共団体からモデル事業を委託されている団体が福岡県と札幌市に1つずつある。そのうち、福岡県から事業委託されているのが「特定非営利活動法人そだちの樹」だ。

若年層の男女比率が著しく偏っている福岡市を抱えている以上、大阪や名古屋をすっ飛ばして福岡県で若年被害等女性支援事業のモデル事業が行われるのは、それほど不自然なことではないのかもしれない。

求人サイトにも掲載されている。ここにも事業を委託されていることが明記されている。

ここにそだちの樹の上部人員の名簿が置かれている。WBPCとは違って「いつものメンツ」とはいかないようだ。

事業活動報告書なども公開されているが、私はガチ勢と違って数字には弱く内部資料を読んでもなにも分からないので、ここではそれぞれの人物について調べてみよう。

いきなり創価学会

上から順にやっていこう。まずは理事長の橋山吉統弁護士だ。

いきなりこんなYouTubeチャンネルがヒットした。動画は投稿されていないが、プレイリストに保存された動画がなかなか香ばしい。

創価学会公式チャンネルのアニメらしい。

いや、もうなにも言わんわ…

もし仮にこれが本人が作成したものだとしたら、ネットリテラシーもくそもないずいぶん間抜けな話だ。とはいえ、これだけで断定するのは時期尚早。商売敵がやってる卑劣なレッテル貼りかもしれない(弁護士なんだから開示請求しろよ、ってツッコミは認める)
もう少し調べてみよう。

昭和39年7月福岡県田川市で出生
昭和62年3月創価大学法学部卒業
平成5年4月弁護士登録(福岡県弁護士会)45期
平成5年4月福岡清新法律事務所入所
特定非営利活動法人そだちの樹理事長

…ああ…うん…

創価大学は一応、創価学会信者以外の入学も受け付けている。とはいえ福岡の田舎(田川市はめちゃくちゃ田舎である)で生まれ育って創価大学に進学するなんて、普通に考えれば学会員の家に生まれた2世3世だろう。

その他の人々

もうこれだけで正体見たりといった感じだが、なにか見落としていることがあるかもしれない。ちゃんと他の上部人員も確認してみよう。

副理事長 松﨑佳子(広島国際大学大学院教授)
そだちの樹のHPには書かれていないが、松崎佳子の他の肩書きは「福岡市子ども家庭支援センターSOS子どもの村 センター長」だ。

どうだろう。一見した限りでは行政や経済界に近い面々で、WBPCの人員のような職業活動家というわけではないようだ。おそらく彼女もそうなのだろう。

理事 安部計彦(西南学院大学人間科学部教授)
西南学院大学はColabo理事・奥田知志牧師が所属する日本バプテスト連盟の私学で、奥田知志の母校でもある。
とはいえ、別にキリスト教系大学の教授が必ずキリスト教徒かといわれればそんなこともないだろう。そう思って調べていると、興味深いものを見つけた。

なんと、公明新聞にインタビュー記事が掲載されているようなのだ。これはいったいどういうことだろうか。私にはよく分からない。

理事 井上滋子(弁護士)
ハンセン病訴訟や生活保護減額に対する訴訟などを行った左派弁護士である。特筆すべきはその弁護士事務所。「民主的法律事務所」がモットーらしいが、ちょっと詳しい諸氏なら胡散臭さを感じ取ることができるだろう。

井上滋子で唯一ヒットしたツイートがこれ。立川ゆみは日本共産党の福岡県議である。やはりそちら側の人間と考えてよいだろう。

武内謙治(九州大学法学研究院教授)
おそらく厚生労働省、ひいては村木厚子に近い筋の人間である。
以下は彼が京都アニメーション放火殺人事件について述べた西日本新聞の記事である。

どうだろうか。西日本新聞自体が偏向しているため記事にバイアスがかかっている可能性は否めないが、少なくとも記事を読む限り、青葉真司のような凶悪犯を矯正させることができず再び世に放ってしまった福祉行政の責任について全く問うていない。それどころか擁護し福祉の必要性を強調してすらいる。
換言すれば亡くなった京都アニメーションの36名もの尊い命は、村木厚子ら厚労省利権の犠牲者とも言えるのだが…。
余談だが、この記事に出てくる同様のスタンスを持ったもう一人の有識者・社会福祉法人南高愛隣会の理事長であるが、

南高愛隣会の理事は若草プロジェクト理事にして村木厚子の夫である村木太郎であり、

南高愛隣会が行っている基金事業の発起人も村木厚子であることを附記しておく。

武内謙治の話に戻るが、他の凶悪犯罪者に対しても彼はこのスタンスのようだ。

理事 宇佐美貴士(精神科医)
薬物など依存症を専門領域にしている精神科医らしい。
北九州市の孤独・孤立支援者向け研修会で奥田知志と共に講演している様子が確認されるので、奥田知志に近い人脈だろうと推測できる。

研修で「発達障害とネットゲーム依存のある高校2年生女子」という症例提示を行っている方のご様子。

なにやら府中で人名救助を行って表彰されたらしい。おそらく同一人物だろう。

安孫子健輔(社会福祉士・弁護士)

Twitterアカウントを所持している人なので、どういう政治的スタンスなのかは自分で確認して見てほしい。

監事 甲能市郎(公認会計士・税理士)
公明党の衆議院九州比例ブロックの監査を行っていることが確認できる。
その他公明党衆議院議員の金城ヤスクニの後援会の監査を行っていることも確認できたので、創価学会関係者だろうと推察できる。

監事 髙井弘達(弁護士)

破産管財人となっている程度しか情報に当たることができなかった。恐らくは実務派の普通の弁護士なのだろう。

おわりに

以上見てきた通り、そだちの樹は創価学会との親和性が非常に高い団体だということは言えるだろう。
そういえば、WBPC問題を追求している地方議員の一人、行橋市議会の自民党議員小坪さんの情報によれば、維新の議員である足立康史は母親が創価学会員なのだそうである。

この問題では維新の足立議員が暇空茜さんに喧嘩を売った直後、同じ維新の音喜多議員にものの見事に梯子を外されるなど、何かと不可解な出来事が発生している。WBPCの中ではBONDが若年被害女性等支援事業に関わっていたが、実のところ創価学会が得られる利権は想像以上に大きいのかもしれない。
この情報が何かの参考になれば幸いである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?