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鍼灸の考え と 作用


古休堂の鍼灸師として健康に寄り添える様な記事を
心掛けておりますが、鍼灸の事をお伝えする機会が
なかなかありませんでした。
丁度良い流れがあったので今回は鍼灸の簡単な作用を
お伝えできればと思います。

妻が腰の辛さを訴えた午後。
育児に家事にお仕事に。
いつもお疲れ様。ありがとう。
だけで終わらせるのは...。

鍼灸師の出番です。


妻の全身を診ると腰のこわばりと同時に
左足の張りと、生理中と言う事もあり血の滞りも見られました。

鍼灸(東洋医学)では痛みや違和感のある部分
だけではなく、全身状態を診て治療をさせて
頂きます。
病気や症状だけではなく「人を診る」と言う
表現をします。

何故この様な症状が出たのかを、
今の身体の状態や
生活などに目を向け原因を探って行く事が大事になり、腰だけが原因ではないと言う事が多いです。

もちろん腰の治療も行いますが、それだけでは
根本的に改善しない場合やもとの痛みに戻ってしまいます。

鍼とお灸をすると血液が流れ集まって来て
肌の表面がほんのりピンク色になります。
「フレア反応」と言うものです。(※写真の状態)
血液がスムーズに流れた良い反応です。

このフレア反応が起きると固くなった筋肉が
柔らぎ疲労物質や痛み物質が流れやすくなります。
流れが良くなると歪んでいたバランスが整い
骨格や重心や内臓の動きにも変化が。
同じ痛みや症状が出ないようにして行く事が
鍼灸のポイントです。
もちろん腰だけではなく血液や生理に関する
ツボを使い今の身体に必要なケアを。

少し専門的なお話になりましたが、
鍼灸師がどういう事をやっているかを
ご紹介させて頂きました。

東洋医学の説明をすると経絡(気の流れ)や陰陽やツボ
など深い話になりますが、そのお話は古休堂の活動や
記事を通じて、今後もわかりやすく暮らしにそった
内容でお届け出来ればと思います。

「夏のこきゅう」でもご提供させて頂く
美容鍼と頭皮鍼もこの流れで妻に施術。
リラックスして日頃の疲れを癒せた時間と
なりました。
皆様への施術も楽しみにしております。

記:鍼灸師 宮﨑利文


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