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【俺式カイ型サーナイト】


サーナイト擦り続けてる人でも流石にミラクルフォースの状態異常回復の効果使ったことない。

どうも自宅の机を活動の拠点としているチームピタゴラスのリーダーのコーラピザです。メンバーは相変わらず僕1人です。


ちょっと前のCL横浜に向けていわゆる普通のサーナイトデッキを使い始めました。結果は5-3と自分の中では残念な結果でしたが、細かいミスも多く妥当だなと感じました。


このデッキの奥深さからどのnoteを読んでも発見があったり面白いなと思うようになり、立ち回りと構築を極めたいと思うようになりました。そこからはサーナイトマスター目指して好んで使っています。


そして試行錯誤した結果、今回のカイ型のサーナイトを考えました。これを使用してシティリーグで予選4-1トナメ上がりの1落ちベスト8と絶妙な結果だったのですが、一応通用する形にはできたので紹介したいと思います。


普通のサーナイトと違ったメリットも多くあるので読んでもらえたら嬉しいです。使ってもらえたら嬉しいです。特にサナ自信ニキの意見や感想が貰えたら喜びます。

青サナとかいったらオシャレだなと思いつつ、既に似たような構築を使っている人がいたらすみません。

本当は優勝して自信満々に発表する計画だったんですが負けた上に、同じ会場にピッピ主体のカイ入りのサーナイトが4-1オポ落ちラインにいてその構築の方が広まっていて悔しいです。


(以下常体)

【レシピ】

カイ型サーナイトのレシピは以下である。一般的なサーナイトのサンプルレシピと並べておく。これと比較して話を進めるので、サーナイトの基本的な動かし方を知ってる人向けになってしまっているかもしれない。

【カイ型】
【サンプル】


【構築の経緯イメージ】


・序盤の展開をカイとバスラオで行う。
パス3→カイ3
ミュウ→バスラオ

・カイを入れて展開のサポが増えたのでドロソを減らす。
ナンジャモ4→2

・カイで確定サーチできるので過剰な飴を減らす。
不思議な飴3→2

・カイで確定サーチできるようになったため、ピンポイントでしか使えない強力なグッズを空いた枠に採用。
→手紙、キャリー、ヘビボ

・カイによりフィニッシャーとしてヤドランを使いやすくなる。終盤にエネ爆盛りザシアンを作らなくていいためエネを気持ち削る。
ザシアン、超エネ→ヤドン、ヤドラン

・その他メタカード等を調節して完成。雑。


パスのような完全に腐るカードを減らし、ピンポイントのグッズを採用したことで展開の幅が広がった。また、カイの確定サーチにより再現性の向上した構築となっている。

カイ(下位)とジョーイさん(上位)って対義語だよね


【カイ型のメリット】


・ミラージュステップの成功率が上がる。
ミラステはサーナイトの命。ナンジャモや博士を使わずに山からレベボを引っこ抜けるためリファインを引いてしまうリスクがない。また、状況次第では手札のリファインをハイボで切って釣竿で山に返すしてミラステで出すこともできる。

パスラオ


・カイが後1でラルトスを4体並べられる。
キルリアが複数サイド落ちの場合等、後攻からパスとバスラオを持ってきて前を逃がしてわざを打てば種を4体展開できる。ナンジャモ+ミュウより確実である。
カイがない場合、単純にレベボからバスラオを呼んでベンチ2体展開もできる。これもレベボでミュウからパスヒットさせて2体並べるよりも確実。

このベンチ展開は当然次のターンの動きを考える必要がある。前が倒される前提でミラステを狙うならベンチを絞る。ラルトスが2体いればなんかしら倒された後に確実にミラステができる。
手札がエネばかりで次のターンにドローに繋がるカードがない場合はゲッコウガを置く。
ラルトススタートの場合はパスだけで持ってきて別にバスラオにこだわる必要もない。

ハゲレスキュー


・ピンポイントでしか使えないグッズをサーチできる。

この構築では励ましの手紙、レスキューキャリー、ヒスイのヘビーボールを採用している。これらは普通のサナでも活躍できるが必要なタイミングで持って来られないため採用されていない。それを必要なときに使うことでデッキの出力を上げる。また、パスの枚数を1枚に絞ることができる。先述したがパスの枠をカイにするのがこの構築のスタート地点でもある。

最大の利点である励ましの手紙のサーチは序盤から火力を出すのに本当に重宝する。ミラステでフル展開した後、ゲッコウガと一緒に3エネ持ってくるとエネトラッシュとドローを同時に進められていい。しかも手紙+ゲコ+3エネ+隠し札で7枚捲れるためナンジャモの手札戻し不確定6ドローより優れていると考える。エネを多く引けるのでアルカナとサナexとリバーサルを揃えればvstarくらいはわりとワンパンできるようになる。
実際シティ本番ではミラステを倒してきたアルセvstarをこの動きで倒すことができた。

レスキューキャリーは釣り竿と異なり手札に即ポケモンを戻せる強みがある。手裏剣やセイボリーで一気にベンチを減らされたり、ボスでマナフィやジラーチを取られたりする動きにもすぐ対応ができる。倒されたラルトスとリファインを回収して元からいたラルトスをドロソに変えつつもう1体ラルトスを置ける。

ヒスイのヘビボはマナフィ等のサイド落ちケアになるため保険的な意味合いで入れている。正直カイで持ってくることはあまりないが、どちらかというと引けたときにサイド確認ができて脳みそがマジで楽になるのが便利。

進化してタイプ変わるのエモい


・フィニッシャーとしてヤドランを採用できる。
高火力のアルカナでサイドをとってこちらが残りサイド2枚になったタイミングで、相手に手札干渉をされながらアルカナを倒される。この復帰が少し難しい場合がある。普通はボスとザシアン要求が多い。

ここでベンチのヤドンに2エネ貼っておけば、ヤドラン1枚で最後の2枚を取り切れる。ボスとザシアンを引くよりめちゃくちゃ要求が低く、ヤドランにエネが貼れていれば雪道もケアできる。

進化前の超ヤドンにだけエネ加速でき、水のヤドランはカイでサーチできる。状況によってはリバーサルも使える。不利寄りだが団結の翼等のヒエクに対して2枚取るプランがあるのも優位点である。

こいつは面白いことにサーナイトのプレイングに深みを加えてくれる。
お互いサイド3-3の時にヤドンにエネをつけながらサナexで1枚とる。そうすると相手はサナを倒すとヤドランで負けるためボス要求等窮屈な立ち回りを強いられる。

他にも相手のサイドが2の時、エネ盛りアルカナとエネ2ヤドランを作って崩スタでサナexを除去する。そして攻撃してこちらのサイドが2にできる場合、アルカナを倒せばヤドランで負け、ヤドンをボスでとればアルカナが盤面にのこり手札干渉もされないのでボスで勝ち。のような状況を生み出せる。サイドが4-2の状態からほぼ詰み盤面を作れるのは素晴らしい。「ヤドン押し付け戦法」である。
ヤドランを引きにいくために手帳でカイを戻したりもする。

特にジラーチとマナフィのお陰でヤドンがボス以外で取られないこともシナジーがある。ただし、ヤドランを縛られたりした時のための逃げエネ管理は注意がいる。

使っていると皆さん勘がいいのでヤドンを見た段階でヤドランをケアされて技で勝ち切ることはほぼない。かといって上だけ抜くわけにはいかんわな笑


・マナフィを簡単に持って来れる
副産物的なことではあるが、今の環境マナフィはメタカードの域を越えて必須カードになりつつある。ミライドンのサンダーやリザのマフォクシーミラーやルギアのミュウexの手裏剣を考慮すると全対面で使用するといっても過言ではない。キャンコロ手裏剣を考えて2枚採用したいくらいだ。

ちなみにトナメでの最大の敗因はロスリザのマフォクシーを無警戒でマナフィを置かなかったことです。一生後悔します。


【カイ型のデメリットと考え】


・手札干渉できるタイミングが少ない。
ナンジャモを減らしているせいで序盤の手札干渉ができない。特にロストやパオジアンに手札を貯められてしまう。

流しても解決札を引かれるときは引かれるので不確定な妨害よりもこちらの展開力を優先した方がいいと考える。というかナンジャモ2枚は入っているので運良く引けたら使えるし、状況次第でもある。ナンジャモは明確に手札干渉したい終盤に打てれば十分である。


・能動的にザシアンでサイドを取りに行けない。
はいボスザシアンどーん。ができない。フィニッシャーをヤドランにしたので相手の展開を待つしかないがお互いにサイドを取り合うゲームなのでヤドンはほぼ毎試合役に立つことに気づいた。
ザシアンでトドメをさせる時はこっちが有利に進んでいる時なのでヤドランで待ってもいい。

ザシアンはロストに対して早出しして殴ると強いのはなんとなくわかってはいるのだが、ジラーチもいるしロストなんとかなるだろうという気持ち。正直普通のサーナイトを使っている時にフィニッシャー以外の適切なザシアンの使い方がわからなかったので俺の認識が甘いだけかも知れない。


・掘る速度が遅い
ミラステの成功率が高まれば掘る速度は早まるような気もするが、単純に博士1なので掘りきることはあまりない。別にヤドランで詰めればいいので掘り切る必要もそこまでないだろうという判断。
通常博士は5、6枚目のナンジャモという認識であるが、これで大事なカードを切るのが本当にしんどい。不採用にしている人やヒガナ、作業員、セイボリーを採用している人も多い。
それでもピン刺ししているのは最終盤にヤドラン等決めるカードを引きに行くのに使えるからある。特にナンジャモしかないと終盤に山を掘り進められないため一気に掘れるカードは1枚くらい入れておきたい。最悪序盤の事故防止にもなる。



・先攻でラルトスを置けない確率が若干上がる
一般的な構築に比べてパスを3枚削っているため初手にラルトスに触れられない可能性がある。気持ちヘビボがあるのでもうちょいヒットはする。正直1ターン目ラルトスなしは割り切りである。ラルトス現物4、レベボ3、水晶2、ハイボ3、パス1あれば十分だろう。一概に比べられないがルギアとかもボール同じくらいだし。
丘をボウルタウンにしたり、ミカルゲをレベボにしたり調整次第では増やせる。

このデッキに限った話ではないが、初手の手札が本当に貧弱になる時がある。ボスもキャリーも丘もミカルゲも役に立たねえ、詰まりすぎだろとなる。対応範囲を広げるために状況によって腐るカードも多く採用している。そんな時はどんな解決札を引くかひたすら考えるしかないだろう。特にレベボさえあればミラステで一気に展開できるし、捲る手段はいくらでもある。このデッキはミラステを引っこ抜いて展開するためにこんな構築になっているんだから仕方がない。むしろミラステさえできればやりたい放題できる。



・バスラオがノイズになる
散々しっぽミュウの劣化と言ったが当然デメリットもある。

バスラオをボスや紐で無視されて殴られるとベンチの枠を1つ潰される。ミュウならむしろ毎ターングッズどうもーとなる。崩スタでの除去も視野に入る。

ミュウは中盤も出せるがバスラオは出せない。
ミュウは超タイプなのでムーンライトリバースの載せ先になれる。

バスラオは50しかないためロストマインで70と一緒に取られる。(これはジラーチが誕生したためバスラを無理なく採用できるメリットか)

ここまで書くと最早ミュウも一緒に採用してもいい気がしてきた。
だが、ミュウを採用するならパス4枚とセットは必須だと思う。ミュウ入りは飴に触れられるので先2のサナexで殴り始めの可能性が最も高くなる。これはサナミラーやロストに対してかなり有効である。ミュウ抜き等の改変は一般的なレシピに比べて先2の殴り出しの点においては劣化になるだろう。

だが実際先2サナex殴りは先攻前提の上振れムーブでもあるため、重要視する必要はないと考える。最近ミュウ入りの普通のサナでも飴を2枚に絞っている構築があるが同じ理由だろう。飴が3あるとミラーで先攻有利になるかも知れないだけなのは採用理由として薄い。


【各カードの採用枚数】

メリットと重複する内容は省略します。

<ポケモン>
・サーナイトライン 4-4-2-2
ミラステ1とメモリースキップ1。これが一般的だけど1試合で使う枚数考えたらアルカナ3じゃね?とは思う。でも釣り竿で戻せばいいわな。

・クレセリア 1
抜いて試したら欲しい盤面ありすぎて必須枠。アルカナ建てられなかった時のアタッカー。ナンジャモしながらベンチ狙撃偉い。相手の展開が弱かったときのセビエヒトカゲ狩り。

・ジラーチ 1
ロストマインとミラーのクレセ対策。ジラーチとマナフィを並べてアルカナでぽこぽこ殴るだけでロスバレに勝てるようになった。

・ミカルゲ 1
ミュウに負けまくったため採用。ルギアのネオラントを止められるのも偉い。実際フュージョンエネ付きのゲノが1体いればビーダルの代わりくらいにはなるのでそんなにミュウ止められるか?という感じ。

・マナフィ、かがゲコ、ヒスイバスラオ1-1-1
水タイプメンバー。

結構種類多い、ガラルヤドンも別にいる


・ヤドンヤドラン1-1
ヤドンは超タイプでHPが80で逃げエネが2のやつ。1エネの超ヤドン出てください。


<グッズ>
・パス 1
減らしてカイにしたため。


・水晶、レベボ、ハイボ 2-3-3
普通。丁度いい。カイがミラステ用のエネを調達できるように水晶2は欲しいかなという気持ち。レベボは4で素引きの確率上げたさもあるけど、終盤腐る。


・ヒスイヘビボ 1
グッズサーチと相性いいため採用。サイド落ちケアと確認。


・励ましの手紙 1
とても強い。今までのひたすら掘ってエネを集めるのとはわけが違う。


・レスキューキャリー 1
セイボリーと手裏剣復帰その他
折角だから採用しているが正直100%必須とは言い難いので何かと変わる可能性はある。釣り竿を2枚使った後だとマナフィやジラーチを蘇生できない読みで狙ってくれるかもしれない。3枚目の復活札が生きる。


・すごい釣り竿 2
キャリーがあるので1に減らしてみたりもしたが、アルカナ再利用が窮屈なのと序盤にヤドンヤドランをコストにするのでその回収に必要なので2。
ザシアンVを使わないのでトラッシュに6枚エネを温存して過剰なエネを山に戻す選択肢がある。アルカナシャインか丘か手張りでサナに7枚目以降を加速するためトラッシュに多くあっても意味がないからである。


<サポート>
・カイ 3
序盤はパスとバスラオ、中盤は手紙とゲコ、終盤はピンポイントのグッズサーチとトドメのヤドランを持ってこれる超絶強いカード。

コンセプトなんだから4にしたいとも思うが1試合にそんなに沢山使わないのと3で困らなかったため。正直サーナイトはミラステで展開できればドロサポを使わなくていいくらい展開でき、中盤はボスを打ちたい場合もあるのでまあ3。


・ナンジャモ 2
手札干渉は毎試合したいことがあるため最低限2枚。序盤にも強い。場合によってはナンジャモで止めてヤドラン2回で4-1から勝てるかもしれない。それだけハンデスは価値がある。


・博士の研究 1
サイドをとって行ったときに掘れるカードがないためピン刺し。


・ボスの司令 2
使う枚数的には3欲しいが手帳と枠的に2が一般的なやつ。フィニッシャーにヤドランいるから気持ち少なくていい。



<スタジアム>
月明かりの丘 2
サナの打点補助。330に届かせるために丘2リバーサル2はやや過剰にも思えるため1枚ボウルタウンにしてもいいかも。


崩スタ 1
先述のサナ除去によるヤドラン押し付け、不要なバスラオの除去等。これも抜いて使ってみたが、サナexの負け筋を消せるのは捲る上で必須だと思った。


<エネルギー>
超エネ 10
だいたい11か10だがザシアンで高打点を狙わないので気持ち減らして10。


リバーサル 2
中盤のアルカナの高打点のために2枚。一応ヤドランも起動できる。サイドを先行してる時は隠し札の弾にもする。


【不採用/採用検討カード】


・ロストスイーパー
カイから雪道や災いの箱を割れるので入れていたがサポ権使ってまでもってくると展開が不十分になるように感じた。また、手札をコストにするのも地味に困る。
スタジアム破壊に加えて道具破壊をこなせる2つの役割を持つカードだがこの2つは同時に行えない。そうなると、雪道を剥がしながらベンチを除去できる崩スタやアルカナの火力アップの丘の方が1枚で2つ以上の仕事をこなせるため有用だと判断した。

・ガラルフリーザー
ジラーチ採用が多くクレセを止められることが多々あったためすごく使いたいカードであった。特にビーダルを倒しながらナンジャモできるのが偉い。ただ逃げエネが2なことがミラステの邪魔になるためなくてもなんとかなる判断で不採用。似たようなカードでサケブシッポが今度出るが、あれば逃げ1なのでとても入れたい。

・ナマコブシ
水タイプ一覧を眺めたはずなのに何故か見落としてて採用していなかった。勝手にスタン落ちしたと思っていた。中盤のカイの水タイプの対象がいない問題を解消できるカードで是非とも採用したい。この1枚の積み重ねで拾えた試合があったかと思うと結構後悔している。逃げる1もいいね。


その他要望や思いつけば追記します。



【構築の構想】


サーナイトで個性を出したいなと思い色々考えていた。水エネを2枚とキバナをいれて手裏剣を打つ型はリバーサルの枠がなくなるから没にしたりと色々試していた。そこでカイを見つけた。

引けたらいいなくらいの気持ちで4投されているパスをカイ3とパス1にしても後攻でこの4枚が手札にくる確率は同じ。カイでパスを持って来ればいいじゃないか。

先行時にカイは使えないデメリットがあるが、カイを抱えている場合、先2からミラステを引っこ抜けるため盤面にラルトス1体とエネさえ確保していればよい。ナンジャモでリファインを引く心配もない。

また、通常のサナはナンジャモやミュウで捲れるのでパスの引ける確率は高まるが、ミュウでパスを当ててラルトスを並べることとバスラオの技でラルトスを並べることは変わらない。
更に、後攻のミュウは1回だけ尻尾を使って倒されるなら特性でスカすデメリットも考えるとバスラオの劣化になる。
また、先攻時のミュウはスタートしなかったとき、前を逃すのに手張りを使うため、2ターン目にミラステをほぼ打てなくなる。

まとめる次のような理由でミュウとパスを不採用にした。先攻時はミラステの準備だけできれば十分、後攻時はバスラオでいい。ナンジャモからパスを引きに行かなくてもカイでバスラオとパスを持って来くる方が確実。中盤ミュウのグッズくじができない分カイのグッズ確定サーチがある。


因みにこのミュウ不要理論はパスとミュウを削ってネストや水晶を増やし、ミラステ展開を重視するサナ構築の考え方を応用している。

とは言え後一に3枚刺しのカイを引き抜く確率はそんなに高くはない。引けなかったら他のサポでもその時の状況を見て使う。序盤以外のカイの使い方も考えた。

カイは中盤にも強い動きがあることに気づく。先述の励ましの手紙とゲッコウガを持ってきて一気にドローを進める動きである。

更に中盤手札が爆発してナンジャモや博士では手札が流れてしまう時のサポートとしても使える。ヒガナや作業員のような縦引きと役割は似ている。本来この枠はコストにしかならない余ったパスだったのだがそれがカイだと好きなグッズにできる。

でも終盤には流石に腐るかな〜と思って水タイプ一覧を見ているとヤドランを見つける。しかも進化前に超タイプが存在する。オシャレすぎる。なんだこれは奇跡か。パズルの最後のピースがハマった感じがして気持ちいい。このデッキを作るためにこいつらは存在している。

カイで序盤はパスとバスラオ、中盤は手紙とゲッコウガ、最終盤はヤドラン。美しい。

しかも回してみても全然戦える。シティはこれで行こう。テンプレからの脱却はかなり不安が残るが考えるほどメリットだらけ。自分を信じることにした。というか環境デッキの普通のサナと同程度のスペックがあるなら初見殺し要素もあるしシティに持っていくべきだろう。
俺だけが知っている最強のデッキかもしれないからね。




【シティ当日のマッチアップ】


・1戦目 パルキアパオジアン勝ち 先6-4
先2ミラステ決める。マナフィスタートも強い。
リバーサル2落ちしてたけど押し切って勝ち。

相手のサプライがヤドンに揃えられててヤドンデッキだったらいいなーと思ったけど出てこなかった。vstarマーカーがモンボヤドンで俺はマスボヤドン(出してないけど)だったから気持ちでも勝った。


・2戦目 ロスギラ 勝ち 後6-4
前マナフィ後攻ラルトス1置く。この時点で紐ぼけスピで死亡。ドキドキしてたらギリギリ生存してバスラオ引いてラルトス3体並べる。
サポに全然触れなくて事故って負けな気持ちだったが、なぜか相手のミラゲの対象が超エネ1でなんか苦しんでそう。ぼけスピくらいまくってたけどアルカナサナがリバーサルで殴ってたらなんか勝った。



・3戦目 ロスギラ 負け 後1-6
バスラオスタート。手札のラルトスを出す。技でラルトスを2体置けるのでカイからレベボとマナフィを持ってくる。水晶を使ってラルトスを持ってきてラルトス3体体制にしようとしたら、間違えて水晶でエネを持ってきてしまったので仕方なくレベボでラルトス置く。次のターンがサポに繋がらなくて数ターン止まってボコられる。
マジでやらかした。レベボを取っておいてリファイン立てるだけで盤面はかなり変わっていたと思う。
ミスしたので負けて当然です。



・4戦目 サーナイト 勝ち 後6-5
相手ミュウexスタートありがたい。後2ミラステ決める。ミュウexがいる分サイドレース的に有利だが、ボス引けず。途中サナexでアルカナ取るとザシアンで取ってくれたのでアルカナで取り返す。
なんやかんや取り合ってサイド差3-2までくる。ヤドラン育てながらアルカナで取る。2-2。アルカナ取られる。1-2。
ここでサナexとヤドランを引けば勝ちだったがナンジャモされていたためギリ揃わず。サナexでなんか取って1-1。相手の盤面サナex2体とミュウexのみ。手札は3。ザシアン蘇生されたら負けだけど来ず。番返ってきてヤドラン引いて勝ち。



・5戦目 ゴッドパオジアン 勝ち 先6-5
詳しく書きます。
先2でミラステフル展開。いい感じ。

アルセに取られる。6-5

カイからゲッコウガと手紙もってきて引きまくってサナでアルセ破壊。4-5狙い通りの動きで気持ち良すぎる。

キャンコロ手裏剣でサナとキルリアとられる。4-3ドンマイ。

確かキャリーでラルトス蘇生。ヤドランに2エネ構えて、ボスでパオジアン呼んでアルカナでとる。2-3 ヤドランも置けていい感じ。

スイッチャーキャンコロ手裏剣でアルカナとヤドン取られる。2-1手裏剣2回目はやめてくれ…

サイド2とる手段がないため相手のポケストップを使ってボールからリファインでギリギリナンジャモを引き当ててサナexでゲコとる。1-1 絶望。

相手ビーダルいてほぼ山掘り切っていたがギリエネが1枚足りず。パオ前で120だけ与えて返してくる。1-1

アルカナ建ててでパオ取って勝ち。0-1危なすぎる。マジでギリギリ。ラス1のサイドスーエネ回収だったらしい。

カイを完全に生かして進めたのにキャンコロ手裏剣2回決められてたまげた。4.5戦目ほんまに番帰ってくるお祈り決めただけで心臓に悪い。


運で7位でトナメ上がり。


・トナメ
1戦目 ロストリザex 負け 後4-6
ミラステを決める。ぼけスピされまくってとられる。相手のヒトカゲがあまり立たなかったのでサナexで取ってターン作ろうとしたりした。

炎御三家コンビ


順調に進めてたらマフォクシーに突然2枚取られて世界が終わりかける。炎エネを捨てたロストの手裏剣は無視してマナフィを序盤に切ったのが本当に悔やまれる。
サイド4-1の状況で番がくる。この時点で前1エネマフォクシー、1エネリザex、キュワワー2体、ジラーチがいた。
ボスでリザexをぶっ飛ばそうと思ったがサイド落ちもありギリ引けなかったのでナンジャモで手札1枚にする。ここでヤドンに2エネつけてアルカナでマフォクシーを取って2-1。番がくればヤドランで勝ちの状況にした。
相手花選びからポケギアヒット、そこからキバナヒットでリザ起動されて負けてしまった。本当に悔しい。

ベスト8敗退。

記念?写真


【シティの感想】

4.5戦目相手がラストターン止まってくれてお祈りで勝って、トナメも運で通ってる。トナメ1戦目またラストターンのお祈りしたけど遂に通らなかった。毎試合ドキドキで楽しかった。リザにマフォクシー、俺も考えたことあるけど盤面からエネなくなってアタッカー続かないと思うんだけどなあ。キバナを山に残してたのは相手が上手かった。
結果論ということにするけど今度からどんな対面もマナフィ起きます。ベンチ1枠圧迫しても戦えるといえば戦えるはず。

あと対戦相手の人達がデッキを褒めてくれるの嬉しかった。
シティのトナメ5回上がったことあるけど4回目の1落ちで泣ける。また頑張ります。

これキャンコロナ手裏剣の要求下がりすぎじゃね?



カイナ来る前のシティで平日を第一希望にしたら通ってよかった。でも新弾でカウンターキャッチャー使えたらナンジャモキャッチャーでヤドランがごっつぁん以上にサイドとりまくれそうで熱い。


【最後にお願い】

ここまで閲覧ありがとうございます。何か質問や感想があればX(Twitter)まで。(@Pythagoras_Poke)

興味持っていただけたらフォローお願いします。大したことはツイートしてないです。

練習相手が本当に少ないので秋葉か池袋辺りで練習できる人募集してます。仕事は日曜休みです。
環境に存在するデッキのパーツを一通り揃えてるのって世間的に珍しいんでしょうか。周りでマジで見つかりません。普段の練習はほぼジムバと1人回しです。

あと、カード勢でSwitchのポケモンsvを軽くストーリーだけやってる方、パオジアンとオーガポン余ってたらください。無限に。


それと投げ銭つけておきます。お金が欲しいです。人間なので。
購入してくれた人は僕の出身大学が知れます。笑

以上です!!

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