たこ焼きにとって揚げ玉とはなんなのか?よしこい!

あれはなんなんでしょうね。

なぜ小麦を溶いたものを焼くのに小麦を溶いたものを揚げたあれを入れるんでしょうね。

ずっとこれが疑問だった。

おれはあまり大阪を信用していない。

広島のお好み焼きには揚げ玉が入ってたっけ?

いやほれ、おれは大阪をあまり信用していない。

ある時、大阪人と話していてふと「タイガース」と言ったところ、「なんやねん、阪神やろ」と言われて途方に暮れた。

そいつは隣の大阪人に「なぁ、タイガースてことはないやんな、阪神やんなー」と振り、隣の大阪人は躊躇わず「当たり前やんそんなんタイガースちゃうで、阪神やで」と返した。

これはとてつもなく偏った大阪人に思えるが、経験則からベタな大阪人に思える。

と、そんな話はええねん。

ええねや。

ええねんで。

たこ焼きとかお好み焼きとかに近い食い物はなんだろうか。

それはグラタンである。

ぐりとぐらのぐらを可愛く呼んでぐらたん、ではなく、あの大体クリームシチューを作っといてわざわざ焼くあの料理である。

どこらへんから着手していいか迷いながら書いていてめんどくさくなったが、まあそれはそれでええねん。

そとはカリだとかそとはパリだとかと中身はトロの組み合わせ。

インナーベシャメルやであれは。

これな。

唐揚げとか厚揚げとかを小麦で模しているのかもしれないそういうのな。

あかん、どこをどうまとめてどう書いてきたかまるで分かれへん(まだ何も言っていない)。

酔うとノートに向かう現象。

な。

えーと、小麦に小麦問題な。

グラタンにマカロニが入っているそれは今回の問題とは少し意味が違う。

グラコロとか焼きそばパンとかそれらの小麦小麦問題ともまた違う。

話が進まない。

中はトロっ。

つまり流動的でなくてはならない。

焼く前の生地はサラッでなくては焼き上がりでトロっにならない。

テキ屋のたこ焼きの仕込みを見た事があるだろうか?

昔代々木公園で見た朝のそれは食欲を無くすものであった。

これも今回の問題とは違う。

あのほれ、読者諸兄の記憶の中のそれはとてもサラッとしている流動的なものではなかったろうか?

青いポリバケツから柄杓ですくわれるそれよ。

そうそうそれそれ。

それを焼いた時の状態を想像してほしい。

その流れで理想の食感のたこ焼きも想像してほしい。

なんかこう想像の中で焼く前と焼いた後の関係が繋がらない部分が浮き上がってきたでしょう?

明らかに勿体ぶりすぎた事に気付きながらそれを否定せずに誤魔化す実験失敗のお知らせ。

なんかこうね、サラサラの生地に揚げ玉を入れると元々強度を持ってる揚げ玉がサラサラの生地の水分を吸って全体的な強度を程良く上げるというか、例のトロっとになる。

揚げ玉無しの生地の水分調節では詰めきれないところが揚げ玉で埋まる感じがある。

さて、所謂ハンバーグにパン粉問題だが…。



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