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ウォレットニュースレター #13 - 2024/07/11~07/17

いつもお読みいただき、ありがとうございます。AndGoのごっつです。
ウォレットや取引所、企業における重要なニュースをまとめてお届けします。

ドイツ政府のビットコイン売り終了や米大統領選におけるトランプ候補の優勢から、暗号資産市場は活気づいています。これを機にトレードしようと久しぶりにウォレットを触るユーザーも増えているかもしれません。

長期間使用していないハードウェアウォレットを使う際は、セキュリティ対策を万全にした上で最新のファームウェアを必ずアップデートし、ご利用ください。また、フィッシングサイトやアドレスポイズニングなどの詐欺に引っかからないよう十分お気をつけくださいませ。

それでは、今週のニュースレターをどうぞ。

今週のハイライト

ウォレット動向

  • Uniswap Walletが、Chrome拡張機能版をリリースしました。 詳細

  • Coinbaseは、同社が開発するセルフカストディウォレットCoinbase Walletのウェブアプリの新バージョンをローンチしました。詳細


取引所の動向

  • Binance Japanは、レンディングサービスSimple EarnにAstar(ASTR)を新たに追加しました。詳細

  • BitTradeは、7月31日 17:00より取引所における全ての通貨ペアの売買手数料を無料化すると発表しました。 詳細

  • Zaifは、取引時確認事項が未入力のユーザーより、口座管理維持手数料を徴収すると発表しました。 詳細


企業の動向

  • Securitize Japan株式会社は、直木賞受賞作『宝島』の実写化映画に関するセキュリティトークンを発行すると発表しました。 詳細

  • ソラミツは、パラオおよびパプアニューギニアの金融システム高度化に向けた実証事業の開始を発表しました。 詳細

  • カシェイは、ビットコインのライトニング決済でギフトカードを購入できるストアサイト「Use Bitcoin」の公開予定を発表しました。詳細


ヘッドライン

ウォレット動向

  • Uniswap Walletは、Chrome拡張機能版をリリースしました。 詳細

  • Coinbaseは、同社が開発するセルフカストディウォレットCoinbase Walletのウェブアプリの新バージョンをローンチしました。詳細

  • Consensysは、同社提供のMetaMaskのユーザー体験再構築に向けたツールキットDelegation Toolkitの提供予定を発表しました。現在、サイトから早期導入者を募集し、開発者はウェイティングリストに登録することが可能です。 詳細

  • MetaMaskのUIがアップデートされました。MetaMask Extensionにて、トークンの自動検出がデフォルトで利用可能になりました。 詳細

  • SafePalは、アプリの最新バージョンV4.7.3をリリースしました。TONのNFTに対応し、また、ビットコインやその他UXTOベースのチェーン向けの秘密鍵のエクスポートにも対応しました。詳細

  • PhoenixのAndroid版が、BIP-353に対応しました。設定→Experimental featuresから自身のLNアドレスが作成できます。詳細

  • Zeus Walletは、最新バージョン v0.8.5 と v0.9.0-betaをリリースしました。Core Lightning ユーザーに対して、Bolt12 OffersとBIP-353のLNアドレスが対応されました。詳細


取引所の動向

Binance Japan

  • レンダートークン(RNDR)のSolanaチェーン移行につき、同アセットの入出庫および取引を段階的に一時停止されます。 詳細

  • レンディングサービスSimple EarnにAstar(ASTR)が新たに追加されました。詳細

bitbank

  • 7月24日(水)10:00 ~ 13:00に、システムメンテナンスの実施を予定しています。この時間帯は、すべての機能が利用できません。 詳細

BitTrade

  • 7月31日 17:00より取引所における全ての通貨ペアの売買手数料を無料化すると発表しました。 詳細

Coincheck

  • 日本銀行「CBDCフォーラム」における活動での、発表資料が日本銀行のホームページに掲載されました。 詳細

Zaif

  • 7月16日より、シンボル(XYM)のステーキングサービスが新たに追加されました。 詳細

  • 取引時確認事項が未入力のユーザーより、口座管理維持手数料を徴収すると発表しました。 詳細


企業の動向

  • Securitize Japan株式会社は、直木賞受賞作『宝島』の実写化映画に関するセキュリティトークンを発行すると発表しました。 詳細

  • ブロックチェーンゲーム「サッカーバース(Soccerverse)」が、スクウェア・エニックス主導のもと、310万ドル(約4.9億円)の資金調達を行いました。 詳細

  • Web3ゲーム企業Immutable(IMX)は、DMMのグループ会社DM2C StudioおよびBLOCKSMITH&Co.と一連の戦略的パートナーシップを結ぶと発表しました。 詳細

  • ソラミツは、パラオおよびパプアニューギニアの金融システム高度化に向けた実証事業の開始を発表しました。 詳細

  • ディーカレットDCPは、デジタル通貨「DCJPY」の本番検証のため、DCJPYネットワークのシステムをリリースしました。 詳細

  • メタプラネットが、2億円相当のビットコインの追加購入を完了しました。これが5度目の購入で、合計保有数は225.611BTCとなりました。 詳細

  • コロプラのブロックチェーンゲームBrilliantcryptoは、ゲーム内デジタル宝石のユーザー間取引数が1万件を突破したと発表しました。 詳細

  • カシェイは、ビットコインのライトニング決済でギフトカードを購入できるストアサイト「Use Bitcoin」の公開予定を発表しました。詳細

  • Gtaxは、メルカリ内「ビットコイン売買」の取引履歴に対応しました。 詳細

  • クリプタクトは、ポートフォリオの「NFTギャラリー」で、保有するNFTのアイコンが表示されるようになりました。詳細

  • Gincoは、BNBチェーンから助成金を獲得しました。また、業務用暗号資産ウォレット「Ginco Enterprise Wallet」が、BNBスマートチェーンおよびBNBトークンに新規対応したと発表しました。詳細

  • Fireblocksの「グローバル・カストディアン・パートナー」にSBI出資のZodia Custodyや野村のKomainuらが参加したと発表がありました。  詳細


今週のニュース

ブロックチェーンの分析を行うZachXBT氏によると、DMMビットコインから不正流出したビットコインの内、3,500万ドル(約55億円)超相当が資金洗浄され、「Huione Guarantee」と呼ばれる電子市場に送られていると報告しました。

同氏は、資金洗浄のやり方やオフチェーンの情報をもとに、この不正流出には、北朝鮮政府が支援しているとみられるハッカー集団「ラザルス」が関与している疑いがあると指摘している。


Jumper Exchangeでハッキングが発生しました。Jumperは、ユーザーがMetaMaskなどのウォレットで、Jumperでの無限承認を「Revoke」するよう推奨しました。「無限承認を設定していなければ、リスクはない」とも説明しています。

一方、16日深夜1時半ごろ、Jumperは復旧し安全に使用できるようになりました。


DeFiレンディングプラットフォームCompoundおよび、異なるブロックチェーンの相互運用を目指すCeler Networkのウェブサイトが7月11日にハッキング被害に遭いました。

現在両サイトは回復しており、以前と同様にアクセス可能であることがアナウンスされています。またこの問題による資金流出は報告されていないとのこと。

今回行われた攻撃は、ウェブサイトのDNSを乗っ取ることで、ハッカーが作成した偽のサイトにユーザーをリダイレクトさせる方法が行われました。

攻撃を受けていた間、両サイトは元のサイトによく似た偽のウェブサイトに遷移させるよう設定されており、偽サイトは、ユーザーのウォレットから資金を盗み出すスマートコントラクトへの接続を誘導するフィッシングサイトであったことが分かっています。



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