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極小国家リベルランド、独自仮想通貨を発行へ…仮想通貨による寄付も受付中

東欧のセルビアとクロアチアの国境地帯にある、面積7平方キロメートルのミクロ国家リベルランドが、数カ月以内に独自の仮想通貨を発行する予定であると、海外メディアのCCNが伝えています。

リベルランドはドナウ川の中州にある無人地域、ゴルニャ・シガと呼ばれる地域を領土とし、チェコ人の政治家ヴィート・イェドリチカ氏が2015年4月13日に「建国」しました。正式名称はリベルランド自由共和国。公用語は英語と定められていますが、現在居住している人はいないということです。また、国家として承認をしている国も現時点でありません。

そんなリベルランドが、建国三周年記念となる2018年4月13日に、独自の仮想通貨である「Merit」を発行する予定だと発表。同時にビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアムと言った仮想通貨による寄付を受け付けることが明らかになりました。CCNによると、リベルランドは以前ビットコインを自国の通貨とする予定だったということです。また、リベルランドでは支払う義務のある税金はありませんが、税金を支払っている「国民」には、この度発行されるMeritが配られるとのことです。

リベルランドの国籍は公式サイトから申請することが可能。しかしながら、現在リベルランドの領土とされている地域に入った場合、クロアチアの警察に逮捕されるということです。

CCN
https://www.ccn.com/liberland-to-issue-its-own-cryptocurrency-accepts-bitcoin-bitcoin-cash-and-ethereum/

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