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物事の価値観

バスケ選手として、人として本当に大切な事は、
自分のルーツやいつも側にいてくれた人を、どれだけ大切に出来るか。
思いやりを持って接する事が出来るかどうか。
が本当に大切だと思う。


一緒に居る事や、今の関係性が当たり前になってしまっていないか?
感謝の気持ちが薄れていないか?
をもう一度考えたい。
だって
人間関係に"当たり前"なんてないと思うから。

プロの世界で長くやっていると地位や名誉、特にお金で人生が狂った人を沢山見てきた。
【アスリートとしての成功<お金】
これは本当に失敗する。
僕自身も一度だけその選択を間違えたシーズンがあります。
そのシーズンは最悪でした。
チームが勝てなくても金額の部分で自分を納得させようとしていましたが、
全く納得出来なかったし、そもそもバスケ選手としてバスケが上手く行かないとお金を手にしていても、
何も満足出来ませんでした。

プロの時は特に自分が調子がいい時は本当に色々な人から声かけてもらったり、援助してもらったり、今までには想像つかない人達と繋がったりもしました。
けど、引退をした後に自分が本気で辛い時に手を差し伸べてくれたのはごく僅かだった。
相談してもみんなは所詮は他人事。
「大変だね。」くらい。
その時初めて気付かされました。
仲間だと思っていた人でも、そんな反応だったし、結局人ってそんなもんだなって。
仲間とか言っておきながら平気で嘘つくし、騙すし、仲間ってなんだろう?って。
その人達との間には"仲間"の価値観の違いがありました。
ただ数名の方は本当に心から僕の事を考えてくれて相談に乗ってくれました。
実際に行動に移してくれた方もいました。
その時に本当に自分とその人達の関係性の在り方や、自分も困っている仲間がいたら助けになりたいと心から思いました。
絶対にタブーは仲間や誰かを蹴落とす事です。

バスケでは、チームは"ファミリー"とか"家族"とか良く言うけど、傷の舐め合いや、いい所取りのファミリーマインドは本当に嫌いでした。
人は究極に大変な状況に陥った時に本性が出ます。
今までの僕の人生で数名だけ、手のひらを返した人に出会いました。
大体は"お金"や"地位"や"名誉"で知り合いや仲間を裏切っていました。
だから、見栄張りの人とはあまり付き合いたくない。
何故ならその人が調子がいい時は良い関係を続けられるけど、困ったら平気で手のひらを返せるメンタリティーを今まで僕が見てきた見栄張りの人は持っていました。
「何だ、俺と付き合う事でメリットを感じてるだけなんだ。」と。
「ネックレスや宝石みたいな装飾品みたいな扱いなんだ。」って。

だからそんな人達との価値観の違いに気付いてからは、他人に期待をする事をやめました。

もちろん全部が全部期待しない事ではなく、
あくまでもどんなに仲がいい関係でも、100%と意見は一致しないし、他人はコントロール出来ない。
という考えが前提です。
だから相手のリアクションが自分の思いと違う反応でも気にならなくなりました。

今の僕の人間関係の関わり方は、
基本的には一方通行の関わりです。

愛情は求めない、与えるだけ。
僕は自分がやった事に対して、一切の見返りも求めない。
僕はそれでいいんです。

このやり方が1番自分が楽だと気付きました。


昔から損得で人を選んだり、仕事するのが本当に嫌い。
僕はこれからも自分が仕事をしたいと思える人とだけ仕事をしたいです。 


だから自分がやりたい事、意義を感じる事だけをやる。
たとえお金が稼げなかったとしても、自分の人生は、お金多くを稼ぐ事は重要ではありません。
これは前の記事に理由は書いています。


自分のやりたい事をやる為に、ワクワクした毎日を過ごす為には、
まずは自分のルーツや身近にいる人を幸せにする事がとても大切だと思います。

誰かに迷惑をかけてまで、自分のやりたい事を続けたいとは思わないし、特に自分に親しい人達には迷惑をかけたくないし、むしろ一緒に楽しい事をやって行きたい!


僕の考えは、基本的には他人に迷惑をかけなければ何をしてもいいと思っています。
バスケを教えるのも同じ考えの延長線上にあって、
普段の生活にいる身近な存在や環境に感謝や思いやりがあれば、
子供達もバスケ以外の部分でも成長する事が出来ると思っています。

間違っても自分がどう見られるかなんて考えないし、人や団体を使って自分をセールスはしない。
損得勘定なんかでビジネスはしないし、人付き合いもしない。
その方が自然体の自分で居られるんですよね。
自分が自分らしく居られる環境をつくる事は本当に大切。
"皆さんの人生でもっとも大切にしたい事は何ですか?"



「幸せは掴み取るものではなく、今ある状況、環境から見つけ出すものだ」

小さな事でも幸せを感じれるようになる習慣を身に付けたいですね。

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