春分の近況報告

大変ご無沙汰してしまっておりましたが、近況報告をさせてください。

つい先日、長く関わらせていただいていた法案が閣議決定されました。

およそ3年前から政策提言を開始し、その後、政府の有識者会議や与党の部会に参加させていただいたりして、一昨年からは官僚として本法案を担当することに。

こうして法案が出来上がっていくプロセスに最初期から携われたことは、なにものにも代えがたい経験となりました。こんなドキドキした気持ちで定例閣議の日を迎えたのは人生初です。

今はただ、この法案を作り上げてくれた同僚・関係各位に対し、あらん限りの敬意を払いたい一心です。

自分などは正直、官僚になってからというもの学ばせていただくことばかりで、本法案にどれくらい貢献できたかと問われれば、地に伏して猛省せざるを得ません。

ただ（ポジティブに考えれば）自身の力不足を自覚できたのは大きな収穫でした。この挑戦なしには、それすらわからなかった。

政策を提言するということと、それを具体的な法案に落とし込むという作業は、ラーメンとカレーほどの違いがあり、それぞれまったく別の視点やスキルが必要であることを痛感した次第です。

今後必ずやこの経験を社会に還元していきたいと思います。

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で、まだ国会審議があるというのに、なぜこんな総括めいたことを書いているのかといいますと、しばらくこちらの戦線は離脱し、まったく別の最前線に全戦力を投入することになったからであります。

本当に嬉しいことに、本日、次女が誕生しました。母子ともに健康で、クリニックの皆さまと神様にただただ感謝です。これで、妻と娘二人の四人家族になりました。

今月に入ってから有休をいただいておりましたが、明日からいよいよ育休に突入です。男性の育児参加についてはエラそうに出版までしてしまっている立場ですので、こちらも全力投球で参ります。

そんなわけで、本法案の国会成立の瞬間は自宅で子育てに奮闘しながらテレビで観ることになりそうです。

同僚各位に全力でエールを送りつつ、こちらも父親としてのミッションをまっとうしていきます。育休復帰後、またこども家庭庁に戻ります。

引き続き、よろしくお願いいたします！！