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コギオト2公演ブログ⑤『うまぴょい伝説』

劇団コギトはインカレサークルで一橋や津田塾以外から参加している団員がいます。今日のブログに登場するのは明治薬科大学の4年生、松野匠です。
新歓公演では舞台監督としてスタッフの取りまとめを担当している彼ですが、自由奔放、天真爛漫、最上級生なのに好き勝手やってます。

このブログでも彼がハマってるウマ娘の話をしようとしてるのか!?

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1. ウマ娘関連タイトルにすればみんな読むと思った

新入生の皆さん、はじめまして。明治薬科大学新4年の松野匠です!!
一人語り的なブログを書くのは4年生にして初挑戦。正直、どう書けばいいのかさっぱりわからないですね。とりあえず流行に乗ってウマ娘の話をすればみんなみる!って思ってタイトルはうまぴょい伝説にしておきました。

僕は劇団コギトでは役者をやったり、制作や広報をやってます。今年の新歓公演では舞台監督をやってます。劇団コギトは色々な役職に挑戦できるのがいいところってよく言われてます。4年生ですけど、照明とか音響にも挑戦してみたいですね。

役職についての詳細は新歓Twitterに投稿されている新歓パンフに載ってるので良かったら見てください。


2.ごめんなさい、ウマ娘の内容は出てきません。

今回のブログは「自分の好きな歌詞について」という内容でやっているわけです。もう、うまぴょい伝説について書くのが頭に出てきますよね!?

これはうまぴょい伝説で書くしかないかな〜とおもったんです。

ですけど!

好きな歌詞について語れる機会ってなかなかないんで、いざ語れるとなるともう研究されまくってる『うまぴょい伝説』をやるのは勿体ない、と思ってしまいました。ウマ娘タイトルに釣られてきた方ごめんなさい。

うまぴょい解説しないので、真面目にいい歌詞厳選してきました!10曲以上の中から今回選ばれたのはサンボマスターの”ラブソング”です!

そもそもサンボマスターって皆さん聞いたことありますか?(ないとは言わせない)
有名どころで言ったら”できっこないを やらなくちゃ”とか”輝きだして走ってく”とかですかね。この二つの歌詞もほんっとうに最高なんです。いや、というかサンボマスターの曲って全部最高なんだよ!!(といいつつ、サンボマスターファンとしてはにわかの域をでない執筆者です)
ただどうしてもあえて一曲にするってなったときに僕はラブソングを推したいんです。なぜ"ラブソング"なのか。

いつもアップテンポでロックに僕たちのことを励ましてくれるサンボマスターが、疲れてる時も、心が折れそうなときも、泣きそうなときも僕たちのことを応援してくれるサンボマスターがですよ!?

ギターを使わずにピアノとストリングスを使った珍しい構成で

あいたくて あいたくて どんな君でも
願いごとがもし一つかなうならば
いますぐに いますぐに 抱きしめたいんだよ
ずっと君のそばにだけいたかったんだ

(ラブソング 作詞:山口隆)

って言ってるんですよ!

普段、見ない一面を見て、惚れないわけがないでしょうと!

そういうわけなんです!!!!はい!!!!



...すみません、テンションが上がりすぎました。


このサンボマスターの「ラブソング」って、失った人に向けた曲とのことなんですけど、どこまでもまっすぐ失ってしまった「君」への思いを綴ってるんですよ。

今夜も君の姿 探してしまうよ
想い出の手紙を 捨てられずいるよ
もう声は君には届かない
奇跡がおきるなら もう一度 もう一度だけ
あいたくて あいたくて どんな君でも
願いごとがもし一つかなうならば
いますぐに いますぐに 抱きしめたいんだよ
ずっと君のそばにだけいたかったんだ
心の中は涙の雨のメロディー  
君と過ごした日々を忘れることなんてできずに
だけどそいつが僕のカラッポを埋めてくんだよ

これはCメロ~ラスサビの歌詞なんですけど、この曲を通して失ってしまった喪失感だったり、もう逢えない人に伝えたかった思いとか、それを伝えられなかった後悔、整理しきれない気持ち全部つまってると思うんです。しかも、それが特定化された人物じゃなくて、だれでも経験する別れに共通する歌詞になってるから、シンプルでストレートなのに、聴く人が共感できる曲になっているんだと思います。だから僕はこの曲をオススメしました。

ブログ的には絶対にここでYouTubeとかに載ってるPVとかの映像載せたいんだけど、公式で公開されてなさげだからapplemusicとかspotifyとかで聞いてね。no more 違法視聴〜


この曲のタイトル、『ラブソング』って、超まっすぐなタイトルですよね。でもポジティブなものであれ、ネガティブなものであれ、真っ直ぐになにかを伝えるのって、難しいと思うんです。
それにまっすぐ何かを伝えることってその過程で誰かを傷つけちゃったり、自分が傷ついちゃったりすることの方が多いとも思います。だから、僕たちは生きる上で、どうしても言葉を選んで生きてしまうし、それはやっぱり誰かと関わって生きる上で必要なことで。

でもそれを音楽だったり、演劇だったり、なにかを表現をすることを介して、誰かに受け取ってもらえることができるのなら、その気持ちが間違ってはいないと思えるから。だから僕は演劇をやってるのかな。そんなことを最近、考えるようになりました。

演劇をやっていて面白いのは1人では作品を作れないところで、それが1つの作品に対して色々な視点からのアプローチが生まれるところだと思います。だからこそ、それまでの人生で生きてきたことの全てが演劇に繋がっていて、作品を介してそれを知ることもできると思います。

3.最後に

最後になりましたが、新入生の皆さん、もう5月ですが、ご入学おめでとうございます。
2年生の皆さん、まだコロナが完全に落ち着いたわけではないですが、少しずつ普通のキャンパスライフが見えてきましたね...

サークルを探そうと思ってたまたまこの記事を見てくれた人がいて、演劇に興味あるけど、一歩踏み出せずにいる人がいたら、コギトの新歓イベントに来たり、新歓公演『コギオト2』を聞いてみてください。

演劇やってる人は案外、みんな普通の人です。それでもこれまでの人生の経験から色んなものを絞り出して、精一杯作品を作り上げています。そんな僕らの思いが作品を通じて伝わることを祈ってます。

最後に、ウマ娘に一言。

「ツインターボ3凸じゃなくてクリークをくれ。」