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【2022卒業生インタビュー③】滝澤諒

こんにちは、劇団コギトです。
今日から2月に入り、公演まで3週間を切りました!

第3回の卒業生インタビューのゲストは、滝澤諒さん(一橋4年)です!

インタビュアーは山浦(一橋3年)です。何を隠そう、滝澤さんとは出身校が一緒なのです。そして、コギトに入ったきっかけが高校の文化祭であるという点も一緒です。舞台美術愛好家である滝澤さんですが、かくいう私も舞台美術が好きです。共通点が盛り沢山な滝澤さんとは、スタワの帰り道、よく母校トークで盛り上がりました。

最近では木材と会話ができるようになったらしい滝澤さんからは、どんなお話が聞けるのでしょうか?
それではインタビュースタートです!


自己紹介

山浦:まず自己紹介お願いします。

滝澤さん:一橋大学4年、滝澤諒と申します。

山浦:趣味とかありますか?

滝澤さん:趣味は小説を書くことで。

山浦:初耳です!どのくらい書くんですか?

滝澤さん:なんか一年に一回文学賞みたいなのがあって、それを出してるから、一年に一本は書いてる。長い字数じゃないんだけど。

大学生の間に文章を書いてみたいな〜なんて思っていたのに、未だ(大学3年生冬時点)で一文字も書けていない私とは大違いです。

山浦:では、突然ですが座右の銘をお願いします。

滝澤さん:座右の銘か……座右の銘は、、でも自分への戒めとして、自分の親が言ってることとして、「ずるいことをするな」っていうのはずっと言われてるから、それはちょっと心がけてる。けど、たまにできないこともある笑。

この脈絡なし質問コーナーですが、思いがけず良い言葉が聞けました。確かに、何か後ろめたいことをすると、どこかで見られている気がします。自分のためにも、ずるい人にならずに生きていきたいものです。

滝澤さん


後輩から見た滝澤さん

佐藤愛佳(3年):ワクワクさんを10000倍くらい強力にした、スタワバーサーカーだと思っています。スタワでわからないことがあったり木材と会話したくなったりした際、いつも頼らせてもらっています。文章力も手先の器用さも面白さも備えた、すごい先輩です。

岩田大煕(2年):面白いに真っ直ぐな人です。面白いかどうかを1番に優先する時があります。それでたまに失敗したり難しい状況になったりします。でもそこが滝澤さんの1番好きなところです。本当に。あと優しいです。後輩にとても良くしてくれます。4年生の中では滝澤さんは怖いイメージがあるそうですが、後輩には優しいです。本当に。

田中莉子(1年):ちょこちょこした持ち物だったり、服だったりがおしゃれです。特に黄色のスニーカーが好きです。私のちょこちょこした持ち物もよく褒めて下さります。

コギトパーカー着こなし選手権


コギト遍歴

山浦:よくやっていた役職はなんですか?

滝澤さん:舞台美術です。

滝澤さんといえば舞台美術。舞台美術といえば滝澤さん。そういっても過言ではないでしょう。かくいう私も、2021年度新入生公演で舞台美術をやった時、まだあまり話したことがなかったのに、突然滝澤さんに助けを求めたことがあります。その節は本当にありがとうございました。

山浦:何回くらいやりましたか?

滝澤さん:6、7回くらいかな。とりあえず半分以上舞美だった。

山浦:舞台美術以外のときは何をやっていたんですか?

滝澤さん:小道具をやったり、総合演出をやったり。

山浦:あーコギオトのときですよね!コギオトでは脚本も書いたんですか?

滝澤さん:コギオトはうん、脚本も書いた。

前回のねねさんのブログにも登場したコギオトですが、総合演出は滝澤さんでした。YouTubeに上がっているので是非聞いてみてください。
ここでは滝澤さんが脚本・演出を務めた作品を紹介します!


舞台美術の魅力

山浦:舞台美術にコギト生を捧げてきた滝澤さんですが、滝澤さんの思う舞台美術の魅力は何ですか?

滝澤さん:どうやったら自分も観客もワクワクする舞台になるだろうとアイデアを考えるのが楽しいです。実際の作業は基本的に地味でしんどいし、稽古場の盛り上がりを横目に何やってるんだろう自分は、って時々なったりするけれど、それを乗り越えて完成した舞台が目の前に出現した時の達成感は何物にも代え難いものがあります。終演後に手塩にかけた舞台を自ら破壊するのも諸行無常が味わえて良いです!

諸行無常

過去出演作品

2019年度7月公演『今日は、』小道具
2019年度一橋祭公演『もうひとつの地球にある水平線のあるピアノ』舞台美術
2019年度新入生公演『遭難、』舞台美術
2019年度卒業公演『不完全なけもの』舞台美術
2020年度音声作品企画『コギオト』総合演出・脚本
2020年度卒業公演『ほらまたね。』舞台美術
2021年度新歓公演『コギオト2』総合演出・脚本
2022年度一橋祭公演『走りだして、輝いていく』舞台美術
2022年度卒業公演『アイ・シーユー』舞台美術・脚本

うーん、ねねさんに続いて、まさに職人です……!!


特に印象に残っている作品

山浦:特に印象に残ってる作品はありますか?

滝澤さん:まぁたくさんあるんだけど。一番印象に残ってるのは、うーん、2019年度の新入生公演かなやっぱり。

山浦:『遭難、』ですね!舞台美術をやったやつですか?

滝澤さん:そうだね、うん。でも舞台美術というより、公演そのものが印象に残ってる。

山浦:理由とかありますか?

滝澤さん:んー、なんか新入生公演までは、あんまりサークルに馴染めてないかな、って気がしてて。で、このまま、やってて大丈夫なのかな、って気がしてたんだけど、なんか、そうね、新入生公演で仲良くなれて、みんなと。で、結構深い話をするようになって、仲良くなれたから、あ、ここにいてもいいんだって思えるようになった公演だから。そういう意味では、すごい印象に残ってる。

山浦:あれですよね、川上さんと2人きりでスタワをやっていたという、、。

滝澤さん:そう、2人で。しんどかった笑。疲れすぎてそのあと高尾山に行くという。スタワが終わった後に。

山浦:高尾山は誰と行ったんですか?

滝澤さん:蒼志郎小畠と。川上も行こうよっていったんだけどあいつはいいって。

山浦:スタワの後にそのまま行って、次の日は休み、、?

滝澤さん:スタワです。

山浦:そのまま行けましたか?笑

滝澤さん:行ったんだけど、使い物にならなくて僕が。死んじゃってて。

山浦:あー、めっちゃ同じですね。私も、ちょうど(2021年の)新入生公演の時、決起会の後に、そのまま高尾山登りに行って、そのまま次の日スタワで。行ったけど、最後の2時間くらいは寝てましたね笑。舞台監督の子に休んどいてって言われて。

滝澤さん:全く同じ。川上に帰れって言われたもん。

山浦:あるあるなんですね笑。

滝澤さん:いや、あるあるにしちゃいけない。悪い文化だと思うから。残さないで笑。

今年も新入生公演の時期に高尾山に登りに行ったんですが、次の日にスタワがなかったので事なきを得ました。でも、稽古はやっていました。来年はどうなるのでしょうか。

2019年度新入生公演の舞台


コギトでの思い出

山浦:その他、公演に限らず、コギトでの思い出を教えてください!

滝澤さん:2019年卒業公演の脚本がめっちゃ好きで。3回か4回見て。で、そのパロディ脚本を書いて、卒業パーティーで上演したんだよね。

コギトでは3月に4年生の先輩方を送る、卒業パーティーが開かれるのですが、そこでは、希望者が出し物をすることができます。

滝澤さん:自分の脚本が初めて上演されたのがそこで。

山浦:それは思い出深いですね!

滝澤さん:それで、自分で言うのもなんだけど、ドッカンドッカンウケて。めっちゃふざけまくったから、すごいウケて、それでいい気になっちゃって笑 あ、書けるんだと思って。書きたいなって思うようになったきっかけだったから印象深い。

山浦:さっき小説を書くのが趣味だっておしゃってましたけど、小説はその前から書いてたんですか?

滝澤さん:小説は小学生の頃から書いてたけど、実際に人を動かすってなると、違うから割と。でもあれが本当に楽しかった。人が笑ってくれるのって嬉しくない?

山浦:それはそうです!卒パでいろいろやってるんですね。

滝澤さん:うん、いろいろやった。

滝澤さんはエンターテイナーです。
今年の卒業パーティーでは何をやってくれるのでしょうか?

いろいろ


後輩に言い残したいこと

山浦:後輩に何か言い残したいことはありますか?

滝澤さん:、、幸せになってください、としか笑。

山浦:ありがとうございます!伝えておきます笑。

後輩の皆さん、幸せになりましょう!


今回の公演について

山浦:今回の公演について、楽しいことと大変なこととかありますか?

滝澤さん:脚本は終わったからとりあえず。舞美で大変なことは、なんだろうなぁ。まぁ仕事量がとにかく多いっていうのはあるし、作業内容が地味なので、そこを毎回楽しめるかっていう。単純に辛いから。それをどう楽しさに変えていけるのかなーっていうところが、ポイントですね。楽しいことは、やっぱりまぁ形になるのは本当に、いいよね。

山浦:脚本も、舞美も?

滝澤さん:脚本もそうだけど。脚本はやっぱり、お客さんの反応があって完成すると思うんだけど、舞美の方はもう、上演までに一回完成するから。だから、思ってた通りのものになったら、超嬉しいし。

山浦:今回作る舞台、めっちゃ楽しそうですもんね。

滝澤さん:そうだね、本物に近いものを作るので。

舞台美術のプロである滝澤さんが卒業公演で作る舞台、どんなものになるのか、皆さんも楽しみにしていてくださいね!


山浦:では最後に、意気込みをどうぞ!

滝澤さん:脚本に関しては、伏線回収頑張ったので見てくれると嬉しいです。舞美に関しては、実際灯台まで行って、しっかり取材したのでその成果を見てもらえればと思っております。

取材道中


諸行無常2


まとめ

以上、滝澤諒さんのインタビューでした。
舞台美術愛好家で、文章も書けて、エンターテイナーな滝澤さんがお届けできたでしょうか?
早速アトリエは普段の姿を失って、公演に向けてかっこよくなっていっています。滝澤さんがコギトで作る最後の舞台を、是非その目で見に来てくださいね。

次回更新は2/3(金)、末乃匠さん(明治薬科5年)が登場します。乞うご期待!

公演情報

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劇団コギト2022年度卒業公演
『アイ・シーユー』
脚本 滝澤諒  演出 くすのき
空から女の子が降ってきた。でも、落としてしまった。
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◆出演
岩田大熙  小畠佑介 川上頌太
川口芽萌子 田中莉子 谷口由佳
中蒼志郎  藤原朋香 古浜奨真 
◆日程
2/22(水) 13:00~ / 18:00~
2/23(木) 13:00~ / 18:00~
2/24(金) 13:00~ / 18:00~
◆料金
無料(カンパ制)
*本公演は無料ですが、ご予約も受け付けております。お席はご予約の方を優先いたします。
下記 サイトよりお手続きください。

◆会場
一橋大学⻄キャンパス学生会館 1F アトリエ
アクセス
 JR中央線 国立駅南口より 徒歩15分
 JR南武線 谷保駅北口より 徒歩25分
 *会場がわかりにくくなっておりますので、お時間に余裕を持ってお越しください。
◆スタッフ
舞台監督 金沢
舞台美術 高尾友季 滝澤諒  陽美雄月
制作   羽尻結衣 陽美雄月
照明   宇佐木 村田真衣
音響   久保聡琉 佐藤愛佳
衣装   星野和佳
小道具  横井亜美
宣伝美術 井上綾音 羅熙元
広報   末乃匠  山浦弥桜 渡邉栄璃
振付   山浦弥桜
映像   高尾友季
大道具  酒井拓海
◆お問い合わせ
一橋大学 劇団コギト
連絡先
 cogito.pr@gmail.com (制作 羽尻)
劇団 HP
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