原神日記(01日目~10日目)

あらすじ

 この動画を見て上田麗奈さんの可愛さを確かめていた折、友人から『甘雨(上田麗奈さんが演じるキャラ)手に入る機会来るよ』と言われたので、とりあえず始めてみた。遊んでみて思ったこと、考えたことを書いていく。

01日目

・ゲーム開始直後の会話がとても良かった。相棒的なキャラであるパイモンが、『つまり、お前たちは~』(子細は間違ってるかも)と語るところをプレイヤーは耳にする。あらかじめ何かの会話があり、更には何かの物語が既に終わっていて、その途中から始まるという構成。壮大なサーガは決まってこういう構成をしている。同じようなゲームでいえばFF14、映画でいえばロード・オブ・ザ・リングもだ。
・あれこれとパイモンといきさつを確認し、『生き別れてしまった双子が再会する』という到達点が示され、そのためには七つの神(七つの国?)に出会うという節目が分かり、そして今いる国で冒険が始まっていく。ある程度のところでプレイヤー側の操作が出来るようになり、そこまで待たされなかったので嬉しかった。ゲームを初めてから延々とムービーを見るのは苦手だ。
・とにかくパイモンがかわいい。
・キャラはリサお姉さんがな……拙者お姉さんに滅法弱くてな……電撃元素のエフェクトが好きなのだけれど、なんでもゲーム中ではめちゃくちゃ弱いらしい。
・Twitter上で原神を遊ぶフォロワーが何人か居て、時折見る投稿やスクショの意味合いが分からない時があったものの、今日時点である程度のことが分かった。聖遺物っていうものに対して一喜一憂するのは大変そうだ。

02日目

・想像よりも探索が楽しい。とにかく目に付いたものを追いかけていけば謎解きと戦闘が心地良く連続してくれる。
・敵を倒すことと宝箱を開けることを連動させたのが上手いと思う。前者で手に入るキャラレベル用の経験値が少なすぎて育成には役に立たないから、単体だと戦闘をする意義が減少してしまう。そこで宝箱を連動させることで、冒険者ランク用の経験値が確実に手に入るようになれば、プレイヤーは戦闘にも意義を見出せる。

この日時点のプロフィール。この後ベネットを引いたのでしばらくは6人で冒険。

・夜に友人とマルチプレイをした。出せるダメージの桁が二つ違い愕然とする。ゲーム中の仕様や、甘雨育成に必要なアイテムの採取ポイントを教えてもらう。『とにかく冒険者ランクを上げるのと、集められるアイテムは集めておいて損はない』とのこと。
・マルチプレイ中に開かない宝箱と出くわし、「PS4だとそういうこと時々あるらしいよ」と言われた。友人はPS5で遊んでいるという。早くPS5ほしいみきねぇ。

03日目

・序章クリア。物語としては、つまらなくはないがのめり込むほどではないという印象。短い目的、長い目的それぞれが示されて、その中で各キャラクターの魅力が随所に出てきつつ、陰謀に立ち向かっていく。序章だからか、奇を衒ったような展開は少なく、読みやすいと言えばその通りか。
・甘雨を引いて(出来れば同時ピックアップの珊瑚宮心美も引いて)、それで冒険をすることまでが今のモチベーションの一つなのだけれど、果たしてそれまでに石を集めて、どれだけの回数引けるのか。

04日目

・ディルックの旦那のクエストをクリア。このゲーム、こういう寄り道のクエストで読める会話、起こる展開がかなりしっかりしていると思う。『闇夜の英雄』というものの正体を曝くだけではなく、それによって得をする人損をする人がいて、対立の中でどう立ち回るのかが面白くなるよう描かれている。早くメインを薦めて甘雨ちゃんのクエスト遊べるようにならないかな~~~~あるのかどうかも知らんけど。
・魔神任務に進むための冒険者レベルが足りないので(ここまで専用用語が合っているか不明、今後もその兆候アリ)、ひたすら世界任務を請け負ったり雪山で死にそうな目に逢ったり、璃月を3時間ほど彷徨ったりした。友人たちと通話をしながらだらだらと遊ぶのがかなり楽しい。

05日目

・冒険者ランクが23になったのでいざ璃月。
・メインストーリーがかなり興味を惹く導入で素晴らしく良かった。
・もっと体力があれば「甘雨出るまで原神遊ぶのを止めねぇ!」と言えたのだけれど、現実問題目は疲れるのでとりあえず仙人に会う所までで一時休憩。その最中にこれを書いている。

・みんなもサイトロさんのために『清心』を集めよう!(『原神』にはアイテムを渡すシステムはありません。多分。)
・遊んでいる最中に見知らぬ人がこちらの世界に入ってこようとする。システム的に弾くことも出来ないらしく、良く言えば常に開かれていて少し面倒。良く言えてない。相手方もコミュニケーションが取れない上に、おそらくこちらの世界にあるアイテムを収集して帰るのだろうことを思うと、野良でのマルチプレイを歓迎する理由は少ない。相手が収集したアイテムのいくらかを貰えるのなら別なのだけれど。
・その意味でいくと、今の自分が他のフレンドとマルチプレイをする意味も薄くて、誘うのにややためらいがある。

06日目

・第一章第二幕をガンガン進める。鍾離先生がかなり面白いキャラクターで、好きになってしまう。それでいてゲーム的には相当に強い性能をしているらしい。こうしてゲームを進めていって、好きなキャラクターが増えるのはとてもいい傾向だと思う。

か、顔のいい女~~~~!!!!
か、顔の良くて声の大好きな女~~~~~~~~!!!!!!!!

・甘雨ちゃんが初めて出た時は驚きすぎて「やった~~~~!!!!」と声を上げました。小学生。
・第二幕はけっこう長かったが、終わってみればすぐに第三幕を読みたいと思わせてくれる内容ですこぶる嬉しかった。

07日目

・冒険者ランクが足りず泣く泣く世界任務をこなす。
・清心集めを少しやる。今50本くらい。多分全然足りてない。
・この日は他の日に比べるとプレイ時間が少なめなので書くことが少ない。
・確か昨日恒常10連回したが結果が貧相だったので回したのすら忘れてた。ううむ。
・ver3.1で実装される限定ガチャが甘雨ちゃんと珊瑚宮心美さんのダブルピックアップ(二人が一つのガチャから出てくる)と思っていたが、それぞれ違うということが分かる。両人とも欲しいので途方に暮れる。

08日目

・あと少し冒険者ランクが足りなかったので世界任務を色々こなす。その最中に偶然寄った小さな町で『頼れない孤木』という世界任務が始まる。炭鉱近くにあり、今はもう誰も住んでいない廃れた町に、幽霊の姿。主人公の語りには何も答えず、それでいて、宝のような何かを示唆する言葉だけを呟いている。

 頼れない孤木…
 茂った紅葉は風に吹かれなくても散っていく…
 紅葉は風に乗って散っていく…
 金も宝物も…冗談だ、全て冗談だよ…
 この町…離れた方がいい…

原神・世界任務『頼れない孤木』より

・一方、町の中には遺書があり、それもまた宝を示唆している。

「…頼れない孤木…硬い石に金あり、心を一つになればとれる……富貴を手に入れても、祖先の教訓を覚えるように…」

原神・世界任務『頼れない孤木』より

・この記録を基に幾つかの炭鉱を探してみると、そこにはまたも幽霊が。どうやら最初の幽霊は父親で、炭鉱に居るのはその息子たちらしい。彼らは父親の言葉を聞き、宝物を独占するために、協力することなく別々の炭鉱を捜索したようだった(そして、その炭鉱内で死んでいる、と思われる)。全ての炭鉱を調べ終わった後、父親の幽霊がヒントをくれ、それを基にほんとうの宝物がある場所へ。
・宝は炭鉱ではなく、村はずれにある『頼れない孤木』そのものにあった。父と息子たちは再会し、真相が語られる。そこにあったのは(ゲーム的には価値があるものが出てくるのだけれど)いくらかのお金だけで、それをいつかみんなで掘り起こして、思い出話をしたかった、というのが父の思いだった。ここまでが過去の話。
・これまでだけでも中々面白かったが、感動したのはこの先。幽霊たちと別れた後、旅の相棒であるパイモンがこんなことを言う。

  …これが、あのおじいさんが言っていたお宝?
 もし本当に長い時間を経て、一緒にここに埋められたお宝を掘り出して、過去の思い出話をしたら、きっとすごく楽しそうだよな。
 でも、今は…もう家族みんなで集まって、過去を懐かしむこともできないな…
 オイラたちは離れ離れにならない、そうだよな? まだまだ一緒にいて、長い長い道を一緒に歩いていく。
 そして、おまえの家族を見つけたら、今まで出会った友達と一緒に、おまえの話を家族に話すんだ。
 その日が、早く来るといいな…

原神・世界任務『頼れない孤木』より

・パイモンの言葉が染み入って、堪らなくなって声が出た。『原神』というゲームの物語は、旅である。離れ離れになった家族を探すための、途方もない旅。その始まりで偶然出会ったパイモンというキャラクターの正体は、実のところ何一つ分かっていない。それでも、恐らく大多数のユーザーがこのキャラクターの明るい声を、愉快な提案を、食いしん坊を奧備も隠さないところを、とても好いていると思う。そんなパイモンとの旅が続いていくこと、一緒にいようと言ってくれること、そして、家族との再会を願っていること。なんて良いキャラクター、良いやつなんだろうと思った。
・良いやつと一緒にゲームが楽しめる、物語を味わえるのは、とても幸せなことだ。
・第一章第三幕を始めることができて、こちらもかなり面白いのだけれど、『頼れない孤木』の衝撃が凄まじかったので、今日はここまで。

08日目・続(第一章のネタバレ含む)

・『今日はここまで。』と書いた後に第三幕、第四幕まで進めたら、上記の話に関連する展開があって愕然としてしまった。
・家族との再会はあり、しかし旅は終わらない。何らかの出来事が家族の間に断裂が起きている。主人公並びにプレイヤーはまだその全てを知らないでいる。
・それでも、『突破口が一つ増えた!』と言ってくれる仲間がそばにいる。パイモン………………………………ありがとう………………………………。
・どこかで家の話になった時にパイモンも一緒に住む前提だったので泣いてしまった。

これは日記とは関係無い甘雨ちゃんのキャプチャ
これは日記とは関係無い甘雨ちゃんのキャプチャ・その2

09日目

・璃月での世界任務をたくさんこなす。ここで人気者になると良いものがもらえるそうなのでがんばる。
・壺に入れるようになった。ハウジングってやつか。ここで清心を育てられるっぽいのでそれくらいはがんばろうかな。

これは壺の任務で出会ったマブい子のキャプチャ

・ver3.0が実装されたけど、そこまで至るにはまだまだ時間がかかりそう。
・冒険者ランクは上がっているのに、仲間たちのレベルがなかなか上がらない(上限解放用のアイテムがちょこちょこ足りない)ので、段々と戦闘が大変に。上限解放用のアイテムを持ってるボスが倒せないので、友だちに泣きつく予定。

10日目

・引き続き世界任務と壺。一応魔神任務は出来るようになってるけど、もう少し璃月を楽しみたい。あと清心を摘みたい。
・世界任務によっては終わらないとマルチプレイが出来なくなるという仕様を理解した。まぁ世界任務自体がそこまで長くないから大丈夫か。
・水と石のボスが倒せなくて、レベルの上限解放用のアイテムが手に入らないぜ!
・10日で石が7,500集まった。甘雨ちゃんのガチャが9月途中くらいから始まることを思うと、16,000=100回引くくらいは集まるのではないか。これで出なかったら……リアルマネーを投入や!

ここまでの感想

・想像以上にのめり込めている。アクションゲームとしても、一つの物語としても、もう少し続けられそうで一安心。
・パイモンのことすっごく好きになっちゃったな。
・毎日すべきこともある程度分かってきたけど、友人たち曰くまだまだ序盤も序盤らしい。稲妻、いつ始めるかなぁ。

・このPV見たら初期段階でストーリーの大きな縦軸がかなり作り込まれていることが分かり戦慄する。いちおう稲妻のとこだけ見なかった。でもプロローグにディルックの旦那が出ているのを見ると、あくまでも旅の順番くらいの意味合いしかないようにも思う。まぁそれが分かっているだけでもすごいが。
・これでいくとver3.0がちょうど折り返し、四つ目の国になるらしい。アップデートの重要性がいまいち分かっていなかったが大規模なものだったらしい。
・この日記が10日目以降続くかは不明。